御朱印とうどんを極めたい!!

乃木坂46のライブ映像を見ながらウイスキーを飲む時間が至福です。

〖2021年〗乃木坂46の東京ドームライブはほぼ満席状態でワクワク感に満ちていた

11月20日に東京ドームで開催された乃木坂46のライブのチケットが当たったので参加してきました。当日のドーム周辺にあふれていた人々の間にはワクワク感が満ちており、3席につき2人の観客が配置されていた場内はほぼ満席状態でした。

ツアーFINALの会場が今年は東京ドーム

2012年にデビューした乃木坂46はその翌年から全国主要都市を巡る「真夏の全国ツアー」を開催しています。昨年はコロナ禍で中止となっていたため今回は2年ぶりのツアーということになり、大阪(7月14・15日)宮城(7月17・18日)愛知(8月14・15日)福岡(8月21・22日)東京(11月20・21日)の5か所で全10公演実施され、幸い東京公演初日のチケットが当たったので参加してきました。(東京は本来9月8・9日でしたが、緊急事態宣言により延期された)

東京公演の会場といえば神宮球場を使用するのが通常ですが、東京オリンピックの影響もあったようで今年は4年ぶりに東京ドームで開催されます。新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言は10月1日にすべて解除となったものの、大規模イベント参加人数の上限はチケット発売時にはまだ残っており、そのため収容人員5万人といわれる東京ドームにどのくらい客を入れるのか注目されていました。

最近やたらにチケットが当たる

東京ドームライブのチケット

乃木坂46のライブチケットを入手するためには抽選というハードルを越えなければならず、私自身についていえば昨年12月の武道館アンダーライブ以降、松村沙友里卒コン、立川アンダーライブと連続でチケットが当たっています。

どうしても行きたくて必殺の気合で応募したキャパ2500人の立川アンダーライブが当選したことで私としては十分に満足しており、今回は比較的緩い気持ちでの応募でした。それでも当選したのですから私のくじ運は相当なものがあったのでしょう。

ちなみに12月14・15の両日に横浜アリーナで開催される生田絵梨花卒コンの先行販売は外れてしまったため、連続当選は4でストップしました。 

新内まで卒業発表した

今回の東京ドーム公演は2日目が高山一実の卒業セレモニーとなっています。

昨年11月の白石麻衣卒コン以来続いているメンバーの卒業ラッシュは一向に止む気配がありません。10月のアンダーライブの直前に発表された生田絵梨花の卒業に続き、今回のライブの直前には新内眞衣の卒業が発表されています。

生田の卒業は以前から噂されてきたためにそれほど驚きはありませんでしたが、新内に関しては完全にノーマークでした。比較的地味な存在ではありながら「乃木坂スター誕生」で見せたような芸達者な部分もあります。なかなか得難いキャラクターであるため世代交代が進む乃木坂46の中でも新内はまだまだ必要だと私は思っており、オールナイトニッポン(ANN)で「大切なお知らせ」をするという予告があった時には「結婚でも何でもいいから卒業だけはやめてくれ」と願ったほどです。

グループ結成から10年、2期生加入から8年ということで卒業というのは仕方のないことなのかもしれませんが、ここまで続くとファンとしてもついていけなくなります。ライブ冒頭のMCコーナーで「この素晴らしい景色を何年かしてもう一回見たい」と鈴木絢音が言ったとき、「現時点では卒業を考えていないな」と安堵したのは私だけではないでしょう。

ライブ当日の「聖地」の様子

乃木坂46にはことあるごとにファンが集結する「聖地」と呼ばれる場所がいくつかあります。2年ぶりの全国ツアーFINAL、4年ぶりの東京ドーム公演とあって、当日どんな状況か見てみました。

乃木坂駅

乃木坂駅はメンバーの卒業や誕生日といったタイミングでファンの有志が広告を貼り出す場となっています。

乃木坂駅に掲示されていた広告

乃木坂駅に掲示されていた広告

乃木坂駅に掲示されていた広告

今回は卒業を迎える高山一実と11月20日が誕生日の掛橋沙耶香のファン有志によるものに加え、12月15日発売予定のベストアルバムの広告(メンバー4人のサイン入り)も掲示されていました。

乃木神社

日露戦争で活躍した乃木希典将軍を祀る神社ですが、乃木坂46にとってはメンバーが成人式を挙げる場であり、ファンがチケットの当選や推しの健康と活躍を祈願する神社です。

乃木神社の拝殿に並ぶ人々

ライブ当日の朝は明らかにいつもと違う光景となっていました。本殿では結婚式の真っ最中でしたが、拝殿の前に並んでいたのは新郎新婦とは全く無関係そうな人たちでした。

まる彦

まる彦はかつて衛藤美彩が常連客だったというラーメン屋で、現在では乃木坂46ファンが何かにつけて集結する場所となっています。都内でライブが開催される際に熱心なファンはここでラーメンを食べてから会場入りします。

移転したまる彦

以前は東京ミッドタウンに隣接した場所にありましたが、最近になって乃木神社の近くに移転しました。

まる彦の行列

混んでいることを覚悟の上でライブ当日の12時過ぎに訪れたところやはりとんでもない行列ができており、いつもここで昼食をとっていたであろう工事現場の作業員やオフィスのサラリーマン、近隣住民が皆驚きの声をあげていました。(本当に声を上げていた)

まる彦の店内

店内に入るまで1時間10分を要しました。まる彦を訪れるのは移転後初めてで、店内が随分とおしゃれになっていたことに驚かされました。

来店した有名人のサイン

来店した有名人のサインです。店の移転後に来店した衛藤美彩のサインが上段左端の筆頭部分にあり、また上段中央の大島衆議院議長の色紙が異彩を放っていました。

乃木坂色が強くなった店内

メンバーの生写真が壁一面に貼られています。以前は普通のラーメン屋でしたが、移転して乃木坂色が一段と強くなったようです。

まる彦の乃木坂色が強くなった店内

今回は濃厚タンタン麺(辛さ1.5倍)と小ライスを注文しました。  

ワクワク感に満ちていた東京ドーム周辺

東京ドームの全景

乃木坂から地下鉄を乗り継いで水道橋の東京ドームまで来ました。学生時代柔道部であった私にとって水道橋といえば講道館であり、東京ドームに入るのは実は今回が初めてです。

グッズ販売に長蛇の列

グッズ販売の行列

いきなり長蛇の列に出くわし度肝を抜かれました。

グッズの販売所

どうやらグッズ販売の列だったようです。記念グッズはインターネットによる事前販売のみとばかり思っていたのですが、現地での販売もいつの間にか復活していたようです。

ベストアルバムの予約受付

28枚目シングルの販売と12月15日発売予定のベストアルバムの予約受付も行われていました。

事前に購入していたグッズ

私は事前にグッズを購入していました。こういう行列に並ぶことが楽しいと思っていた時期もありましたが、こちらの方がはるかに楽であり、当日現地で並ぶことはもうないと思います。

東京ドームシティが乃木坂一色に

今回のツアーのロゴ

東京ドーム正面には今回のツアーのロゴがでかでかと映し出されていました。

メンバーの幟

恒例となっているメンバーの幟です。「卒業する生田の幟が無い」とネットがざわついていましたが、これを見ると左から2番目にしっかりとあります。

幟の前で記念撮影する光景

推しの幟の前で記念撮影するいつもの光景も戻ってきました。

写真がプリントされた幟

写真がプリントされた幟

東京ドームの外周エリアにはメンバーの写真がプリントされた幟がこれでもかというくらい立てられています。

通路の両側の写真

通路の両側の写真

JR水道橋駅とドームを結ぶ通路の両側にもメンバーの写真が掲げられていました。とにかく東京ドームシティ全体が乃木坂一色に塗りつぶされていたという印象です。

ワクワクした雰囲気に満ちていた

コロナ禍になってからは有観客ライブでも会場周辺が閑散としていたものですが、今回は全く雰囲気が違っていました。

15時頃の光景

とにかく人が多く、コロナ前の賑わいがほぼ戻ってきたという印象です。18時開演のライブで、15時頃には早くもこのような状態でした。

ライブでおなじみの光景

ライブでおなじみの光景

ライブでおなじみの光景

ライブではおなじみの光景です。

集合している佐藤楓ファン

佐藤楓ファンが集合写真を撮ろうとしています。

生写真を交換する人々

以前ほどではありませんが、生写真の交換をしている光景もちらほら見られました。

全体として「お祭りが戻ってきた」とでもいうようなワクワクした雰囲気に満ちていたと思います。

乃木坂46の記事

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これまで以上にチェックは厳重だった

入場に際しての注意書き

入場に際しては今回も厳重なチェックが行われました。

入場に際しての注意書き

入場券に記された氏名と身分証明書の照合が行われるうえ、スマホに新型コロナウィルス接触確認アプリがインストールされているかチェックされます。

以前はOKだった画面

従来ならこの画面を見せればOKでした。

現在チェックされる画面

しかし今回はこちらの画面までチェックされました。

チェック開場

センサーで一人一人体温が測定され、その先で金属探知機によるボディチェックと手荷物検査が行われます。ベルトの金具に探知機が反応したのは初めてで、全体的にこれまで以上に厳重にチェックが行われているように感じました。

3席につき客は2人でほぼ満席状態だった

私の「1階1塁側A13ブロック11列242番」というのはホームベースとポールの中間より若干ホーム寄りで前から11列目という、全体の中では比較的恵まれた席だったのではないかと思います。

席からの眺め

席からの眺めはこのような感じです。本当はいけないのですが、終演後に規制退場で延々と待ちぼうけを食わされているときに1枚だけ撮りました。

正面のメインステージに加えてセンターステージ、バックステージ、さらに1塁側と3塁側と合計5つのステージがあって各々を花道でつないでいます。

東京ドームはやはりでかく、1塁側からは3塁側スタンドがかすんで見えるほどでした。会場がそれだけ大きいのなら当然ながらステージ上のメンバーの姿は小さくなります。

一昨年の神宮球場ライブの際に私は「メンバーは小さめのフィギュアくらいの大きさ」と書きましたが、東京ドームでは小指の先くらいの大きさにしか見えません。最も近い1塁側のステージであっても外見にはっきりとした特徴のあるメンバー以外は見分けられませんでした。1階席の11列目でこうなのですから、2階席上部の「天空席」からだとおそらく米粒くらいにしか見えないでしょう。

双眼鏡を覗いてみても手振れが大きく、ピントを合わせている間にどんどん曲が進行するという状況でほとんど役に立ちません。結局モニターだけが頼りで、肉眼でメンバーの細かな表情まで見ることができた立川ステージガーデンとの差はものすごいものがありました。

スタンド席もアリーナ席も3席ごとに客が2人という配置になっていたため、見た目だけならほぼ満席という状況です。「5000人」だの「1万人」だの「定員の50%」だのといった上限は大幅に超過していることは間違いなく、ひょっとするとこれが以前言われていた「政府による実証実験」なのかもしれません。

ステージの一部が見えない「見切れ席」、全く見えない「ステージバック席」は今回設定されていません。

ライブの内容

いくつかのコーナーに分かれていた

ライブは「ごめんねFingers crossed」を皮切りに表題曲を全員でパフォーマンスすることからスタートし、次いで「ソロ&ユニット曲」「カップリング曲」「アンダー曲」「表題曲」の各分野の人気曲が披露されました。

次いで1~4期の期別曲のコーナーです。1期生がスローバージョンの「ぐるぐるカーテン」を歌った際、最後の「男子禁制」の場面でモニターに映っていたのが文春砲を食らった星野みなみだったと記憶しているのですがいかがでしょうか。

その後28th選抜メンバーのみで表題曲3曲が披露された後、メンバー全員が1~2フレーズずつソロで歌って話題となった「きっかけ」につながっていきます。

高山一実の卒業公演ではありますがセレモニーは2日目ということで、初日はMC等でさらっと触れる程度でした。

ほとんどの曲がハンドマイクだった

集団で歌って踊るアイドルグループのパフォーマンスの場合、「口パクではないか?」という疑惑が常について回ります。激しいダンスをすれば呼吸が乱れて歌どころではなくなるため、会場には事前収録した音源を流して本人たちは口だけ動かすというのが「口パク」です。

私自身としては「ハンドマイクの場合は生歌」「ヘッドセットの場合は口パクの疑いあり」という基準で常にライブを見ています。その点でいうと今回はヘッドセットが一部の曲に限られており、従来ならヘッドセットだった「ごめんねFingers crossed」「シンクロニシティ」「君に叱られた」等々すべてハンドマイクで披露していました。

