酒とうどんと御朱印の日々

過去にお参りした寺社を再度訪れるとまた新たな発見があって新鮮な気持ちになれます。

〖評価〗ホワイトホース12年は味と香りが洗練されていた

ホワイトホース12年はしっかりとした香りに加えてきめの細かな味わいがありました。日本市場専用に開発されたプレミアム品だけあり、ファインオールドよりも味と香りがはるかに洗練されていました。

日本市場向けに開発されたプレミアム品

ホワイトホースはエジンバラに実在した1742年創業の“ホワイトホース・セラー"という有名な旅籠が名前の由来となっています。この旅籠は当時スコットランドの首都であったエジンバラとイギリスの首都ロンドンを結ぶ乗合馬車の終着点でもあり、この乗合馬車の乗客に提供された酒が「ホワイトホース」だったといいます。

ホワイトホース12年の写真。2022年1月14日撮影

ホワイトホース12年は日本市場用に開発されたプレミアム品で、キリンのホームページを見るとホワイトホース・ファインオールドは「原産地:日本(スコットランド産ウィスキーを輸入して日本で製造)」、ホワイトホース12年は「原産地:スコットランド」と書かれています。

グラスにこだわるとウィスキーはもっと楽しくなる

ウィスキーの馥郁とした香りと色合いを楽しむには、クリスタルのグラスが最適です。

英国人が考える「日本人向け」

「日本で製造」というファインドールドは日本で一体どこまでやっているのでしょう。ブレンドか、貯蔵か、あるいは単に瓶詰だけなのかそれは分かりませんが、いずれにせよ商品になるまでに日本人の手が加わっているのは間違いないでしょう。

それに対しホワイトホース12年は日本市場専用の商品がスコットランドで完成品となっているのです。つまりスコットランド人が考える日本人に合ったウィスキーというものがここに表現されていると言っていいでしょう。本場スコットランドと比べると約700年近く遅れてスタートしたジャパニーズウィスキーですが、現在では国際的コンクールでも最高の評価を受けるまでになりました。
そのような状況下で本場スコットランド人が「日本市場専用」というスコッチウィスキーをどのように仕上げたのか非常に興味があります。

グラスにこだわるとウィスキーを考えて飲むようになる

感性を呼び起こし、満たしてくれるウィスキー。その時間をお気に入りのグラスと共に過ごしてみては如何でしょう。

ストレート

ホワイトホース12年のストレート。2022年1月14日撮影

柔らかく滑らかな口当たりです。しっとりとした甘さがあり、高級感がプンプンしていました。

ロック

ホワイトホース12年のロック。2022年1月14日撮影

氷を入れることにより甘さがすっきりとした、キレの良いものとなりました。

愛用のグラスがあるとウィスキーはもっと楽しくなる

それぞれの飲み方に応じた最適なグラスをご用意しています。詳しくはコチラ

水割り

次いで水で割ります。

ホワイトホース12年と箱根の森の天然水。2022年1月14日撮影

合わせる水は箱根の森の天然水です。

トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)

ホワイトホース12年のトワイスアップ。2022年1月14日撮影

しっかりとした香りがあります。柔らかくてフワフワしており、滑らかさの極みといった味わいでした。

ハーフロック(1対1で氷を入れる)

ホワイトホース12年のハーフロック。2022年1月14日撮影

異様なまでにすっきりとしており、これぞまさに日本の水割りといった味わいでした。

ハイボール

上戸彩さんのCMで有名なソーダストリームを使用してつくった私好みの炭酸水を使用します。

ホワイトホース12年のハイボール。2022年1月14日撮影

甘み・酸味・苦味といった各要素のバランスが取れており、ハイボールとしてのベストな味わいであったのではないかと思います。

ソーダストリームに関し詳しくはコチラから

〖必見〗「ソーダストリーム」で完全に自分好みの炭酸水をつくってみた - 酒とうどんと御朱印の日々

香りと味わいが洗練されていた

ホワイトホース・ファインオールドは飲みなれるまではクセの強さを感じますが、こちらでは特にそのようなものはなく洗練されたバランスの取れた味わいでした。
ホワイトホース12年は当ブログで頻繁にご紹介しているウィスキーより1ランク高く一本2,000円を少し超えますが、価格相応の味ではないかと思います。

グラスにこだわるとウィスキーはもっと美味しくなる

★未成年の飲酒は法令で禁じられています。飲過ぎには十分に注意しましょう

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◆ホワイトホースのベーシックブランドであるファインオールドの記事

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◆バランタインの上級品であるバランタイン12年の記事

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◆かつて吉田茂が愛飲したシーバースリーガルの記事

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◆デュワーズ12年の記事

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