熱田神宮では2か所で計3種類の超シンプルな御朱印を頂けます。名古屋の中心に位置していてアクセスの便に恵まれており、近隣で絶品のひつまぶしを食べることもできます。
御朱印は3種類で超シンプル
御朱印所
熱田神宮では本宮(上)と上知我麻神社(下)の2か所で計3種類の御朱印を頂けます。
受付時間 7:00~日没
初穂料
300円以上のお気持ち(本宮)
300円(上知我麻神社)
御朱印
本宮
まさにグレードの高い神社特有のシンプルな直書き御朱印です。
別宮八剣宮
上知我麻神社
過去に頂いた御朱印
平成29年6月8日付です。
平成29年8月24日付で、この時は見開きの形で頂きました。
アクセス
交通
名鉄神宮前駅徒歩約3分
JR熱田駅より徒歩約8分
地下鉄(名城線)伝馬町駅・神宮西駅より徒歩約7分
地図
近隣の寺社
パワースポットに満ちた境内
熱田神宮は三種の神器の一つである草薙剣を御神体とする神社です。
草薙剣はスサノオが八岐大蛇を退治した退治した際に大蛇の体内から見つかった神剣で、東方遠征に向かう日本武尊に託されます。しかし遠征帰路に滞在していた尾張で日本武尊は死んでしまい、妻の宮簀媛命が熱田に社地を定めて剣を奉斎鎮守したのが熱田神宮の始まりと言われています。
境内はうっそうとした森の中にあり、とても名古屋のど真ん中にあるとは思えない空間となっていました。
境内案内図
東門
名鉄神宮前駅、JR熱田駅を利用した場合は東門が最寄りとなります。
正門
境内の南側に位置しており、すぐ前にひつまぶしの名店として知られる「あつた蓬莱軒神宮店」があります。
南新宮社
唯一の朱塗りの社で素戔嗚尊をお祀りしています。
清幸門
「開かずの門」として知られており、かつては本宮の北門だったものを移設したものです。
668年に新羅の僧により神剣が持ち出されるという事件があり、その際にこの門を通って神剣が持ち出されました。剣はその後一時的に宮中で保管されたのちに686年に熱田神宮に戻りましたが、二度と持ち出されることがないよう開かずの門とされたといいます。
楠御前社
安産や縁結び、病気平癒の神様として「子安神」「お楠さま」と呼ばれています。
二十五丁橋
板石25枚でつくられている名古屋最古の石橋です。
佐久間灯籠
尾張城主の四男が海上で台風に遭った際に無事を祈願して難を逃れたお礼に寄進されました。高さ約8mで、南禅寺・上野東照宮とともに日本三大灯篭に数えられています。
大楠
樹齢千年以上で、弘法大師の手植えとされています。
東八百萬神社
熱田神宮より東の全ての神が祀られています。
西八百萬神社
熱田神宮より西の全ての神が祀られています。
信長塀
織田信長が桶狭間の戦いに際して戦勝を祈願し、お礼に奉納されたもので、土と石灰を油で練り固め、瓦を厚く積み重ねています。
本宮
1893年までは尾張造りという独特の建築様式でしたが、三種の神器奉斎の社であることから伊勢の神宮とほぼ同様の社殿配置・規模の神明造りに改造されました。
先の大戦における空襲で焼失しましたが、1953年の第59回式年遷宮の際の古用材を譲り受けて1955年に再建され、平成25年の創祀千九百年の慶節に間に合うよう葺替えや修繕が実施されました。
別宮・摂社
別宮とは本宮に次ぐ社格を備えた宮、摂社とは本殿の御祭神のお妃神・御子神あるいは地主神などを祀る宮です。
八剣宮(別宮)
708年に宝剣を新たに鋳造して創祀したものです。本宮と同じ御祭神を祀り本宮と同じ造りで、境内の他の宮とは全然格が違って見えました。
上地我麻神社(摂社)
「知恵の文殊様」と崇められ合格祈願に詣でる方が多い神社です。
絶対に見逃せない絶品の「ひつまぶし」
熱田神宮正門のすぐ前にはひつまぶしの名店として知られる「あつた蓬莱軒神宮店」があります。名古屋を代表する名物ですから熱田神宮のお参りの際に寄ってみることをお勧めしますが、その場合は驚くほどの行列を覚悟しなければなりません。
入り口に立っている白衣を着たスタッフが整理券を配っており、横に貼られた紙には「待ち時間 2時間」と書かれていました。
おひつの中身をしゃもじで四等分して茶碗に取り分け、一膳目はそのまま、二膳目は薬味を加えて、三膳目はわさびとだしを加えてお茶漬けにして食べます。最後の四膳目は好きな食べ方で締めましょう。
長時間並び、そして4600円払うだけの価値がある味だと思います。
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