私は「口パクと恋愛はバレないようにやれ」と常日頃考えており、ダンスの激しさをだけを売りにするグループの、最初から生歌を放棄しているかのような振付の曲には興ざめします。(ダンスが激しすぎて口を動かすことすらしていない場合は猶更)

マイクが生きているメンバーと死んでいるメンバーといったものはあるでしょうが、乃木坂46を代表する曲がライブにおいてハンドマイクで披露されたことに安堵しました。今後は「乃木坂は生歌である」と安心して信じることができそうです。

選抜をひたすら賛美する糞演出

ライブの中盤においてひたすら選抜メンバーを賛美する謎のコーナーがありました。

「選抜という言葉は乃木坂46にとって特別な意味をもつ」という映像と音声が流され、「選抜はグループの看板を背負っている」「選抜は本番の重圧と闘っている」といった選抜を賛美する言葉が続いた後、「乃木坂46選抜メンバー!!」という勇ましいアナウンスが場内に流れる中、28th選抜メンバーが4方向からセンターステージに集結して表題曲を披露するというものです。配信で見た福岡公演でもこんな演出をやっていた記憶があり、今回のツアーでは全会場で行われたのではないかと思います。

アンダーメンバーにとっては当然ながら面白くない話で、「私は『じゃないほう』なんだなと思った」と後に語ったメンバーもいます。

実態がどのようなものであれ、「全員がそれぞれグループの看板を背負っている」という建前がなければメンバーのモラルは崩壊します。こんな糞演出を運営がなぜしたのか、謎でしかありません。

ちなみに現在グループ内で断トツで仕事の本数が多いのは選抜回数ゼロのメンバーであることは有名です。

大箱と小箱のどちらがいいのか

1か月足らずの間に収容人員2500人の立川ステージガーデンと5万人の東京ドームという両極端な会場でのライブを体験し、そのあまりのギャップに面喰いました。

広大な東京ドームでは5つのステージをフル活用してライブが進行するため、モニターに映っているのがどのステージなのかすぐには分かりません。メンバーを乗せたトロッコが客席の間を走り回り、5機の気球が場内を飛び交うという状況になると、一体どこを見ればいいのか戸惑ってしまいます。

ただひたすら前だけ見て、壇上のメンバーのパフォーマンスに集中していればいい立川ステージガーデンが懐かしく思いました。

ステージから近いと同じ楽曲でも印象が全く変わります。昨年の武道館アンダーライブと今回の両方で「日常」を聴きましたが、迫力があるで違っていました。「チケットを確保するまでは大箱がいいと思い、確保してからは小箱がいいと思う。」とネットの書き込みにありましたが、至言だと思います。

ついでにネットからもう一つ。「見やすい配信よりクソ席の現地」。今回も2日目を配信で見ましたが、現地でのワクワク感や一体感は全くありませんでした。

特に印象に残った4曲

収容人員2500人の会場で聴いたアンダーライブに比べると何もかも薄まったように感じられましたが、それでも印象に残った曲が4曲ありました。

ゆっくりと咲く花

期別曲のコーナーで2期生が初日に披露したのは「アナスターシャ」ではなく「ゆっくりと咲く花」でした。

2020年3月に予定されていた2期生ライブのために書き下ろされた曲ですが、コロナ禍による大規模イベント自粛要請が政府から出されたことで直前に中止となってしまい、代替えで実施した配信番組においてサプライズで初披露されました。「不遇」と言われながら地道な努力を続けてきた2期生の心情を見事に表現しており、悲願のライブが中止になったという無念さも加わって何とも泣ける曲となりました。

しかし発表時に8名(北野がインフルエンザで欠席)で歌った曲を今回はたった4名で歌わなければなりません。

2期生がソロで歌う場面などこれまでほとんどなかったため新内以外歌が上手いのかどうかよくわからなかったのですが、4人とも大変きれいな歌声でした。1月末には新内も卒業してしまうので、2期生はいよいよ残り3人になってしまいます。途中涙声になるシーンがあったのも仕方ありません

きっかけ

今回のライブで最も反響が大きく、スポーツ新聞の記事にも取り上げられていたのが「きっかけ」です。メンバー全38人が1~2フレーズずつソロで歌ったのちに最後のザビの部分を全員で歌うというもので、日本テレビ「乃木坂スター誕生」で「YOU ARE THE ONE」を4期生が一人ずつ歌ったやり方をまねたと思われます。

ライブ終盤に次の曲が「きっかけ」であることが告げられるとイントロが流れる中で全メンバーがセンターステージに集合し、円陣を組んで掛け声を上げます。そして齋藤飛鳥が歌い始めたのですが、ここまでは「盛り上げにかかっているな」という程度の気持ちで見ていました。しかし予想と違ってどうやら歌う人がコロコロと入れ替わっているようです。

乃木坂スター誕生方式だと気づいたのは4人目くらいからで、そうなると「次は誰だ?次は誰だ?」ということになります。

歌が得意なメンバーもいればそうではないメンバーもいるわけで、当然ながら重要なパートは歌が上手いメンバーが割り当てられることになります。1番のサビの前の「私が嫌いだ」と2番のサビの前の「私を探そう」は短いけれども見せ場となるパートで、林瑠奈と柴田柚菜の歌声は見事だったと思います。

現地にいると誰がまだ残っているかなど考えるゆとりなどなく、最後の二人が久保史緒里と生田絵梨花の2枚看板だったのは驚きでした。

それにしても「正解はわからない、たった一度の人生だ」と歌が苦手な秋元真夏が歌った後「ほら人ごみの誰かが走り出す、釣られたみたいにみんなが走り出す」と久保が歌うとそのギャップがすさまじいものがありました。さらに「自分のこと自分で決められず、背中を押すもの欲しいんだ、きっかけ」と歌う生田は発声からして他のメンバーと次元が違っており、まさに「生田無双」だったと思います。このようにみんなで歌いつなぐというこういう演出はいいですね。

Sing Out!

きっかけの次に披露された曲で、場内の盛り上がりはこの時が最高潮となっていたと思います。

「手でもスティックバルーンでも何でもいいからクラップしてくださ~い」という齋藤飛鳥の煽りに合わせ、東京ドームを埋め尽くした観客が一斉に手拍子を打つ光景は壮観で、一体感を味わえるライブの良さをしみじみと感じました。私が見た範囲ではスティックバルーンをたたいていた人は皆無で、全員総立ちで手を叩いていました。

「恋するフォーチュンクッキー」を露骨なまでに意識した発売時のキャンペーンが大滑りしてしまったため、「Sing Out!」はファンの間でそれほど評価されていないように思います。(アルバム曲の「ありがちな恋愛」の人気が高かった。)本来なら2019年の紅白で披露されるべきだったのですが、「3坂道合同パフォーマンス」というNHKの最悪と言っても良い演出に邪魔されて実現しなかった「とことんついていない楽曲」といってもいいでしょう。 

しかし今やライブで確実に盛り上がる鉄板曲となったといえます。

乃木坂の詩

曲そのものではなく、センターの人選が印象的でした。

「乃木坂の詩」はライブの締めに歌う定番曲で、当日の出演者の中で序列1位の者がセンターを務めるというのが私の認識です。当然ながら1期生のエースである齋藤飛鳥が務めるだろうと思っていたのですが、1列目の真ん中に立っていたのは意外にも4期生の遠藤さくらでした。

すでに発表済みの高山、生田、新内の3人が抜けると1期生は5人、2期生は3人の合計8人だけとなります。今後は3・4期と年末に加入するであろう5期中心で運営していくと宣言したも同然のように私には感じられました。(後日、1期生の星野みなみが卒業発表した。)

そろそろ神宮球場に戻ってほしい

初日のサプライズとして、デビュー10周年記念のバースデイライブを日産スタジアムで来年5月に開催することが発表されました。収容人員7万2千人で国内最大のライブ会場であるということですが、東京ドームでメンバーが小指の先くらいの大きさだったので、日産スタジアムでは完全に米粒でしょう。

大きな会場を埋めることがアーチストにとってのステータスになるというのはわかりますが、そろそろ本拠地の神宮球場に戻ってほしいと思います。 

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〖立川〗乃木坂46アンダーライブで生田絵梨花が卒業しても大丈夫だと思った

乃木坂46の28thシングルアンダーライブが立川ステージガーデンで開催され、初日に参加してきました。収容人員2500人という現在の乃木坂46ではありえないくらいのコンパクトな会場でのライブは意外な難点はあったものの、ステージまでの近さを存分に楽しむことができました。4期生が合流して最初のライブは期待通りで、生田絵梨花が卒業しても当分は大丈夫でしょう。

寺田蘭世最後のライブ

アンダーライブとは乃木坂46のシングルで表題曲の選抜から外れたメンバーによるライブで、今回は9月22日(水)発売の28thシングル「君に叱られた」のアンダー17人(黒見明香は学業のため不参加)により10月26日(火)・27日(水)の両日に立川ステージガーデンにおいて開催されました。

昨年11月の白石麻衣卒コン以来続くメンバーの卒業ラッシュは一向に止む気配がなく、前回のアンダーライブを最後に伊藤純奈と渡辺みり愛が卒業し、今回は寺田蘭世の最後のライブとなっています。(前日の10月25日には生田絵梨花の卒業も発表された。)

長らくアンダーライブを支えてきた北野日奈子と鈴木絢音も選抜入りにより今回外れていますが、加入以来別動隊扱いだった4期生が入れ替わるように今回から合流します。これによりアンダーライブがどう変わるか、大いに期待されていました。

最近やたらにチケットが当たる

新体制のスタートと言っても良いライブですからどうしても参加したかったのですが、日本を代表する人気アイドルグループである乃木坂46のライブチケットは抽選に当たらなければ入手できません。私も以前は当たったり外れたりを繰り返していましたが、昨年3月の2期生ライブ(最終的にコロナ禍で中止になった)が外れたのを最後に12月の武道館アンダーライブ、今年6月の松村沙友里卒コンと連続して当選が続いています。

今回の会場の立川ステージガーデンは収容人員約2500人と乃木坂46のライブ会場としては異例なほどコンパクトで、チケットの争奪戦は一段と激しさを増すことが確実です。(それだけに当選者にとっては神ライブになるだろうと言われていた。)

立川アンダーライブのチケット

平日のアンダーライブといえど当たる気は全くしなかったのですが、幸いにも初日のチケットを入手することができました。

東京ドームライブの当選通知

それに加えて11月20日(土)・21日(日)に東京ドームで開催予定の「真夏の全国ツアー2021FINAL」も初日が当選し、これで奇跡の4連勝です。コロナ禍における首都圏での有観客ライブは全勝で、私が強運なのかそれとも倍率が下がってきているのか気になります。(ネット上は「全部外れた」という恨み節で満ちていた)

※チケットの入手方法についてはコチラ

〖詳説〗いまさら人に聞けない「乃木坂46ライブの行き方と楽しみ方」 - 酒とうどんと御朱印の日々

現地の様子

立川ステージガーデンと多摩都市モノレール

今回の会場である立川ステージガーデンは立川駅徒歩約8分で、多摩都市モノレールに沿った場所にあります。

カラフルな数字のオブジェ

今年4月にオープンになったばかりの新しいホールで、カラフルな数字のオブジェが印象的です。

芝生の上で待機するファン

開場40分前の時点で記念グッズを身に着けたファンが既に多数集結しており、通行人の邪魔にならないように大半が芝生の上で騒ぐことなく待機していました。アンダーライブに来るファンはかなり民度が高いように思います。

ネットで事前購入したグッズ

現地でも細々とグッズ販売はやっていたようですが、今やほとんどがネットでの事前購入となっています。

開場準備の様子

開場準備もいよいよ最終段階です。

入場待機列先頭部分からの眺め

たまたまいい場所で撮影していたため、入場待機列の先頭になりました。場内に一番乗りというのは初めてです。

大変に混雑するエントランスホール

会場がコンパクトなためにエントランスホールもだけ狭く、混雑度はいつも以上でした。

メンバーの名前を記した幟

正面の壁には恒例のメンバーの名前を記した幟が下げられており、その中には学業のため不参加の黒見明香の幟もあります。今回から「佐藤」が2人になりましたが、4人いたはずの「伊藤」がついに1人になってしまいました。

