今回は新橋の烏森神社の節分限定御朱印と開運招福鈴祓いをご紹介します。限定御朱印で有名な烏森神社の節分恒例のイベントで、毎年多くの参拝者で賑わいます。
烏森神社の節分祭
2月3日は節分で、全国で様々なイベントが行われていますが、烏森神社の場合2月1日~3日の期間アマノウズメノミコトによる招福鈴祓いと特別御朱印の授与が行われています。
天照大神が天岩戸に隠れて世界が真っ暗になった時岩戸の前で踊ったとされるのがアマノウズメノミコトで芸能の女神とされ、烏森神社の御祭神にもなっています。
烏森神社はカラフルな御朱印が頂けることで有名ですが、節分、ひな祭り、例大祭といったタイミングでの限定御朱印は頂くまでに数時間待ちという状態にまでなり、民放のニュースでも取り上げられるまでになっています。そのため最近では限定御朱印については書置きのものを配布ということに変更されたようです。
今回の招福鈴祓いも現地窓口での事前予約制(電話予約不可)となっています。
節分限定御朱印
「節分奉拝」の印と鈴の金印を押した鈴祓いの御朱印を頂きました。
招福鈴祓いを受けてみた
節分の3日は大行列ができていたようですが、1日は落ち着いた雰囲気でした。
受付で予約券を提出すると番号札が渡されます。限定御朱印を希望するときはこのとき申し出て釣りのいらないよう500円を払います。
普段は入れない拝殿内に入り、順番が来るまで椅子に座って待ちます。
アマノウズメノミコト役の女性神職2名が番号順にお祓いを進めていきます。順番が来ると神前の椅子に座ります。神官が授与品を神前に供え、こちらを振り返って祓詞と唱えながら円を描くように鈴を鳴らしていきます。その間こちらは頭を下げているのですが、頭の周囲を鈴の音がぐるりとまわっていくのは不思議な感覚でした。お祓いが済めば神前で二礼二拍手一礼です。そして授与品を頂いて終了です。
終了後は参道脇で清めの神露(御神酒を入れた生姜湯)をいただけます。
生姜には昔から災厄を祓う力があると言われ、神前にお供えし御神酒を加えることにより体が温まるようになっています。
鈴の高い音は清めの音
今回神職が鈴を鳴らしてお祓いをしていましたが、鈴の高い音色というのは清めの音とされているのだそうです。神社にお参りする際には二礼二拍手の前に鈴を鳴らしますが、神主がお祓いをするのと同様に鈴を鳴らしてお参りの前に身を清めるという意味なのです。
招福鈴祓いの授与品
1,000円と2,000円の2種類あるうちの1,000円の授与品です。福豆はウィスキーによく合いました。初穂料を2,000円にするとこれに加えて恵方護符というものを頂けるそうです。
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