ウエイトローズ8年は英国王室御用達の老舗スーパーマーケットが製造販売しているウィスキーで、日本ではイオン系列の店だけで販売されています。シンプルなデザインのボトルが印象的で以前から気になっており、今回初めて飲んでみました。重厚でスモーキーな味わいが印象的ないかにもスコッチらしいウィスキーでした。
英国王室御用達の老舗スーパーが製造販売するウィスキー
ウエイトローズは1904年に創業した英国王室御用達のスーパーマーケットです。高級感と品質に関してのお墨付きを受けていながらその一方で価格設定はわりと良心的というとても使い勝手のよいスーパーのようで、2013年度の英国におけるお客様満足度No1スーパーに認定されています。
ウエイトローズ8年はこの老舗スーパーが製造したウィスキーで、アイランド(アイランズモルトのことか?)とスペイサイドのウィスキーをブレンドして作られています。
その品質は高く評価されており、毎年英国で開催される酒類の品質を競う競技会であるインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)において、2014年に金賞を受賞しています。
イオングループが独占して輸入販売している酒なので日本ではイオン系列の店舗でしか取り扱っていません。8年の他に3年があり値段も手ごろでしたが、3年物のウィスキーを買う勇気はありませんでした。
個性的なウイスキー
ストレート
色が濃く爽やかな香りです。飲んでみると濃厚で分厚い味わいで、どっしりとした口当たりがありました。いかにもスコッチウィスキーらしい強めのスモーキーさが印象的です。
ロック
氷を入れることにより香りがより華やかに花開いたようです。より滑らかで柔らかな味わいとなることで甘さを感じることができるようになりました。
水割り
次いで水で割ります。合わせる水はヴォルヴィックです。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない)
水を加えることにより一層柔らかで飲みやすくなりましたが、力強さはしっかりと残っています。甘さとスモーキーさは逆に増したようです。
ハーフロック(1対1で氷を入れる)
一気に柔らかな味わいとなり、スモーキーさはほんのりとしか感じられなくなりました。
ハイボール
ハーフロックでは消えてしまったスモーキーさがなぜかハイボールで復活しました。甘み・酸味に加えてほろ苦さも感じます。
ちなみにジンジャーエールで割ってみることを勧める旨の記述がラベルにありました。
スコッチウィスキーらしい重厚でスモーキーな味わいだった
いかにもスコッチウィスキーらしい重厚でスモーキーな味わいが印象的でした。税抜きで1800円程度であったので堂々たる「安ウィスキー」になりますが、これまで飲んできた中でもかなり上位に来る味ではないかと思います。
今後もっと飲んでみたいと思わせるものがありましたが、販売している店が限られるため車で遠方までいかなければならないことが唯一のネックです。
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