しわが目立つ幟

会場が小さいと逆に幟は大きく見え、その分だけしわも目立ちます。

北野日奈子が寺田蘭世に贈った祝花

メンバーの北野日奈子から恐らく寺田蘭世に贈られたであろう祝花が大きな話題になっていました。

TokyoFMが山崎怜奈に贈った祝花

山崎怜奈は今や完全にTokyoFMの昼の顔です。

モニターなしのコンパクトな場内は満席

立川ステージガーデンは「多摩地区最大規模の次世代型エンタテイメント施設」が謳い文句ですが、収容人員は約2500席と武道館や横浜アリーナと比べると誠に小規模で、どうやらステージからの近さが売りの会場のようです

1階の配置図

2階と3階の配置図

場内はこのような配置でした。

1階席の座席表

私の「1階12列36番」はステージ向かって最も右の壁際の席です。

席からの眺め

席からの眺めはこんな感じです。本来場内は撮影禁止ですが、コロナ禍になってからチェックがめっきり緩くなって周囲の人はスマホでバシバシ撮影しており、私も1枚だけ撮りました。手が届くような近さにステージがあるのがお分かり頂けると思います。これまでのように一席おきということはなく、場内の全ての席が埋まっていました。

場内が余りにもコンパクトであるせいか、ライブにつきもののモニターが今回はありません。

2本のスティックバルーン

新型コロナウィルスの感染拡大は一段落して緊急事態宣言もすべて解除されましたが、引き続き声出しは禁止で全員に2本のスティックバルーンが配布されました。

錆コンで客がこぶしを突き上げた

今回のアンダーライブは寺田蘭世が座長の事実上の卒業公演であり、セットリストやMCでの話題はどうしても寺田中心になります。これまでの多くの卒業メンバーと同様、寺田は全てを悟りきったようなスッキリとした表情でした。。

オープニングが「マシンガンレイン」であることは予想通りでしたが、寺田の代表曲である「滑走路」のイントロが早くも2曲目に流れてきた時には場内にどよめきが走りました。全体で披露する曲が続いた後にユニット曲のコーナーとなり、終盤はアンダー楽曲を連続で叩きこむ安定したセットリストだったと思います。

北野日奈子と鈴木絢音が今回選抜入りしているのでアンダーライブの定番曲である「日常」と「自惚れビーチ」は披露されませんでしたが、その分だけ「錆びたコンパス」で最高の盛り上がりとなりました。最後のサビの部分で周囲の客がみんなこぶしを突き上げるほどで、今後アンダーライブを代表する曲になると思います。

ゴンドラやトロッコもなく、表題曲も歌わず、ただアンダー曲のみ愚直に披露し続けるというアンダーライブの「熱さ」は今回も健在でした。

3時まで生放送で6時からライブの山崎怜奈

TokyoFMで帯のレギュラー番組を持つ山崎怜奈は1時から3時まで生放送を終えてからのライブです。てっきり立川からのリモート放送だろうと思っていたのですが、どうやら通常通りのスタジオから放送していたようです。ライブは全く問題なくこなしてはいましたが、3時まで半蔵門において生放送、その後リハーサル無しで6時から立川でライブというのは無茶すぎるように思われました。

※後に配信番組で語っていましたが、午前中にリハーサルをやってその後半蔵門に移動したらしい。

2日目のライブを配信で見ていて初めて気が付いたのですが、ユニットコーナーが終わって全体での歌唱になってもステージ上に山崎がいません。しばらくそのままの状態で進行し、終盤に「錆びたコンパス」のイントロが流れると満を持していたかのようにステージ中央から登場し、そこから先はさすがというような存在感を見せてくれました。

グループ内でも断トツの仕事量の山崎ですから、このような細かな負担軽減が必要なのでしょう。それにしても「いろいろあったのに、最後にれなちが錆コンで全部持って行ってしまった」というネットの書き込みがうなずけます。

印象に残ったメンバー

最初のMCでは向井葉月が進行役で、全体を上手く仕切っていたと思います。向井にトークが上手いというイメージなど全く無かったのですが、NHKの将棋番組でMCを務めてきた成果が出たのかもしれません。ユニットコーナーではギター弾き語りにも挑戦し、出だしで間違えてハラハラさせながらその後は上手く弾いていました。

ライブのたびに注目度を増している中村麗乃はミュージカル出演を重ねることでさらに歌が上手くなったようで、自身がセンターを務めた「遠回りの愛情」で林、弓木、柴田、伊藤とともに聞かせてくれたハモリは見事だったと思います。

佐藤楓は選抜にいた時よりも表情が生き生きしていました。最近では単独でのテレビ・ラジオの出演も増えてきており、自信がついてきたのではないでしょうか。

今回初登場の4期生の中で弓木奈於、松尾美佑、金川紗耶は長身でスタイルも良く、ダンスも上手いのでステージのどこにいても一目で見分けることができました。こういったメンバーが真ん中に立つとステージ上の風景が引き締まります。

同じく4期生の柴田柚菜は身長はそれほどでもありませんがしっかりとした存在感がありました。最近になって歌番組等での露出が増えているのもうなずけます。

何事にも代えがたい「近さ」

今回のライブの最大の特色は収容人員2500人という会場の小ささで、和田まあやが「一番後ろの席に和田と書いたTシャツを着ている人がいる。そこまで見える。」と言っていました。

コンパクトなホールで前から12列目という願ってもない席を引き当てた訳ですが、ライブが始まると(全員立ち上がるため)前席の客の頭が邪魔になってステージが見えにくくなるという意外な難点が明らかになりました。ちょうど幕張での全国握手会ミニライブのステージの様で何とも言えないもどかしさがありましたが、それでも頭と頭の間からメンバーの細かな表情を直に見ることができます。やはり「近さ」には何物にも代えがたいものがありました。

11月20日には立川ステージガーデンと対極と言っても良い東京ドームでのライブがあります。大きい会場と小さい会場がどう違うのか、よく見ておきたいと思います。

ライブは現地で味わうに限る

今回のライブは2日目が配信も実施していたため、アンコール以外はほとんど同じ構成のライブを2通りの見方で楽しむことができました。

配信の良さは何と言ってもその見やすさです。前の席の客の頭や照明の加減に影響されることもなく、注目すべき点をカメラが示してくれるため見落としは一切ありません。

今回のライブでは中盤の「その女」でボードを使った演出がなされており、ステージ上で何が行われているのか今一つ分からなかったのですが、配信ではしっかりと理解できました。また中盤しばらく山崎怜奈がいなかったことに現地では気付きませんでした。

しかし現地ではその場にいる者にしか感じられない空気感を味わうことができます。「誰よりもそばにいたい」の綺麗なハモリで場内がしっとりとした後に「自由の彼方」「三角の空き地」を経て「錆びたコンパス」で頂点に達したわくわく感はパソコンの画面からは感じられませんでした。演者と観客の一体感は同じ空間にいてこそ味わえるもののようです。やはりライブは現地に限ります。

生田が抜けても大丈夫だと思った

終演後の立川ステージガーデン

4期生が合流して初めてのアンダーライブは期待していた通りの内容でした。長年アンダーライブを支え続けてきたメンバーが次々と卒業し、特に歌唱力の低下が懸念されていましたが、4期生は歌えるメンバーが多く先輩の穴はしっかりと埋めていたと思います。

生田絵梨花の卒業発表という大ニュースに多少動揺がありましたが、乃木坂46の最大の強みである層の厚さはしっかりと維持されており、まだまだ当分は大丈夫だと終演後に感じたアンダーライブでした。

★スマホでご覧の方はPCでも見て頂きますと写真がよく見えます

◆一番最新の31stSGアンダーライブ

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◆過去に参加したアンダーライブ

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〖座席表〗松村沙友里の横浜アリーナ卒業コンサートは笑いあり涙ありだった

乃木坂46の1期生で「御三家最後の一人」松村沙友里の卒業コンサートが6月22日・23日の両日に横浜アリーナにて有観客で開催され、幸い2日目のチケットが当たったので参加してきました。笑いあり、涙あり、サプライズありのいかにも松村らしい卒コンだったと思います。

「御三家最後の1人」の卒業コンサート

乃木坂46では昨年11月に白石、今年の3月に堀と長年グループを支えてきた中核メンバーの卒業が相次いでおり、4月15日には松村沙友里が卒業を発表しました。

松村は2011年8月21日のグループ結成時から活動し続けている1期生で、昨年卒業した白石麻衣と同様にこれまでの約10年間に発売されたすべてのシングルで選抜入りしています。3・4期生の台頭により最近は3列目にまわることが増えてきましたが、それでもグループの中核メンバーであることは間違いありません。

これだけのメンバーがグループを卒業するのですから当然ながら卒業コンサートが開催されます。

卒業コンサートが開催された横浜アリーナの正面

6月22日・23日の両日に横浜アリーナで「さゆりんご軍団ライブ」「松村沙友里卒業コンサート」の2部構成のライブが有観客で実施され、幸い2日目のチケットが当たったので参加してきました。(2日目は配信もある。)

松村沙友里卒業コンサートのチケット

「御三家最後の1人」の卒コンですから当たる気が全くしなかったのですが、平日の夕方開催という時間帯のおかげもあったのかもしれません。(同じく平日開催の全国ツアー東京ドーム公演も期待している。)

※チケットの入手方法についてはコチラ

〖詳説〗いまさら人に聞けない「乃木坂46ライブの行き方と楽しみ方」 - 酒とうどんと御朱印の日々

マルチな才能をもった松村沙友里

松村沙友里は乃木坂46の歴史の中でも屈指のマルチな才能を持ったメンバーです。

松村沙友里のアーチスト写真

女性誌「CanCam」の専属モデルになるほどの大人っぽいルックスを持ちながら自分を「さゆりんご」と呼び、必殺技の「さゆりんごパンチ」を駆使するなどお茶目なところがあります。頭の回転が速くトーク力も抜群で、小気味いい関西弁を駆使してバラエティ番組内でバナナマンの設楽統をやり込めたこともありました。

演技力や表現力も高く評価されており、既に映画や舞台に数多くの出演歴があります。乃木坂46の冠番組内で挑戦した台本なしの即興芝居では一瞬で猟奇的な女に憑依し、その目を見開いた恐ろしい表情にスタジオ内から悲鳴が上がった場面を見たことがあります。

そんな松村だけにファンからの人気も相当なものがありました。

松村沙友里レーンの行列

私は過去に一度だけ全国握手会の松村レーンに並んだことがありますが、幕張メッセを3ホールぶち抜いた広い広い会場を何往復もするほど行列が伸びており、列に加わってから握手までに約3時間かかりました。

〖22nd〗乃木坂46全国握手会での衛藤美彩・松村沙友理の握手レポ - 酒とうどんと御朱印の日々

松村を語るうえでどうしても避けて通れないのが「文春砲」でしょう。グループ結成3年目の2014年に既婚男性と路上でキスをしている場面を週刊誌に撮られてしまったというもので、人気アイドルがこういうこういうことになれば謝罪くらいで済むはずがありません。「清楚」が売りのグループであっただけにネット等で相当に叩かれ、一時は歌番組に出演しても松村だけ無表情という状態が続いていました。

そこからよくぞ立ち直ったと思いますし、そういう松村をよくぞ選抜から外さず使い続けたと思います。

「乃木坂御三家」とは

松村といえば「御三家」という言葉が最初に浮かびます。

白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友里は同学年でビジュアルに優れており、正統派美人の白石、かわいい系の松村、クールビューティー橋本と雰囲気は全然違うものの三人並ぶと何ともバランスが取れています。当時グループが売り出していたのは生駒里奈、生田絵梨花、星野みなみの年少組でしたが、むしろ2列目にいた松村らの年長組の方が注目を集めるようになり、この3人は自然発生的に「乃木坂御三家」と呼ばれるようになりました。

乃木坂46に「清楚で綺麗なお姉さん」というイメージが出来上がってきたのはこの頃ではなかったかと思います。

コロナ禍での有観客ライブ

緊急事態宣言は解除されたというものの首都圏では引き続き新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。昨年12月の武道館アンダーライブ同様、今回も入場者数を制限するなど万全の感染対策をしたうえでの開催となりました。

グッズは当選発表時には既に売り切れていた

ライブの記念グッズ

ライブといえば記念グッズがつきもので参加の際はいつもマフラータオルを購入していましたが、チケット当選の通知を受けた時点で特設サイトを見ると既に売り切れとなっていました。そのため今回は初めてグッズ無しのライブです。

