日本寺では堂々とした書体の直書き御朱印を頂けます。石材の産地として知られた鋸山の南斜面を境内としており、岩を削って彫り出した大仏や百尺観音の迫力、東京湾を一望する眺望等、境内は見どころに満ちていました。※2020年2月9日作成。2025年2月24日改定。
- 御朱印は直書き
- 我が国の国名を寺号とする寺院
- 日本寺へのアクセス
- 日本寺の境内
- 表参道エリアの見どころ
- 中腹エリアの見どころ
- 大仏広場の見どころ
- 羅漢エリアの見どころ
- 山頂エリアの見どころ
- このブログのイチオシ記事
是非こちらもご覧ください
御朱印は直書き
御朱印所

日本寺の御朱印は大仏広場の授与所で頂けます。こちらでは「大悲圓通閣」と記された直書き御朱印を頂けます。
受付時間 9:00~16:00
志納金 500円
御朱印

歴史ある寺院にふさわしい堂々とした書体の御朱印です。
過去に頂いた御朱印

2020年(令和2年)2月2日付です。
我が国の国名を寺号とする寺院
日本寺は千葉県を代表する観光地である鋸山の南斜面を境内とする曹洞宗の寺院で、我が国の国名を寺号とする歴史の深い寺院です。
東大寺の造立で名高い行基により「日本国の平和と繁栄を祈る寺」として725年に開かれたとされており、その際に聖武天皇より「日本寺」と書かれた勅額が下賜されました。最盛期には七堂十二院百坊を有する規模を誇り、良弁、空海、慈覚といった名僧が滞在したという記録が残されています。
その後に日本寺は一旦は荒廃しますが、源頼朝が鎌倉幕府を開くとすぐに復興に力を尽くし、鎌倉後期から南北朝時代にかけての動乱期が終わると今度は足利尊氏の支援を受けました。また江戸時代後期の1779年から1798年にかけて石工・大野甚五郎英令と門弟27人が1553体の石仏を刻んで境内に安置し、これらは千五百羅漢像として現在まで残されています。
明治になると神仏分離令に基づく廃仏毀釈の影響を受け、また昭和14年には火災によりお堂や国宝級の寺宝をことごとく焼失してしまいました。現在では登山者の失火とされていますが、実際は寺で開催された宿泊研修に参加した者のたばこの不始末が真相のようです。
日本寺へのアクセス
日本寺へのアクセスとしては金谷から鋸山ロープウェイを利用する方法と、JR内房線の保田駅から表参道を進む方法があります。
東京湾フェリー

久里浜からフェリーに乗るのが金谷までの最も一般的なルートではないかと思います。

久里浜から金谷まで約40分の快適なクルージングが楽しめます。

少しだけですが、海の上から富士山が見えました。


金谷からは鋸山ロープウェイで一気に山頂まで上がることができます。
特急「新宿さざなみ1号」

JR内房線では土・日・祝限定で特急「新宿さざなみ」が1日1往復だけ運行しており、浜金谷と保田の両方に停車するので日本寺をお参りする際に便利です。

保田駅のホーム上からは鋸山の全景を望むことができます。稜線上に小さく見える白い点がロープウェイの山上駅で、最終的にはここまで登らなければなりません。

日本寺までは内房線の線路沿いの道を浜金谷駅方向へ進みます。

道案内がしっかりとしているので迷うことはないと思います。
地図
周辺で頂ける御朱印(記事は下に続きます)
日本寺の境内

鋸山の山頂から山麓にかけての広大な南斜面が日本寺の境内となっています。

2019年9月に千葉を襲った台風15号の被害は甚大で、2020年2月にお参りした際は赤線を引いた部分が通行止めとなっていましたが、全て復旧していました。
表参道エリアの見どころ
無字門

何も書かれていませんが、こちらからが境内のようです。
弘法井

弘法大師が金剛錫で突き刺したら水が湧き出たという伝説の井戸で、今でも水をたたえています。
仁王門

元禄時代に建てられたという仁王門は今回訪れてみると建替えられていました。


阿と吽の金剛力士像は中尊寺や浅草寺の開山として知られる慈覚大師作として伝えられています。
心字池

「心」をかたどった形であることから名付けられました。![]()
中腹エリアの見どころ
頼朝蘇鉄

石橋山の戦いで大敗した源頼朝は房総半島に逃れて再起を図り、必勝祈願で日本寺をお参りしています。その際に頼朝自ら手植えした蘇鉄だとされています。
薬師本堂

1939年の大火によって焼失し、2007年に再建されました。本尊の薬師瑠璃光如来像が祀られています。
大国堂

1939年の大火によって焼失し、2005年に再建されました。弘法大師作と言われる大黒天が祀られています。
大仏広場の見どころ
大仏

1783年に大野甚五郎英令が27人の門徒と3年かけて彫り上げたものですが、自然の風雪による崩壊で荒廃してしまいました。1965年に復元に着手し、1969年に元の姿を取り戻しました。

高さが31.05mで13.35mの鎌倉大仏、18.18mの奈良の大仏と比べてもはるかに巨大で、柔和な表情と相まって印象深いものがありました。(単純な高さ日本一は120mの牛久大仏)
お願い地蔵尊

様々な願いがかなえられると尊崇を集めており、小さなお地蔵様が無数に奉納されていました。
羅漢エリアの見どころ
日本寺の境内に点在する窟には多くの石像群が安置されており、全て合計すると1553体になるといいます。そのためこれらは千五百羅漢と呼ばれており、1780年に大野甚五郎英令と27人の弟子により21年をかけて彫られました。











一つとして同じ顔がなく見応えがあります。
山頂エリアの見どころ
山頂展望台

地獄のような階段を上りきるといきなり空が開け、山頂の展望台が登場します。

こちらからはまさに東京湾を一望する眺望を楽しむことができます。




※富津岬に関してはコチラ
〖遠征民必見〗乃木坂46ファン必見!東京周辺の聖地巡礼スポット紹介 - 「我が道」を究めたい!

※東京湾観音に関してはコチラ
〖御朱印〗東京湾観音は心霊スポットでも飛び降りの名所でもない - 全国の御朱印を制覇したい!!
地獄のぞき

こちらは鋸山で最も有名なスポットではないでしょうか。

私は別に高所恐怖症というわけではありませんが、ここまでくると股間が縮こまるような感覚がありました。

真下を見下ろすとこんな感じです。
百尺観音
1960年から6年の歳月をかけて石切場跡に彫られたもので、航海、航空、陸上交通の安全を守る本尊として崇められています。

タリバンに破壊されてしまったバーミヤン大仏を思わせるものがあり、この巨大な彫刻がいきなり目の前に出現すると迫力に圧倒されるものがありました。大仏よりも印象深かったように思います。
このブログのイチオシ記事
「評価に値する」と思われたらワンクリックお願いします。読者登録とブックマークを頂けるともっと嬉しいです。