今回は讃岐うどん ななつやをご紹介します。街道沿いにはっきりと目立つ看板を出しており、恐らく最近になってオープンした店ではないかと思います。ふんわりとしていてそれでいでしっかりとしたコシのある、私にとって理想的なうどんでした。
よく冷えたぶっかけうどんが食べたかった
ななつやは小田急江ノ島線に並行して大和と江の島を結ぶ国道467号線沿いに位置しています。町田の自宅から湘南エリアに出るときは必ず通る道ですが、過去に通った時は気付かなかったので最近できた店ではないかと思います。
家系のラーメン屋がこれでもかと並んでいる道にうどん屋があるとやはり目立ちます。暑い日が続いていてよく冷えたぶっかけうどんが食べたくてしょうがなかったこともあり、迷わず入ることにします。
こじんまりとした家庭的雰囲気の店だった
ななつやは比較的こじんまりとした家庭的雰囲気の店で、中央のカウンター席を囲むようにテーブル席が並んでいます。ちょうどお昼時ということもあり、作業服を着たいかにも外回りの途中といった雰囲気の人々が次々と入ってきます。高座渋谷と長後のほぼ中間という立地であるので車でなければ厳しそうです。
麺の量がメニューに書かれており、並盛で300g、中盛で400g+80円、大盛で500g+160円となっています。当然のことながらぶっかけうどんしか頭にありませんでしたが、メニューをよく見ると「とり天おろしぶっかけ」というのもあるようで、こちらの中盛を頼むことにします。
とにかくまじめな店だった
麺、出汁、玉子、米の全てにおいてこだわりぬいている店のようです。
香川ではうどんの原料の粉としては、県内産の小麦である「さぬきの夢2000」を使用したものが最上とされていますが、大半の店が実はオーストラリア産の小麦を使用していたことが発覚して大問題となったことがあります。(しかし騒いだのはマスコミだけで、「どこの小麦を使おうが美味ければいいんだ」と県民はほとんど問題にしなかったといいます)
香川県内の製粉工場から直送される粉を使用して毎日製麺しているということで、本場のうどん屋よりもまじめな店かもしれません。
世界一を目指す「一果相伝」マスクメロン。甘くても美味しさの余韻が残り、形はあるのに噛めば柔らかく「ジューシー」食感。まさに「美味しさの結晶」
理想的なとり天ぶっかけうどんだった
うどん400gというのがどれほどの分量なのか今一つイメージできていなかったのですが、当初予想していたほどではありません。(ラーメン400gなら相当な量になる)
うどんは柔らかでありながらしっかりとしたモチモチ感を残しており、口の中の粘膜にまとわりついてきて何とも言えない快感があります。ふんわりとしていながらしっかりとしたコシもあり、のど越しも楽しむことができました。うどんに関しては歯をほとんど使わなかったと思います。
ジューシーなとり天が4本のせられており、衣がだし汁を吸ってうどんといい感じで一体化しています。
とり天ぶっかけうどんというと丸亀製麺が毎年季節メニューで登場させる「タル鶏天ぶっかけ」が知られていますが、鶏天がゴツすぎてうどんと完全に別物となっており、鶏天をいくつか食べないとうどんにたどりつかないというのが不満でした。
ななつやのとり天ぶっかけは全てにおいてバランスがとれており、理想的な味だったと思います。
讃岐うどん ななつや
営業時間:11:30~14:30
18:00~21:00
定休日:月曜日
世界一を目指す「一果相伝」マスクメロン。甘くても美味しさの余韻が残り、形はあるのに噛めば柔らかく「ジューシー」食感。まさに「美味しさの結晶」
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◆ぶっかけうどんが印象的だった店
◆讃岐うどんと関西うどんを融合させたような店