ネットで事前に申し込んだうえで指定の時間に受け取りということであれば早く来て並ぶ必要はありません。

いつもなら巨大な生写真交換会場となっている場所

いつもなら巨大な生写真交換会場となっている場所も閑散としていました。あの「祭りの前」とでもいうようなワクワク感がなく少々寂しいものがあります。

さゆりんご軍団の法被を着た人

それだけにさゆりんご軍団の法被を着た人が一層目立っていました。

便乗する周辺の店舗

コロナ禍で飲食店はどこも大変なことになっており、売上アップのためにはどんな些細なことでも便乗しようということなのでしょう。

横浜アリーナ向かいのハイボールの店の看板

横浜アリーナ向かいのハイボールの店です。

周辺の店の看板

周辺の店の看板

周辺のお店です。

セブンイレブンの看板

ちなみに隣接したセブンイレブンはこんな状況でした。

「これでもか」というほどの感染対策

いつもながらのいかめしい掲示

いつもながらのいかめしい掲示物が今回もありました。

入場までに実施されるチェックを示した掲示

入場するまでにこれだけの段階があります。

出来始めた入場列

3時40分頃より入場列をつくり始めました。

足元の目印

こんな場所でもソーシャルディスタンスは守られていました。

COCOAに関する注意書き

入場に際しては接触確認アプリ「COCOA」をスマホにインストールしていなければなりません。

COCOAを確認している様子

「COCOA」を確認しています。

検温を実施している様子

サーモグラフィーで検温を実施しています。

金属探知機によるチェック、手荷物検査、チケットと身分証の確認、手の消毒

その後に金属探知機によるチェック、手荷物検査、チケットと身分証の確認、手の消毒と進みます。

トイレの前にあった消毒液

トイレの前にもこのような物が置かれていました。

2本のスティックバルーン

武道館のアンダーライブの時と同様に場内では声援禁止で、その代わりとしてスティックバルーンを叩きます。

館内の様子

メンバーの名前を記した幟

正面の壁には恒例のメンバーの名前を記した幟が下げられています。前回来たときは余裕で正面から撮れたのですが、入場時のチェックがものすごいことになっていて今回は横からしか撮影できませんでした。

さゆりんご軍団の幟

今回のライブは松村の他に伊藤かりん、寺田蘭世、佐々木琴子、中田花奈の5人で結成したユニットであるさゆりんご軍団ライブも兼ねています。そのため別の幟もありました。

バナナマンから贈られた祝花

祝花の筆頭は今回もバナナマンです。

自撮り用のセット

自撮り用のセット

自撮り用セット

卒コンならではのものも数多くありました。

アリーナ席の座席表

私の「アリーナ席E20列6番」はE席の上から3列目で、D席との境から6番目の席です。

センター席の案内図

ものすごく大雑把に言うと「センター席案内図」と書かれた右側の白い四角のあたりで正面のステージはかなり近く、メンバーはほぼ肉眼で見分けることができました。

場内は例によって撮影禁止です。

まっさらな状態でライブに望んだ

私は2日目に入場したわけですが、初日のセットリスト、演出等はネットを見ればいくらでも情報を入手できますが、それでは新鮮味がありません。そのため前日は一切ネットを見ないようにして、事前情報なしのまっさらな状態でライブに望みました。

「さゆりんご軍団解散ライブ」と書かれた横断幕

会場入りすると正面のステージ上部に「さゆりんご軍団解散ライブ」と書かれた横断幕が掲げられており、どうもこれは初日には無かった演出のようです。「グループは卒業しても軍団は卒業できない」というのが掟のさゆりんご軍団だけに妙だと思いましたが、案の定ライブ終盤で「まだまだ需要があるみたいだから解散は撤回!」という予想通りの展開となりました。

「私たちの茶番にお付き合いいただきありがとうございました」と伊藤かりんがあいさつしていましたが、撤回宣言と同時に横断幕がひらひらと落下するなど、「茶番」にしては手が込んでいました。

突然流されたJA会長からのメッセージ動画では「何事か?」という表情でしたが、話題となっている「一生分のお米」60キロ米俵60俵(3.6t)プレゼントには心底驚いた表情をしており、2日目の完全なサプライズだったようです。

佐々木琴子と向井葉月は歌が上手かった

2期推しの私でも佐々木琴子のソロというのは聴いたことが無かったのですが、さゆりんご軍団は5人編成のユニットなのでライブでは当然ながらソロパートが豊富にあります。今回初めて佐々木琴子の歌声をはっきりと聞くことができ、かなり上手いと思いました。

また卒業コンサートの6番目に披露された「でこぴん」では向井葉月がセンターに入っており、こちらもソロパートがたっぷりあります。向井についてもこれまでソロで歌う場面を見たことが無かったのですが、こちらも上手いと思いました。 

曲の前に流されたVTRで松村は「白石さんが卒業したら松村さん寂しくなっちゃうと思うから、私が沢山話しかけます!」と声をかけてくれた後輩メンバーがいることを明かし、「その子にでこぴんの白石ポジションに入ってもらう」と予告しました。

冒頭部分で高山、松村、樋口、秋元と続いた後に最後にふり返るのが誰か身を乗り出したらまさかの向井だった訳ですが、あらかじめ知っていたのかみんな冷静でした。(初日はここで場内がどよめいたらしい。)

センターステージに立つ新内眞衣は美しかった

私が最も印象に残っているシーンは新内眞衣と2人で「今、話したい誰かがいる」を歌った場面です。2人はプライベートで海外旅行に行くくらい仲が良く、表題曲を歌うパートナーとして新内を指名したことには松村なりの思いがあったのでしょう。

花道を歩いてくる松村をセンターステージ中央で涙をこらえて待つ新内や、歌い終わって抱き合う2人の姿は大変に美しいものがありました。この日の深夜に放送されたオールナイトニッポンにおいて新内はこの場面で「絶対に泣くな」と舞台演出から指示されていたことを明かしましたが、ダチョウ倶楽部の「絶対に押すなよ!」と同じで振りにしかならないでしょう。

新内が歌が上手いことは動画で見て知っていましたが(新内眞衣 サヨナラの意味 で検索すると出てくる)、2人で歌っているのを聞くとあらためてそう思いました。

御三家を意識した演出

特に何も説明は無かったものの、全体としては明らかに「御三家」を意識した演出となっていました。

www.youtube.com

白石・橋本・松村のユニットで発表した唯一の曲である「急斜面」を松村がステージ中央のピンクのスポットライトの中で一人で歌い、その両側を水色と緑のスポットライトが照らします。水色は白石、緑は橋本のイメージカラーで、曲の終盤には3つのライトが寄り添うように重なりあっていました。実は会場に白石も来ており、この場面では号泣したそうです。

また白石の代表曲である「シンクロニシティー」を本編の最後に、橋本の代表曲である「サヨナラの意味」をアンコールの最後に自らセンターとして披露するなど、やはりこの3人は特別な関係だったのでしょう。

数々のサプライズ

「ありがとうございまっちゅん」と書かれたフライヤー

アンコール終了後に観客が一斉に「ありがとうございまっちゅん」と書かれたフライヤーを掲示してメンバーを驚かせていました。

様々なチェックが行われた列の最後に置いてあった神

これはファン有志が企画したもので、紙は入場時の様々なチェックが行われた列の最後に置かれていたものです。

フライヤーの裏面

裏面に企画の趣旨が記されており、場内のほぼ全員が協力したと思われます。

アンコールとその後のアフター配信も終了し、あとは退場するだけという場面で秋元真夏から「何か言い残すことはありますか?」と聞かれた松村は「実はあるんです。」と言って会場内をざわつかせました。

ライブの最後に着ていたドレスの胸元には数多くの飾りが縫い付けてあり、その中央に金のリンゴが1つだけ付いているというのです。このことは後日ネット配信でも伝えたようですが、当日会場にいた者だけがモニターにドアップになった実物を見ることができました。

笑いあり、涙あり、サプライズありの松村らしい卒コン

さいたまスーパーアリーナを埋め尽くした観客が終演後に誰一人立ち上がることができなかったという橋本奈々未の涙々の卒コン、メンバー全員が健気に明るく振舞った白石麻衣の卒コンと比べ、松村の卒コンは笑いあり、涙あり、サプライズありでいかにも松村らしいものだったと思います。

松村の同期には衛藤美彩もおり、2013年に成人式を迎えた1992年組は御三家と超選抜の4人という史上最強の世代です。しかし松村が卒業してしまうことでついに1人もいなくなってしまいました。

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〖無観客配信〗山崎怜奈座長公演のアンダーライブ2021はやはり中村麗乃が傑出していた

乃木坂46伝統のアンダーライブが無観客配信で開催されました。今回は山崎怜奈初の座長公演で様々な新しい試みがなされており、これまでとは一味も二味も違うライブだったと思います。今回も中村麗乃が傑出していました。

山崎怜奈初の座長公演

27thアンダーメンバー13名によるライブ

アンダーライブとは乃木坂46のシングルで表題曲の選抜から外れたメンバーによるライブで、今回は6月9日(水)発売の27thシングル「ごめんねFingers crossed」のアンダー13人(今回も4期生除く)により5月26日(水)に横浜アリーナにおいて無観客配信で開催されました。

アンダーライブの記念グッズとして購入した2本のサイリウム

「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(TOKYO FM)」内で開催の第一報が流されたのが5月2日(火)だったのでかなり急な話です。アンダーライブは昨年12月に有観客で実施した実績があり、新型コロナウィルスの緊急時代宣言発出中という情勢下でギリギリまで観客を入れる手段を模索していたようです。

アンダーセンターとは

アンダーライブで常に話題になるのが「アンダーセンターが誰になるのか」ということです。アンダーセンターとは最新のカップリング曲のセンター(基本的に前列中央にいる人)を務めるメンバーのことで、アンダーライブにおいては特に「座長」として大々的にPRされます。

そうはいってもライブの演出としてはメンバー個々に光が当たる構成になるのが通例で、イコールコンディションの中でのガチンコ勝負によってアンダーライブは独特の熱気を感じさせるものとなっています。

アンダーセンターは非選抜の中で「序列1位」として公式に認定されたようなものですが、次回シングルでの選抜入りが約束されている訳ではありません。(選抜がほぼ固定された最近はそうならないことの方がほとんど。)

花形ポジションであることは間違いないものの、私の認識としてはライブの最後で決意表明をする係という程度でした。

発表前から噂されていた

今回のアンダーライブでは山崎怜奈がアンダーセンターではないかという話が正式発表前からほぼ既定事項のように広まっていました。

山崎怜奈が表紙のFMTOKYOの番組表

山崎はテレビ・ラジオの両方でレギュラーを持ち、それに加えてクイズや教養番組にも数多く出演しています。今や仕事の本数では選抜常連組を押さえてグループ内でも断トツ1位であり、加藤浩次、伊集院光、神田伯山、坂上みきといった超大物と丁々発止のやり取りを繰り広げたことでラジオパーソナリティーとして高い評価を受けています。それにもかかわらずグループに加入以来8年間、選抜どころかアンダーセンターすら一度も経験しておらず、グループに関する謎の一つとなっています。

名曲「錆びたコンパス」

「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(TOKYO FM)」では昨年10月のスタート以来どちらかと言うとグループと距離を置いた内容の放送が続いていましたが、5月になって突然乃木坂のアンダーに関するコーナーが設けられました。

アンダーライブに関する情報が全てこのコーナーで解禁されるようになったことから「山崎アンダーセンター」説が流れ、実際に新アンダー曲「錆びたコンパス」のセンターが山崎であることが11日の放送で本人から発表されます。さらに18日には「錆びたコンパス」の音源が公開されました。

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「錆びたコンパス」(略称「錆びコン」)は前向きな分かりやすい歌詞でワクワクするような曲調となっており、「シンクロニシティ」以降の乃木坂では最大の名曲だと思っています。「日常」や「自惚れビーチ」と同様、こんな曲が出現するのですからアンダー楽曲から目が離せません。

山崎座長公演ならではの新しい試み

表題曲には目もくれず曲ごとにセンターを変えてアンダー曲を披露し続け、その熱気と迫力で自らをアピールするというかなり硬派な演出が最近のアンダーライブの特色でしたが、初の山崎座長公演となる今回は従来とはかなり異なった内容でした。

ラジオ番組風の演出

今回の最大の特色は客がまるでFMの番組を楽しんでいるかのように感じさせる演出がなされていることでした。

FMTOKYOのグッズであるノート

「山崎怜奈のアンダラで話したかったこと」という架空の番組を設定し、パーソナリティの山崎によるスタジオからの曲紹介に合わせてライブが進行していきます。(スタジオのシーンは全て事前収録)

またメンバーをゲストとしてスタジオに迎えて意気込みを聞く(これも事前収録)、曲の感想を募集して実際に寄せられたファンの声を本番のステージ上で紹介するなど、従来より相当に凝った内容でした。

