御朱印とうどんを極めたい!!

思うところがあってブログタイトルをリニューアルしました。今後とも一層の御贔屓をお願い申し上げます。

〖評価〗ディンプル12年を5通りの飲み方で試してみた

ディンプル12年を5通りの飲み方で試してみました。「特級酒」という表現がピッタリする外観と味わいでありながら、コストパフォーマンスに優れたウィスキーでした。

「特級酒」という表現がピッタリな外観

ディンプルが誕生したのは1890年で、最も古い醸造家として知られるジョン・ヘイグにより発売された歴史ある商品です。イギリスで酒税法が改正されて異なる蒸留所の原酒を混ぜることが可能となった1860年からはまさまだ30年しか経過しておらず、ディンプルはまさにブレンデッドウィスキーの草分け的存在です。

ディンプル12年のボトル

何やらクリスマスツリーにぶら下がっている飾り付けのような外観となっており、大人がクリスマスプレゼントとして選んでも決しておかしくはないと思います。

ディンプル12年のボトルと箱

豪華そうに見える箱の影響もあってとんでもない高級酒のようで、酒税法の改正によりとうの昔に廃止された呼び方ではありますが、「特級酒」という表現がぴったりします。しかし実際は1本2000円台半ばの比較的手ごろな価格帯のウィスキーです。

ディンプルとは「くぼみ」のこと

商品名のディンプルは「くぼみ」を意味しています。

ディンプル12年のボトルのくぼみ

ディンプルキーが表面にギザギザではなく深さや大きさの異なるくぼみをつけてあるのと同様に、ウィスキーのディンプルはボトルの3面に楕円形のくぼみをつけており、その独特の形状は世界中のウイスキーファンから愛され続けてきました。(もっとも、手の指が短い私にとってこの形状は「持ちにくい」以外の何物でもなかった。)

またボトル全体を包むように金色のワイヤーが巻き付けられているのもディンプルだけの特徴です。ディンプルを船に積み込んで輸出する際に海が荒れてもコルク栓が外れて飛び出してしまわないように巻かれたのが始まりで、その機能がもはや不要となった現在でもディンプルの象徴として巻かれ続けています。

「ディンプル12年」が発売開始となったのは1981年で、12年以上熟成スコッチの分野では現在世界第4位の販売量となっており、世界20ヶ国で愛飲されています。

5通りの飲み方で試してみた

ストレート

ディンプル12年のストレート

サントリーのオールドに似ていると思いましたいかにもウィスキーというような力強い味わいで、それでいてまろやかさも兼ね備えています。喉が焼けるというようなことは全くなく、口の中で味わいが膨らみます。

ロック

ディンプル12年のロック

氷を入れることにより口当たりがより滑らかになったようです。その分だけ味もわかりやすくなり、全体としてルーティーな甘さを感じられるようになりました。

水割り

次いで水で割ります。

ディンプル12年と「のるるんWater」

合わせる水は東急電鉄の公式グッズで、山梨県甲州市で採水された天然水である「のるるんWater」です。

トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)

ディンプル12年のトワイスアップ

水で割ることによりふんわりとした口当たりになりました。フルーティーな甘さもその分だけ柔らかくなったように思います。

ハーフロック(1対1で氷を入れた水割り)

ディンプル12年のハーフロック

スッキリとした味わいになりました。それによりフルーティーさも変化し、どちらかというと砂糖の甘さに近くなったようです。

ハイボール

某元グルメタレントのCMで有名なソーダストリームを使用してつくった私好みの炭酸水を使用します。

ディンプル12年のハイボール

酸味と甘みのバランスがとれており、素晴らしい味わいだと思います。

コスパに優れた手を出しやすい「特級酒」だった

ディンプル12年は「特級酒」という表現がピッタリする外観と味わいですが、価格面では比較的手ごろでコストパフォーマンスに優れたウィスキーでした。5通りの飲み方を試してみて、ハイボールが最も良かったのではないかと思います。

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