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〖四国霊場の御朱印〗美しい書体の長尾寺の直書き御朱印

四国八十八か所霊場第87番札所の長尾寺では美しい書体の直書き御朱印を頂けます。弘法大師と静御前ゆかりの寺院で、四国霊場のフィナーレになります。

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長尾寺の美しい書体の直書き御朱印

御朱印所

長尾寺の納経所

長尾寺の御朱印は山門から見て左手奥にある納経所で頂けます。

ドライヤー

四国八十八か所霊場のほとんどの御朱印所にはドライヤーが置かれています。

志納金 300円

※四国八十八箇所霊場の納経料は2024年4月1日より500円に値上げされました。

御朱印

長尾寺の直書き御朱印

大変に美しい書体の直書き御朱印を頂きました。

弘法大師ゆかりの寺院

長尾寺の歴史は738年から始まります。この地を訪れた行基が霊感を得て、道端の柳の木聖観世音菩薩像を刻んで本尊とし、小 堂を建立して安置したのが始まりとされています。

後に弘法大師が唐にわたる前にこちらの本尊に祈願し、護摩修法を行って人々に護摩符を授けました。さらに825年に唐から帰国すると再度この地を訪れ、伽藍を整備しました。

その後、度重なる兵火により伽藍は失われますが、17世紀初頭に生駒氏により再興されました。

静御前の母が讃岐国出身であり、そのため源義経と分かれた静御前が長尾寺に滞在して得度したという伝説も残されています。

四国八十八か所霊場のフィナーレ

長尾寺は四国八十八か所霊場の第87番札所です。徳島県鳴門市にある1番札所「霊山寺」から始まった札所巡りは高知・愛媛を終えて最後の香川県に入り、長尾寺のお参りを終えると残すは88番の大窪寺を残すのみということになります。

87番札所から88番札所までは車で約40分の山道が続き、お遍路さんとっては最後の試練ということになります。結願を前にして力尽きてしまい、道中で行き倒れになってしまう人もかつては多かったといいます。

アクセス

交通

ことでん長尾線長尾駅下車徒歩約3分

地図

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静御前も滞在した境内

長尾寺の境内

山門

長尾寺の山門

1670年建立とされており、門の中に釣り鐘が下がっています。

高さ約4mのわらじ

門の左右には高さ約4mのわらじがかけられています。

本堂

長尾寺の本堂

仁王門をくぐると正面にあり、本尊の聖観世音菩薩像が安置されています。

斜め前から見た本堂

毎年1月7日の「大会陽」では正面上部の千鳥口から2000個の餅が投下されます。

大師堂

大師堂

大正時代に再建されたものです。

護摩堂

護摩堂

高松藩主松平頼常が寄進したものです。

薬師堂

薬師堂

東門

東門

栗林公園の正門として18世紀中ごろに建てられたもので、1913年に払い下げを受けました。もともとは長尾寺の正門だったといいます。

静御前剃髪塚

静御前剃髪塚

奈良・吉野の山中で源義経と別れた静御前は母の故郷である讃岐に戻り、長尾寺にたどり着きます。そこで得度した際に落とした髪が収められているとされています。

〇楠

保存木の楠

樹高 19 m・胸高幹周 5.45 m・枝張り 25×22.1 mあり、香川県の保存木に指定されています。

ひと際目立つ楠

広々とした境内でもひと際目立つ存在です。

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