ファンからのリクエスト募集

今回のライブでは聴きたい曲、今回限りのユニット、曲の演出等のリクエストをあらかじめ募集するという試みもなされており、寄せられたファンの声は12000件を超えていたといいます。セットリストの中盤頃までは寄せられたリクエストに応えた内容となっていました。

セットリストはライブの命でありこれをリクエストに委ねるとは何たることと最初は思いましたが、寺田蘭世・鈴木絢音による「心のモノローグ」(原曲は白石麻衣と西野七瀬)、中村麗乃による「硬い殻のように抱きしめたい」(原曲は斎藤飛鳥)、伊藤純奈の歌と渡辺みり愛のダンスによる「ショパンの嘘つき」(原曲は白石麻衣、生田絵梨花、松村沙友里)等々、通常の発想では到底思いつかないようなユニットを楽しむことができました。

アンダー曲でゴリゴリ攻めるアンダーライブもいいのですが、こういう楽しい演出もなかなかいいものです。(ちなみに「中村麗乃センターでアナスターシャ」という私のリクエストは没でした。)

山崎による仕切りは圧巻だった

ラジオ番組風の演出は15曲目までで、それ以降は従来通りのアンダーライブに戻りました。

このような演出はやりすぎれば間延びして熱気を冷ましてしまいますし、トークが下手だとグダグダな展開になってライブをぶち壊してしまいます。開始直後は「何でこんなこと始めたんだ?」と大いに心配しましたが、進行するにつれて「これもありだな」と思うようになりました。

FMの生放送で鍛えた山崎の曲紹介はやはり上手く、twitterに寄せられたライブの感想を舞台上でタブレット端末から紹介しながら各メンバーに話を振るなど、全体の仕切りは圧巻でした。

決意表明係だった従来と比べ、今回はとんでもなく座長に負荷のかかるライブだったと思います。

やはり傑出していた中村麗乃

今回は少人数のユニット曲が多かった関係もあって従来以上にメンバー個々に光を当てる内容で、私個人としてはその中で中村麗乃が特に印象に残りました。

中村麗乃は歌番組や各種バラエティー番組どころかホームグラウンドである「乃木坂工事中」ですらほとんど出番がありませんが、ライブになればとにかく目立つメンバーであることはこれまで度々ご紹介してきました。長身でスタイルも良く歌もダンスも上手い上に表情も豊かです。回を重ねるごとに存在感を増しており、今回は唯一ソロ曲を任されるまでになりました。

28枚目シングルでは山崎が選抜に昇格し、中村が座長になることを望みます。

アンダーライブがあるから乃木坂は強い

かつて白石麻衣と並びグループの2枚看板の一角であった西野七瀬は2016年のインタビューで「選抜メンバーはライブが少なく、ライブが多いアンダーが羨ましい」という趣旨の話をしています。

最近はコロナ禍等により情勢が変わっていますが、基本的に2月のバースデイライブと真夏の全国ツアーしかライブがない選抜に対し、アンダーはそれに加えて全国各地の全体ライブでは行かないような場所を巡る「東北シリーズ」「九州シリーズ」というようなライブを実施してきました。

ライブの数をこなせば当然ながら歌とダンスのパフォーマンス力は上がります。乃木坂46の最大の強みはメンバーの層が厚いことだと思っていますが、ライブで鍛えられた強力なアンダーメンバーの存在がそのベースになっているのではないでしょうか。

伊藤純奈と渡辺みり愛の卒業ライブでもあった

今回のアンダーライブは2期生の伊藤純奈と渡辺みり愛の卒業ライブでもありました。

27thシングルでは4期生が数多く抜擢される一方、2期生で選抜入りしたのは新内眞衣1人だけ。「不遇の2期」というのは以前から言われ続けてきたものの、この「露骨」といってもいい選考に一部のファンの間ではモヤモヤが溜まっており、2人の卒業のニュースがきっかけとなってネットは一時大荒れになったようです。

伊藤は歌唱力で、渡辺はダンスでそれぞれグループを代表する実力者であり、当然ながらそのパフォーマンスはアンダーライブの中核でした。最近実力派メンバーの卒業が続いているだけに2人の卒業がアンダーライブに与える影響は大きく、歌えるメンバーが多く揃う4期生の早期合流が望まれます。

それにしても昨年のバースデイライブで「影のWVP」とまで呼ばれた伊藤純奈が選抜ゼロのまま卒業してしまうというのは何とかならなかったものでしょうか。

超選抜とアンダーメンバーが一体化した3期は強い

昨年12月のアンダーライブは有観客で、幸いにもチケットが当たった私は武道館で楽しむことができました。その時感じた迫力に比べると無観客配信ライブはやはり物足りなさがあり、早く満員の会場が紫一色に染まるような光景が戻って欲しいと思います。

今年は毎年恒例のバースデイライブも無観客配信になってしまいました。

バースデイライブのチケット

2月下旬から5月上旬にかけて5回(全体ライブと1期~4期の期別ライブ)に分けて開催されましたが、前半部分の記憶がおぼろげになってしまいもはや詳細な記事は書けません。

注目の期別ライブに関していえば、「3期≧2期>>1期>4期」ではなかったかと思います。

油がのったメンバーが「王道の継承」を唱えて突っ走った3期と掘の卒業ライブに思いのたけをぶつけた2期が突出していたのに対し、1期は多少間延びしていて4期は内容が薄かったという印象です

超選抜メンバーとアンダーライブで鍛えられたメンバーが一体化した3期は強かった。

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◆待ち時間10分だった全国握手会の山崎レーン

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◆コロナ禍でも有観客で開催されたアンダーライブ2020

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◆人数は少なくても迫力があった横浜アリーナアンダーライブ

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◆「聖地」神宮球場でのライブ

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 ◆中村麗乃はここでも目立っていた

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〖有観客〗コロナ禍での乃木坂46アンダーライブのMVPは中村麗乃だった

2020年12月19日に武道館で開催された乃木坂46アンダーライブの参加レポートです。新型コロナウィルスが蔓延する中でエンタメ界ではすっかり無観客配信ライブが主流となってしまい、客を入れたライブは夢のまた夢という状況となっています。しかし乃木坂46がついに有観客ライブを再開させました。「伝統の」アンダーライブでは中村麗乃が最も印象に残りました。

ついに乃木坂46が有観客ライブを再開した

2020年に世界を覆ったコロナ禍の影響は乃木坂46にも及び、3月の2期生ライブに加えて5月に東京ドームで3日間開催予定だった白石麻衣の卒業ライブも中止に追い込まれた上、毎年恒例の真夏の全国ツアーも今年は開催されませんでした。

白石の卒業ライブは結局10月28日に無観客配信ライブという形で実施され、さらに12月6日には4期生ライブが同じく無観客配信で開催されました。しかしコロナの終息が全く見通せない状況では客を入れたライブなど夢のまた夢で、「世界中の隣人よ」MVのクライマックスで登場する神宮球場が紫一色に染まったような光景は当分の間は見ることができないものと諦めていました。(開始4分20秒)

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そんな状況下に飛び込んできたのが「乃木坂46がついに有観客ライブを再開する」というニュースです。政府発表のガイドラインに従って収容人数を制限して開催するというもので、手始めということだと思いますが12月18日~20日に武道館でアンダーライブを開催することが発表されました。

「伝統の」アンダーライブとは

アンダーライブとは乃木坂46のシングルで表題曲の選抜から外れたアンダーメンバーによるライブで、今回は26thシングル「僕は僕を好きになる」のアンダー14人(4期生除く)によって実施されます。

神宮球場ライブに「聖地」という枕詞が付くのと同様、アンダーライブには「伝統の」という形容詞が付けられます。

2014年4月に初めて開催されたアンダーライブはあくまでも実験的なイベントでした。選抜落ちした「不人気」メンバーだけによるライブですが、露出の少ないアンダーメンバーにとっては貴重なアピールの場です。当初は会場もガラガラだったといいますが、個々の並々ならぬ熱意とこだわりの演出によって次第にファンの評価も高まり、現在ではバースデーライブ、真夏の全国ツアーとともに完全に定着したイベントとなっています。(シリーズ化して全国各地をまわっていた時期もある。)

アンダーライブ2日目のチケット

当然ながらアンダーライブもチケットは入手困難で、しかも今回は武道館で定員の半分しか入れません。そのため当たる気は全くしませんでしたが、幸いにも2日目のチケットを入手できました。

※チケットの入手方法についてはコチラ

〖詳説〗いまさら人に聞けない「乃木坂46ライブの行き方と楽しみ方」 - 酒とうどんと御朱印の日々

やはり混んでいた「まる彦」

東京ミッドタウンに隣接した「まる彦」は乃木坂46ファンが何かにつけて集結する聖地のような場所になっており、特に首都圏でライブが開催される際は多くの人がここでラーメンを食べてから会場入りします。再開したライブ当日の昼食はまる彦意外考えられません。

まる彦の店頭の行列

お昼時の少し前のやや早い時間帯であったにもかかわらず、店の前で並んでいる人がいました。

乃木坂ファンで一杯のまる彦の店内

店内は明らかに乃木坂ファンと思われる人で一杯でした。

まる彦の味噌ラーメン

明らかにそれと分かる人にはレジで店主が「これから武道館行くの?」「チケット当たってよかったね」などと声をかけていましたが、私は特に何も言われませんでした。

徹底されていた感染拡大防止策

新型コロナウィルス第3波により新規感染者数が右肩上がりという社会情勢の真っ最中に開催するライブであり、参加者の中からクラスターを発生させるわけにはいきません。今回様々な感染拡大防止策が採られており、従来のライブとはかなり違ったものとなっていました。

グッズは事前販売

通常のライブでは当日グッズ売り場に大行列ができるのですが、今回はそのような密状態を避けるためにインターネットによる事前販売が実施されていました。あらかじめクレジットカードで商品を購入し、それを会場で指定された時間に受け取るので行列も現金のやり取りもありません。

新たに建設された中道場棟

今回、武道館に隣接して新たに建設された中道場棟が受け取りの場となっていました。

購入したグッズ

ライブ参加4回目にしてついにスティックライトを購入しました。

分散入場の徹底

分散入場の案内

通常は入場に関しては一切制限がなかったのですが、入場ゲートや会場内のロビー等で密集が発生することを防止するため、今回は席によって入場する時間が指定されていました。

COCOAインストールが義務

「cocoa」インストールのお願い

今回のライブでは新型コロナウィルス接触確認アプリ「COCOA」をスマホにインストールしておくことが入場に際しての条件の一つとなっています。

オリジナルマスク配布

当然ながらマスク着用は絶対条件です。

配布されたオリジナルマスク

入場時にオリジナルマスクが配布されましたが、ペラペラの布製で到底ウィルスを遮断できそうもありません。結局のところ自宅からしてきたマスクをそのままつけ続けました。

声援の代わりにスティックバルーン

スティックバルーン2本

声を出しての応援は厳禁で、その代わりとしてスティックバルーンが2本配布されました。(空気を入れた状態で席に置いてあった。)

徹底した換気で館内は極寒

「会場内は施設の空調設備を利用して常時換気を行います」とありましたが、それだけでは不十分なのか出入り口の扉が全て全開になっていました。さすがにライブ中は閉めていたもののMCコーナーになると再び開けられるため、会場内は極寒でした。

現地の様子

武道館の正面

柔道で何度も訪れている武道館ですが、それ以外の要件で来るのは初めてです。

会場前の様子

これまでライブでは開場時間が近づくと会場前は大変な混雑となるのですが、今回は入場する時間が指定されているため早く来すぎてもしかたなく、比較的落ち着いた雰囲気となっています。恒例となっている参加メンバーの幟がなく、何とも寂しいものがありました。

入場までの流れ

手荷物検査とチケット・身分証の確認だけであったこれまでと違い、今回の入場はいろいろ面倒そうです。

cocoaインストールを確認している様子

COCOAインストールの確認をしています。インストールした画面を開いて係員に提示します。

チケットの確認を待っている人々

荷物検査を終え、チケットの確認を待っている状態で、ソーシャルディスタンスが徹底されています。ちなみに今回はチケットの半券は自分で切って箱に入れました。

館内の略図

館内はざっくりと示すと上記の通りで、斜線部分がステージとなっており、今回は見切れ席・ステージバック席はありません。私の「1階南B列8番」というのはステージ正面の1階スタンド席の前から2列目で(星マークを付けた場所)でまさに特等席といってもよい場所でした。

