古峯神社は天狗を描いた見開き御朱印で有名でその数何と全27種類あります。「レアなものは2年待ち」とまで言われる待ち時間は果たしてどれくらいでしょうか?
古峯神社の御朱印で知っておくべきこと
御朱印所
御朱印は拝殿内で受け付けています。
社殿向かって右側の入り口から中に入り、左に進んでください。
一番奥の突き当りに御朱印所があります。
古峯神社は見開きで描いた天狗の御朱印が有名で、デザインは何と全27種類もあります。(番号は30までありますが、4と9と13が欠番となっているので全体としては27種類。)
受付時間 9:00~15:00
初穂料
御朱印のみ 500円
絵入り 800円
書置き 500円
実際の待ち時間
27種類の御朱印はそれぞれ書き手が違うため、どの御朱印を頂けるのかは当日の書き手の出社状況次第ということになっています。神社側にお任せの場合の待ち時間は30~50分くらいです。
レアなものは3ヶ月待ちだの2年待ちだのと言われていますが定かではありません。
御朱印を指定するのは無理そう
御朱印所ではまず初めてのお参りかどうか聞かれ、「〇回目」と言うと持参した御朱印帳に古峯神社の御朱印が別に書かれていないか確認されます。(恐らく同じタイプがだぶらない様にしているのだと思う。)そして「どのタイプかはお任せいただけますね?」と聞かれます。にこやかな表情ながらそこには有無を言わせぬ圧力のようなものがあり、結局「〇番か〇番がいい」とは言えませんでした。古峯神社で欲しい御朱印を指定するのはどうやら難しそうです。
※神社の公式HPでは「絵柄指定をされる場合、おまかせの方を優先しますので、待ち時間を長くいただく場合がございます。」と記されています。
これまで頂いた4種類の御朱印
12番
今回は12番の御朱印でした。
25番
令和3年4月2日です。
2番
令和2年11月8日付です。
20番
平成29年4月25日付です。
日本最大級の一の鳥居をくぐるアクセス
古峯神社は奥日光のとんでもない山奥にあるというイメージを持っている方も多いのではないかと思いますが、公共交通機関のみ利用した場合でも意外と簡単に行けます。途中で「日本最大級」の一の鳥居をくぐります。
交通
東武線新鹿沼駅より古峯神社行きバス約50分
新鹿沼駅を出るとすぐ目の前にバス停があります。
古峯神社行は7番です。本数が少ないので事前にダイヤを調べておきましょう。
※定期バスの詳細はコチラ
https://www.city.kanuma.tochigi.jp/manage/contents/upload/641d03e2b86a7.pdf
古峯神社一の鳥居
神社まで約6㎞の場所に「古峯神社一の鳥居」が突如出現します。高さ24.622m、笠木の長さが34.24m、柱間が20mという日本で9番目の大きさの鳥居で、現在のものは1974年(昭和49年)に完成しました。
バスの中からも見ることができます。大きなカーブを曲がるといきなり出現するので、一番前に座ってしっかりと前を見ていましょう。
大鳥居が見どころの神社
地図
古峯神社の境内
古峯神社は1340年前に都から日本武尊の神霊をこの地に招いてお祀りしたことが起源とされています。日本武尊の使者とされているのが天狗で、崇敬者に災難が起こった際に直ちに飛翔してこれを取り除いてくれると信仰されており、神社内は各種の天狗で満ち満ちています。
二の鳥居
三の鳥居
古峯神社の社殿までは多くの鳥居がありますが、この三の鳥居だけ木製です。
鳥居の先にある大芦川を渡ると空気が全く変わり、いよいよ神域に入ったという気分になります。
四の鳥居と社号標
神社の正式名称は「古峯神社(ふるみねじんじゃ)」ですが、地元の方や崇敬者からは「こみねさん」「こぶがはらさま」などと呼ばれているそうです。
五の鳥居・六の鳥居
拝殿
茅葺屋根の堂々たる造りです。
こんなところに天狗がいたことに四回目で初めて気が付きました。
御朱印ばかりが注目されがちな古峯神社ですが、拝殿の彫刻にもっと注目が集まってもよいと思います。
拝殿内部は広々としており、大勢の方が神前で祈祷を受けることができるようになっています。
欅材に一刀彫で造られた江戸時代のものとされる天狗のお面が展示されていました。
栃木県を代表する紅葉の名所
境内に隣接して日本屈指の廻遊式日本庭園であり、栃木県を代表する紅葉の名所である古峯園(こほうえん)があります。この日はちょうど紅葉が見ごろとなっていました。
自然の地形を巧みに活かして約30000坪の敷地内に四季折々に咲き乱れる花や周囲の山々とも調和した大変美しい風景を作り出しています。
池や滝に加えて茶室や茶屋なども配し、私個人としては香川の栗林公園に匹敵するような日本庭園なのではないかと思っています。
春の梅から始まって桜・つつじ・あじさいと続き、最後は紅葉に雪景色と一年を通じて楽しむことができる庭園となっています。
園内の茶屋で味わえるけんちんうどんは神社のお休み所の料理というレベルを超えていました。
また茶室の峯松庵では地元の和菓子と抹茶を楽しむこともできます。
古峯園の奥には平成25年度伊勢神宮式年遷宮の際に譲り受けた用材を使用した摂社が建てられており、周囲の山々の神々を祀っています。
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