観客が定員の半分しか入っていないということですが、たとえ一席おきとはいえ最上段までしっかりと客が入っておりガラガラという印象はありません。オリンピック選考がかかっていない時の柔道の全日本選手権の時に似ていると思いました。

コール禁止でも楽しめた

ここでクラスターを発生させてしまえばコロナが完全に終息するまで有観客ライブはできなくなると私は思っていましたし、恐らく他の参加者も全て同じ考えだったでしょう。会場内のすべての人がマスクを着けており、また開演前に「俺の嫁!俺の嫁!〇〇さぁ~ん!」「ヤッホー!」などと絶叫する者も皆無でした。

アイドルグループのライブと言えばコールがつきものですが、コロナ禍では当然ながら厳禁です。久しぶりのライブで我慢できなくなる奴が必ず出るだろうと言われていましたが、これも全員が最後まできちんと守っていました。

コールの代わりとして配布されたスティックバルーンをゲームの「太鼓の達人」のように叩く演出も2曲あってこれはこれで楽しめましたが、モニター上の合図に合わせて叩くことに熱中しすぎると肝心のステージを見られなくなります。

余計な音がない分だけメンバーの歌声がやけによく聞こえたので、日頃コールなどしない私にとってはむしろこちらの方が良かったようです。しかし黙って聞くだけの「乃木坂の詩」は物足りないものがあり、やはりこの曲だけは一緒になって歌いたいと思いました。

アンダーライブのMVPは中村麗乃だと思う

本編に関してはアンダー曲のみ、曲ごとにセンターが入れ替わるアンダーライブならではの演出で、毎日変わるセットリストにメンバーの気合いを感じました。(日によって内容が変わることは予告されていたが、ここまで中身が変わるとは思わなかった。)

アンダーライブは全体ライブに比べると少人数であり、その分だけメンバー個々が自分をアピールできます。華やかさでは神宮球場の全体ライブの方が勝り、若さでは4期生ライブに到底かないませんが、今回のライブには時間をかけて叩き上げてきた者だけが出せる迫力がありました。

選抜メンバーから外れた「二軍」だけでこれだけのライブができるほどメンバーの層が厚いのが乃木坂46の最大の強みで、こんなことができるグループは現在他にはないでしょう。

参加メンバーの中では中村麗乃が最も印象に残りました。彼女は乃木坂工事中や乃木坂スキッツでは全くといっていいほど出番がありませんが、長身でスタイルも良く、また歌や芝居も上手いのでとにかくライブで目立ちます。(後ろの列にいた二人組も「麗乃ちゃんが優勝だったね。」という話をしていました。)

配信で観た3日目においても活躍しており、今回のアンダーライブのMVPは中村麗乃で間違いないと思います。

やはり現地で観るのは格別だった

白石麻衣の卒業ライブ、4期生ライブと配信ライブを続けて観た後だけに、パソコンの画面を通してではなく直接この目で見、この耳で聞くことができるライブの良さを改めて感じました。

「明日はアンダー曲30曲ノンストップ」とサプライズ発表があり、急遽3日目も申し込んで配信で観ました。しかし暖房の効いた自宅のパソコンで観たライブよりも、武道館のスタンド席で寒さに震えながら観たライブの方がはるかに印象深いものがあったように思います。

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◆日産スタジアムに14万人動員した10thバスラ

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◆これまで見てきた乃木坂46のライブ

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〖レポ〗白石麻衣の卒業配信ライブと都内の聖地・開演時の大混乱・健気だった大園桃子

乃木坂46の白石麻衣がグループを卒業した10月28日の無観客配信ライブの詳細レポです。都内にある「聖地」の当日の様子や開演時に発生した大混乱、ただただ健気であった大園桃子の笑顔などいろいろとポイントがありました。

最も知名度が高くグループの象徴である白石麻衣

シンクロニシティにおける白石の写真

白石麻衣といえば間違いなく乃木坂46の中でも最も知名度が高く、グループの象徴と言うべきメンバーです。2011年8月21日の結成以降現在までの約9年間グループの中心であり続け、これまで発売されたすべてのシングルで選抜メンバー入りしている上、立ち位置は全て1列目か2列目という「福神」であり続けました。(卒業まで一度も「福神」から外れなかったのはこれまで橋本奈々未と白石の二人だけ。)

グループ活動以外でも活躍は顕著で、2017年に発売した写真集は3年を経過した今でも売れ続けて社会現象と言っても良い状況となり、さらにCMにも引っ張りだこで2018年度にはCM女王にまでなりました。

私が乃木坂46に興味を持つようになったのは2013年3月に発売された「君の名は希望」で、この頃は1列目が生駒・生田・星野の年少メンバーでほぼ固定されていた時期です。しかし2列目に「乃木坂御三家」と呼ばれる白石・橋本・松村の年長組が入ることでただのカワイ子ちゃんグループではない独得の雰囲気を醸し出しており、そこに惹かれるものがありました。

その白石がグループを卒業することを発表したのが2020年1月7日です。当初は5月5・6・7日に東京ドームで卒業コンサートを開催する予定でしたが、突如降ってわいたような新型コロナウィルス感染拡大によりライブは中止、卒業も延期となっていました。その後も感染症の終息のめどが全く立たない状況が続く中で対応が注目されていましたが、最終的に無観客の配信ライブを実施することに決定しました。

意外にひっそりとしていた都内の聖地

都内には乃木坂46の聖地と呼ばれ、ことあるごとにファンが集結するような場所がいくつかあります。平日でコロナ禍という悪条件下ではありますが、卒業公演当日の聖地がどのような様子が実際に確かめてきました。(2019年3月19日(火)に開催された衛藤美彩の卒業ライブの時と比べて全体的にひっそりとしており、これは意外でした。)

乃木坂駅

アルバムのジャケット写真として使用された乃木坂駅

これまで様々な映像の舞台として使用されてきた場所で、生田絵梨花のピアノ演奏による「君の名は希望」が発車メロディーに採用されています。

乃木坂駅の通路に貼られた巨大ポスター

メンバーの誕生日や卒業等、折に触れて有志が作成したポスターが掲示されるのが恒例となっており、今回もやはりありました。

乃木坂駅に掲示された香港ファンの手によるポスター

「乃木坂46香港応援協会」の手による巨大なポスターが掲示されていました。私がこれまで見てきた中で最大サイズのポスターです。

まる彦

乃木坂ラーメン東京食品まる彦

乃木坂を上りきって六本木方面に少し進んだところにあるラーメン屋で、ソニーミュージックエンタテインメントのビルがまだ乃木坂にあった頃に衛藤美彩が通っていた店です。テレビ番組内でお勧めとしてこの店を紹介したことからファンが集結するような場所となり、特に神宮球場でライブがあるときには1時間以上の待ち時間が発生します。また地方在住のファンが東京見物をする際に必ず立ち寄る店なのだそうです。

メンバーの生写真で埋め尽くされたまる彦のレジ

レジ周辺に貼られているメンバーの写真が来るたびごとに増えてもの凄いことになっていますが、それ以外は全く普通のラーメン屋で、こういった「聖地」にありがちな「一般客が引いてしまう」ということは決してありません。耳をすませば乃木坂46の曲がBGMとして微かな音量で流れており、気が付いたら白石の参加曲ばかりでした。

まる彦の担々麺

始めてみるメニューの担々麺です。平日ということもあってファンで混雑ということはありませんでしたが、隣に座ったスーツ姿のサラリーマンが味噌ラーメンと高菜ご飯の「みさ先輩セット」を注文しており、彼もまた仕事の後にライブを視聴する予定なのかもしれません。

後で知りましたが、まる彦でラーメンを食べながらスマホで卒業ライブを視聴していた強者もいたようです。

乃木神社

女の子3人組が記念写真を撮っていた乃木神社の拝殿

ひっそりと静まり返る中、卒コングッズTシャツを着た女の子3人組が記念写真を撮っていました。

乃木神社の絵馬掛け

絵馬掛けには願い事が書かれた多くの絵馬か掛けられており、その中にはこの日のライブについて書かれたものも数多くありました。

「白石麻衣さんの卒業コンサート電波障害などおきず成功しますように」と書かれた絵馬

「白石麻衣さんの卒業コンサート電波障害などおきず成功しますように」と書かれており、あまりの健気さに感動しましたが、実際はそれよりもっと酷いことになりました。

発売された2種類のチケットの内容

今回の配信ライブのチケットはモバイル会員限定特典付きチケット(5000円)と一般視聴チケット(3500円)の2種類が販売されていました。

モバイル会員とは簡単に言えばスマホ限定のファンクラブで、会員特典としてライブのチケット発売に際して会員限定の先行受付を利用できます。今や最もチケットのとりづらいアイドルグループである乃木坂においてこの特典は大変に有難みがあるため、イベントやライブに何度も参加するようなガチのファンはほぼ全員加入していると思われます。(首都圏で開催されるライブの場合、モバイル先行の抽選で外れるとチケットの入手はほぼ無理。)

希望者全員が視聴可能なライブであるため今回は先行受付というメリットはありませんが、

⓵ライブ終了後30分間アフター配信を視聴できる

⓶シリアルナンバー付メモリアルチケットをもらえる

特典のメモリアルチケット

➂メンバーのステージ上での集合写真がもらえる

特典のメンバーのステージ上での集合写真

等々の特典があります。

配信メディアとしては一般視聴チケットの場合は9社の中から選択できるのに対し、モバイル会員限定特典付きチケットの場合はRakutenTVのみとなっており、これが後に「モバイル会員の悲劇」につながりました。

インターネット通販で購入した記念グッズのマフラータオル

会場については完全に秘密が保たれており、また記念グッズはインターネット通販のみでした。

開演時に発生した大混乱

既に報道等によりご存知の方も多いのではないかと思いますが、ライブ当日にアクセスの集中によりRakutenTVがつながりにくくなり、多くの視聴者が7時の開演時間になっても専用画面にログインできないという事態が発生しました。急遽開演時間を30分遅らせましたが、アクセス集中によるサーバートラブルがこんな短時間で解決するはずがありません。結果として開演時間になってもライブを視聴できない人が続出しました。

今回RakutenTVを利用した人の多くは5000円の特典付きチケットを購入したモバイル会員です。グループ最大の功労者の卒業ライブという絶対に失敗が許されないイベントで、わざわざ高いチケットを購入してくれた大切な常連客が視聴できないというのは楽天の大失態と言っていいでしょう。

私も特典付きチケットであったため開演時間に入場できず、辛うじてスマホからアクセスできたのが開演15分後。小さな画面では何もわからずもう完全に諦めていましたが、8時10分ごろにRakutenTVのサイトが復旧していることに気付き、ようやくPCで見ることができました。

前半部分は急遽翌日に設定されたアーカイブ配信で改めて見るしかありませんでした。

メンバーの精神面にも影響した白石の卒業発表

白石は長らくグループの中心メンバーであったため、卒業ということになれば当然ながら多くのメンバーの精神面にも影響します。

彼女を実の姉ように慕っていた大園桃子は卒業発表直後に「もう今から卒業ライブを耐えられる自信がありません」「出会わなければすきにならなかったのに」とブログに記し、その素朴で飾り気のない表現は多くの人の心を打ちました。(一方で「大園は大丈夫なのか?」と心配するファンも多かった。) 

レギュラーを務めるラジオの生番組と当日のリハーサルが重なってしまった山崎怜奈は会場の駐車場から場内の模様をレポートし、その中で「リハーサル中から泣き出すメンバーが絶えない」と伝えていす。そうなると、さいたまスーパーアリーナを埋め尽くした観客が終演後に誰一人立ち上がることができなかったという、橋本奈々未の伝説的卒業ライブのようになることが十分に予想されました。

健気だった大園桃子

実際のライブは全体的に「笑顔で送り出そう」というメンバー全員の強い意志を感じさせるような内容で、涙を拭くためにティッシュをメンバーが次々と手渡ししていくようなシーンはあったものの、全体としては明るく爽やかなものだったと思います。最も心配された大園も序盤で「白石さんの素敵な笑顔を見られるように、心配させないように、もっとしっかり頑張る」と涙をこらえて決意表明していました。

フォーメーションの関係で白石の後ろに大園が立つことが多かったことから2人が何度もカメラに抜かれ、晴れ晴れとした表情の白石と健気に笑う大園のツーショットがそのたびごとに画面にアップになります。あの大園が頑張っているのですから、先輩が泣くわけにはいかないでしょう。

終演後のアフター配信の中で白石は現役メンバー1人1人とハグし、最後に松村沙友里としっかりと抱き合ってマイクに入らないように何事か言葉を交わしていました。かつて橋本が卒業ライブの最後に白石と抱き合っていたことが思い出され、御三家(白石・橋本・松村)及び1992年組(御三家に加えて衛藤)の絆の強さを感じました。

ちなみに謎に包まれたままだった会場は3・4期生ライブでも使用した代々木第一体育館でした。

配信ライブはやはり物足りない

無観客配信ライブというのは私も初めてで、画質と音質の良さに驚かされました。さらに一部の曲を除いて観客によるコールがないので、通常のライブよりじっくりと歌を聴くことができます。乃木坂46はルックスばかり注目されがちなグループですが、「歌声も綺麗なグループである」ということが今回よくわかりました。

視聴者数に制限がないことから、チケットが外れるということを心配しなくていいのもなかなかいいものです。

これに関して一部スポーツ紙の記事に、「絶えずメンバーがアップで映り、表情がすぐわかる。」「トイレの長蛇の列や、帰宅ラッシュなどを考えると快適。」ということで、こういう形式の配信ライブは「今後も普及する予感がする。」と結論付けたものがありました。

しかしライブ会場で生で感じる迫力や一体感は特別なものがあり、これに比べれば配信ライブは全く物足りないものがあります。チケットが外れた人に対する救済策としては有望だと思いますが、コロナが終息してしまえばこのような無観客ライブが主流になるということは決してないでしょう。

★スマホでご覧の方はPCでも見て頂きますと写真がよくわかります。

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◆有観客ライブがついに再開された!

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◆衛藤の卒業ライブの際の都内の聖地

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◆実際に参加したライブレポ

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◆乃木坂46の握手会に初めて参加してみた

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〖回り方〗アナスターシャのMVロケ地「富津公園」に行ってみた

乃木坂46の「アナスターシャ」は2期生の軌跡を表現したというMVが大変に話題となっており、ロケ地の富津公園に行ってみました。鈴木絢音とともに登場する「ザクの頭」の場所を見つけるのは大変です。

乃木坂46の2期生とは

2012年2月22日にデビューした乃木坂46は、4枚目シングル「制服のマネキン」発売直前の12月17日に早くも2期生メンバーの募集を始めています。

人気アイドルグループとしての地位を確立した今では乃木坂46のオーディションといえば応募者が殺到します。2016年の3期生、2018年の4期生共に大変な倍率を突破したつわものぞろいで、お披露目の段階から芸能ニュースの注目を集めました。

しかし2期生募集の頃はグループの知名度がまだまだ低かったこともあり、オーディションなど全く話題になっていなかったと思います。

最終オーディションが開催されたのが2013年3月28日で合格者がお披露目されたのが5枚目シングル「君の名は希望」が発売中だった5月11日ですが、ちょうどこのタイミングで乃木坂に注目するようになった私は2期生を募集していることを知らず、「乃木坂ってどこ?」にいきなり新メンバーが登場して驚いた記憶があります。

しかもお披露目後の2期生は研修生としてレッスンがメインという日々が続くことになり、デビュー直後から様々なメディアに登場できた3期生・4期生とは全く違う日々を過ごすことになりました。グループのカラーも方向性も定まっていない混沌としていた時期であり、運営としても新人を育成するノウハウも余裕もなかったのでしょう。

「不遇の2期」ではなく「叩き上げの2期」

2期生9名

こうして加入した2期生は当初は14名で、令和2年3月25日現在で9名が在籍しています。「奇跡の世代」と呼ばれた1期生やセミプロ軍団のようだった3・4期生に挟まれた谷間の世代であり、7枚目シングルでいきなりセンターに抜擢された堀以外は選抜回数も歌番組出演回数も少ないまさに「不遇の2期」です。しかし「運営が推してくれないなら自力で何とかする」とでもいうのか、最近では個々がそれぞれの強みを発揮して独自の世界で活躍するようになってきました。

ラジオパーソナリティーとして活躍する新内眞衣、舞台女優としての地位を確立した伊藤純奈、同じく舞台・ドラマに出演回数の多い鈴木絢音、「歴史好きの慶大生」としてテレビ・ラジオに出まくっている山崎怜奈など、私自身としては「叩き上げの2期」というイメージをもっています。

2期生のこれまでの軌跡を表現したMV

25枚目シングル「幸せの保護色」のTypeB

「アナスターシャ」は25枚目シングル「幸せの保護色」のTypeBに収録されたカップリング曲で、3月7日(土)に配信された「乃木坂46 幻の2期生ライブ@ SHOWROOM」でMVが公開されると「神曲」として大変な反響を呼びました。

当初国立代々木競技場第一体育館にて開催予定だったライブは、2期生初の単独ライブということで注目を集めましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点に伴い開催中止となってしまいました。

そこで「こんなことをやるつもりだった」ということをインターネット配信で形を変えてファンに届けたのが「乃木坂46 幻の2期生ライブ@ SHOWROOM」で、ライブで行うはずだった演目を過去のミュージックビデオやライブ映像、スタジオライブを交えて披露したもので、本編の最後に「アナスターシャ」のMVが初公開されました。

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千葉県富津市で撮影されたMVは「2期生の旗を掲げる」をテーマにしたもので、2期生のこれまでの軌跡を表現した内容となっています。

いきなりセンター抜擢された堀以外は全て研究生としてバラバラのスタートとなった2期生はそれでも結束を維持し、やや先行していた堀・北野・新内の3人に残りの6人が合流し、途中北野の休業というアクシデントがあるものの最後は全員で塔のてっぺんに2期生の旗をあげます。

私が最も好きなシーンは1分33秒頃から始まるシーンで、一つのダンスをメンバーが次々と入れ替わって踊ることにより全体としては流れるようなダンスシーンとなっており、メンバーの表情や踊りが大変に柔らかいのが印象に残りました。

不遇で結果を残すことに焦っていた2期生は何をするにもガツガツしていたように思うのですが、個々が実績を積み上げることにより自信をつけたことがこのような温和な表情につながったのではないかと思います。

「ザクの頭」への行き方

富津岬

MVの大半は富津岬の富津公園が舞台となってます。その中で最もインパクトがあるのが「ザクの頭」ですが、これを見つけるのに苦労しました。

ザクの頭に似た物体

開始1分1秒に出現するのが「機動戦士ガンダム」に登場する人型の兵器「ザク」の頭に似た物体で、これは一体何なのかとネットでも話題になっていました。

ザクの頭に似た物体

富津公園には旧日本軍の遺構が数多く残されており、このコンクリートの建造物は試射した砲弾の着弾を確認するための監視所跡なのだそうです。

歴史散策ウォーキングルートマップ

場所としては「歴史散策ウォーキングコースマップ」の⓶の近くにあります。

正確な地図

正確には「エントランス広場」の「エ」の部分です。

遊歩道の分岐点

ハス池(横に駐車場があったように思う)から遊歩道を進むと道が二つに分かれます。

右手奥

右側の狭い方を進むと右手奥に見えます。

「2期生の旗」を立てたのは明治百年記念展望塔

明治百年記念展望塔

フィナーレで「2期生の旗」を持った堀を先頭にメンバーが駆け上がる塔は半島先端に立つ「明治百年記念展望塔」です。昭和46年に建てられたもので、その不思議な形状は五葉松をかたどっています。

最上階

最上階

メンバーが旗を立てた最上階の高さは21.5mあります。

湾内の光景

湾内の光景

湾内の光景

約5㎞にわたって東京湾に突き出した岬の先端にあるため、こちらからは湾内を一望することができます。

伊藤純奈

伊藤純奈が帯のようなものを結び付けていたのはここでしょう。 

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◆富津といえば東京湾観音

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〖代々木〗乃木坂46 3・4期生ライブレポ。遠藤の存在感と久保の歌唱力が突き抜けていた

今回は11月27日に代々木第一体育館で開催された乃木坂46の3・4期生ライブの模様をご紹介します。3・4期生という若手メンバーだけによる初めてのライブで、グループの今後を占う意味で大いに注目していました。4期生の活躍が目立つライブで、遠藤さくらの存在感と久保史緒里の歌唱力が突き抜けていました。

3期生・4期生とは?

今回のライブは10月20日の全国握手会におけるミニライブにてサプライズ発表されたもので、1~4期生までいるメンバーの中で3・4期生だけによる初めてのライブです。

乃木坂46の3期生12名がグループに加入したのは2016年9月で、この頃には既に人気アイドルグループとしての地位を確立していたため反響は大きく、オーディションの応募者は48986人で倍率は何と4000倍を超えていました。

それだけに選ばれたメンバーは粒ぞろいで芸能活動経験者や他のグループのオーディション最終選考の常連といったメンバーで満ちており、知名度が今ほど高くない時期に募集された2期生と違って「セミプロ軍団」というような印象を受けた記憶があります。しかしその後3年が経過し、期待通りだったメンバーとそうでないメンバーの差が大きくなっているような気がしています。

一方4期生が加入したのは2018年で、乃木坂46・欅坂46・けやき坂46(当時)が合同で新規メンバー募集を行う「坂道合同オーディション」という試みの中で選出されたもので、応募者総数は129182人でした。

当初は地味なメンバーばかりというイメージがありましたが、様々なメディアで露出が増えてくるにつれて印象が変わり、実は超個性派集団なのではないかと今では思っています。

初日のセットリストを見て胸がときめいた

ここ1年は若月・西野・衛藤・桜井と長年グループを支えてきた中心メンバーの卒業が相次ぎ、結成以来7年間右肩上がりを続けてきた勢いもさすがに衰えを見せてきたように感じられます。人気メンバーが抜けた穴は新戦力の台頭で埋めるしかなく、そういった意味で若手メンバーによる今回のライブには注目するものがありました。

27日のチケット

26日と27日の2日間で1万枚ずつというチケットに対し、各日10万の応募があって倍率は10倍だったといいます。幸いなことに2日目である27日のチケットが当たりました。

※チケットの入手方法についてはコチラ

〖詳説〗いまさら人に聞けない「乃木坂46ライブの行き方と楽しみ方」 - 酒とうどんと御朱印の日々

初日・2日目と内容はそんなに変わらないでしょうから、初日のセットリストを調べればライブの内容はおおよそわかります。「M19.私のために 誰かのために(久保史緒里・中村麗乃・遠藤さくら・賀喜遥香)」とあるのを見て胸がときめきました。

「私のために 誰かのために」は乃木坂46の楽曲の中でも代表的なバラード曲です。オリジナルメンバーは白石・高山・衛藤・桜井・川村という屈指の「歌うま選抜」で、これを久保がアンダーライブで歌った映像を見てたまげたことがあります。

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これを聴けるならもうそれだけで十分で、こうなったら2日目にセットリストが変更にならないことを祈るしかありません。

グッズ販売は1時間待ちだった

ライブといえばまず記念グッズを買わなければなりません。初日は最大で2時間待ちとなり、売り切れとなったものもあるようなので、確実に入手するためにはやはり早めに現地入りする必要があります。

ライブ会場到着したのは昼過ぎでした。

メンバーの名を記した幟

顔写真を載せた幟
恒例のメンバーの名を記した幟の他、今回は顔写真入りの幟も並んでいます。

2本の行列向かって右がグッズ販売、左が生写真販売の列です。

行列行列は角を曲がって体育館の横まで伸びていました。

グッズ販売所

久保のタオル

ちょうど1時間待ちでした。

生写真販売所

生写真交換会場

生写真販売所周辺は今回も巨大な生写真交換会場となっていました。

会場前の様子

4時過ぎに戻ってくると会場前の様子が一変しています。

いかめしい注意書き

今回も禁止事項をでかでかと記したいかめしい注意書きが掲げられていました。

セキュリティチェック

入場前には手荷物検査と金属探知機によるセキュリティーチェックが行われます。

またチケットには購入者と同行者の名前が明記されており、身分証明書との照合が実施されます。チケットの倍率が10倍であったというニュースに対し「どうせ転売屋が買い占めたんだろう」という書き込みを多く見ましたが、乃木坂のライブに関する限り転売は無理です。

搬入口のような場所私はアリーナ席であったので体育館脇の搬入口のような場所から会場入りしました。

会場入り口

ここから先は撮影禁止です。

スタンド席最前列が最大の勝ち組だった

座席表

今回のアリーナ席の座席表で、私の席はIブロックの後ろから2列目・左から3列目でした。センターステージの他にバックステージがあり、花道はないもののアリーナの周囲を囲むように外周ステージが設けられています。

後方のアリーナ席ではセンターステージがあまりよく見えず(前の人の頭が邪魔)、どうしてもモニターが頼りになります。今回のライブの最大の勝ち組は目の前をメンバーが何度も通るスタンド席最前列の人ではないでしょうか。

遠藤の存在感と久保の歌唱力が突き抜けていた

アンダーライブでも感じたことですが、特定のメンバーにばかり集中するのではなく多くのメンバーに光が当たるよう工夫された演出だったと思います。

3期生は山下・久保・梅澤が奮闘していましたが、全体としては遠藤、賀喜、筒井、田村、清宮、柴田といった4期生の方が印象が強く残っています。

3期生・4期生のクイズ対決の場面では明らかに4期生に対する声援と拍手の方が大きく、MCで「皆さんすぐ新しい方に行っちゃう」と山下がぼやいて笑いをとっていましたが、4期生はそれだけの力があったということでしょう。

特に遠藤の存在感は抜群で、場内のどこにいても「あれが遠藤だ」と見分けられるような独特な雰囲気がありました。

選抜常連組では若月・衛藤・桜井、アンダーでは伊藤かりん・能條といった歌唱力のあるメンバーが相次いで卒業してしまい、この点がグループの懸念事項となっていましたが、4期生は幸いなことに大半が「歌える」メンバーであるようです。4期生全員がピアノ伴奏だけで歌った「羽の記憶」は背筋がぞくぞくしてくるほど見事な歌声で、今後期待したいと思います。

そして「私のために、誰かのために」のあの独特なイントロが流れてきて場内の興奮も最高潮になりましたが、久保の歌唱力が突き抜けていて独壇場となり、事前の予想とは少し違ったものとなりました。賀喜・遠藤・中村は皆声量があって相当歌えるのではないかと思いますが、満場が聴き入る中で極度に緊張している様子がありありとしており、若干声が上ずっていたように思います。

最後に梅澤の涙の決意表明でライブは終了しました。

会場の出口

会場の出口付近で別のアイドルグループのメンバーが自分たちのライブのチラシを配っており、彼女たちの努力が報われることを祈ります。

まだまだ当分は大丈夫だろうという気になった

2011年8月に結成して2012年2月にデビューした乃木坂46は間もなくデビュー8周年で、これはAKB48にあてはめてみると2013年から2014年にかけての時期が該当します。この頃は選抜総選挙で指原莉乃と渡辺麻友が競い合った時代で、大島優子の卒業や初の国立競技場ライブが話題になったまさに絶頂期でした。御存じの通りAKB48はこれ以降凋落の一途をたどることになるのですが、私はその最大の原因は人材の枯渇だと思っています。

大所帯のAKBは常にオーディションを開催しているイメージがあったのですが、詳しく調べてみると2016年の16期生が最後のようで、乃木坂の4期生と同じようなタイミングで加入したのは2013年に加入した15期生ということになります。(このほかにドラフト生というのもあるようですが、ややこしくなるので省略。姉妹グループやチーム8についても同様。)

この15・16期生の名前を見て感じたのは「とにかく弱い」ということです。既に乃木坂の勢いが加速していてAKBに人材が集まりにくくなったという事情があったのかもしれませんが、いずれにせよ人気メンバーが抜けて新戦力が育たなければグループは必ず弱体化します。

そういった点からも、デビュー8周年を迎えようとするタイミングで4期生という新らしい強力な戦力が加入したことは重要です。一時の勢いがなくなったことで「オワコン」だなどど書き立てられることの多くなった乃木坂46ですが、まだまだ当分の間は大丈夫だろうという気になった今回のライブでした。

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◆中村麗乃がとにかく目立っていたアンダーライブ2021

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◆コロナ禍の異様な雰囲気で開催された有観客のアンダーライブ

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◆これまで見てきたライブ

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〖24th〗乃木坂46全国握手会で見られた異変とお人形のようだった山崎怜奈

今回は幕張メッセで開催された乃木坂46の「24thシングル発売記念」全国握手会のレポをご紹介します。3月の22枚目シングル以来7カ月ぶりの全国握手会で山崎怜奈のレーンに並びましたが、これまでになかったような大きな異変が見られました。

中心メンバーの相次ぐ卒業の影響はあったのか

乃木坂46の握手会はシングルが発売されるごとに開催されており、DVD付のシングルに封入されている「全国イベント参加券」があれば参加できます。

握手券

握手会の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

〖20th〗乃木坂46全国握手会にオッサンが初参加して感じた印象 - 酒とうどんと御朱印の日々

今回の握手会は24枚目シングルの「夜明けまで強がらなくていい」の発売を記念してのイベントで、3月に開催された22枚目シングル発売記念イベント以来約7カ月ぶりに参加です。(23枚目シングルの時は仕事の都合で参加できなかった。)

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幕張の全国握手会では毎回ものすごい数の参加者によるとんでもない長さの行列に肝をつぶされるのが常で、そのたびごとにグループのパワーというものを強く感じてきました。西野・若月・衛藤・桜井と中心メンバーの卒業が相次ぐ中ではたしてグループが弱体化しているのか否か気になるところです。

山崎レーンに並ぼうと思った

予定ではミニライブが11:00~12:00で握手会が13:00開始となっており、握手会のレーンは以下の通りとなっています。

●第1レーン:白石麻衣
●第2レーン:齋藤飛鳥
●第3レーン:生田絵梨花
●第4レーン:秋元真夏
●第5レーン:与田祐希
●第6レーン:山下美月
●第7レーン:高山一実
●第8レーン:松村沙友理
●第9レーン:堀未央奈
●第10レーン:梅澤美波
●第11レーン:星野みなみ
●第12レーン:久保史緒里
●第13レーン:中田花奈・向井葉月
●第14レーン:北野日奈子・中村麗乃
●第15レーン:伊藤理々杏・新内眞衣
●第16レーン:鈴木絢音・山崎怜奈
●第17レーン:伊藤純奈・岩本蓮加
●第18レーン:寺田蘭世・吉田綾乃クリスティー
●第19レーン:渡辺みり愛・和田まあや
●第20レーン:阪口珠美・佐藤楓
●第21レーン:遠藤さくら・清宮レイ
●第22レーン:賀喜遥香・金川紗耶
●第23レーン:柴田柚菜・田村真佑
●第24レーン:掛橋沙耶香・矢久保美緒
●第25レーン:筒井あやめ・早川聖来

ソロレーンの12名に関してはいわば別格扱いのシード選手で、レーンの番号がグループ内における最新の格付けと考えていいと思います。今回は5月のアンダーライブ以来気になる存在となっていた山崎怜奈のいる第16レーンに並ぶことにします。

選抜ゼロでもテレビに出まくる山崎怜奈

山崎怜奈はグループ結成の2年後の平成25年に加入した2期生です。これまで選抜経験ゼロで歌番組にもほとんど出演したことがないという典型的な「不遇の2期」ですが、「歴史好きな慶大生」を武器にして最近ではクイズ番組や教養番組に出まくっており、「坂道グループテレビ番組ゲスト出演数ランキング」でも並み居る選抜常連組を押さえて堂々7位にランクインしています。

ランキング

「歴女」は競争相手が多いから伊藤かりんの将棋のように上手くいくはずがないと当初は思っていましたが、今となっては恐れ入りましたと言うしかありません。

以前はガツガツした雰囲気が前面に出ていたように感じましたが、最近は別人のような穏やかな表情になっており、横浜アリーナのアンダーライブで見せた手足の指先まで神経が行き届いているかのようなしなやかなダンスは特に印象に残っています。

そこで今回は山崎レーンに並ぼうと思いました。

穴場の公衆トイレが工事中だった

乃木坂46の全国握手会は数万人の人が一カ所に集まり数時間の行列に耐えねばならぬイベントで、特にトイレが重大な問題となります。小なら何とでもなるのですが、会場内の男子トイレにできている長蛇の列は全て大の方に並ぶもので、こんなところに引っかかってしまっては大変なことになります。

海浜幕張駅のトイレ

できれば最寄りの海浜幕張駅で済ませてしまいたいものですが、誰もが同じことを考える様で今回も男性用トイレには2列の行列(動く列となかなか動かない列)ができていました。

工事中のトイレ

こういった事態に備えて京葉線の高架下に穴場の公衆トイレを発見しておいたのですが、今回訪れてみると何と工事中でした。新木場駅の乗り換えの際に全て済ませていたので特に問題はありませんでしたが、もしそうでなかったらと思うとゾッとします。

全国握手会に大きな異変があった

全国握手会ではまずミニライブでCDの収録曲を中心とした楽曲が披露され、その後握手会に移行します。ミニライブと握手会がそれぞれ別イベントとしてカウントされるため、両方に参加する場合最低2枚の握手券が必要です。

今回はミニライブと握手会の会場が1~3ホールで、その他のフリーエリアとして4~5ホールを使用します。

行列

乃木坂46のイベントに行列は付き物で、対策としては早く並ぶ以外ありません。今回も始発に乗って朝の7時半ごろ現地入りすると会場内には既に長蛇の列ができていました。

4ホール入口

通路から一旦4ホールに入ります。

建物外の列

4ホールを抜けて今度は建物外に並びます。

ミニライブ会場

最終的にミニライブの会場に入ったのは9時40分ごろだったと思います。

今回のイベントではミニライブを回避して最初から握手の行列に並んでいる人が異常に多かったのが最大のポイントでした。

握手の行列

ミニライブ終了後では白石麻衣や齋藤飛鳥は既に受付終了になっていることが多く、こういった超人気メンバーが目当ての場合は直接握手の列に並ぶというのが半ば常識となっています。(私も衛藤美彩最後の握手会の際にはそうした)

握手の列に直接並ぶ人

この動きが行きつくところまで行ってしまったようで、それがミニライブにも影響しました。

ミニライブ会場までの行列

結局ミニライブ会場までの行列はこのようになっていました。(斜線部分が直接握手に並んだ人が占めてていたスペース)

特等席で見ることができたミニライブ

ミニライブの会場内は細かいブロックが幾つもできており、入り口でイベント参加券と引き換えで渡された観覧券に書かれたブロックに入ります。

観覧券

幕張のミニライブといえばステージなど全く見えず、モニターも思い切り背伸びをして前の人の頭の間から辛うじて見えるだけというのがこれまでの経験でしたが、今回のW-2ブロックというのはステージの真ん前で、あの横浜アリーナの時よりも近い特等席でメンバーを見ることができました。

近すぎたステージ

本当はいけないのですが、あまりの近さに驚いて会場内で1枚だけ撮りました。

会場内のほぼ先頭部分にいたため後方がどうなっているか全く分からなかったのですが、振り返ると1ホールの電気が消えていたので恐らくそこまで客が入らなかったのではないかと思います。

私が初めてミニライブに参加したのは昨年5月のシンクロニシティ発売記念の時でしたが、その際は1~3ホールを全て埋め尽くす過去最大規模の参加者であったと言います。

その時から主だったメンバーだけでも生駒・若月・西野・衛藤・桜井が抜けてしまっており、さらに今回は白石と飛鳥(恐らく生田も)ファンの大半が直接握手の列に並んでいると考えられます。

ミニライブの客が減少したのはファンとして少し寂しくもありますが、おかげでステージの真ん前で快適なライブを楽しむことができました。

山崎怜奈と鈴木絢音はお人形のようだった

ミニライブが終わると今度は握手会の列に並ばなくてはなりません。

ミニライブをパスした人たち

ミニライブをパスした人たちも動き出しました。

長蛇の列

12時半ごろ4ホールに入ってみると既に長蛇の列が出来上がっています。

握手会場までの列

握手会会場までの行列はこうなっていました。一旦流れ始めると意外に早く、14時には会場入りできました。

今回狙うのが鈴木絢音・山崎怜奈の16レーンということで、衛藤や松村といったソロレーンの超人気メンバーばかり狙っていたこれまでとは全く状況が違います。見渡したところ第13~第20レーンは行列はほとんどなく、第21レーンからまた長くなっているようでした。

第16レーンは待機時間約10分で、ブースに入ると2人がお人形のようなおすましした表情でちょこんと座っていたのが印象的でした。

「横浜アリーナのライブ行きました」というと山崎は一気に表情を崩し「ありがとうございました」と返してくれましたが、鈴木は終始おすまししたままでした。

復興支援の「びわカレーパン」は完売した

今回の握手会では相次いだ台風被害への復興支援への動きもありました。

びわカレーパン

びわカレーパン

びわカレーパン

台風15号で地元が被災地となった高山一実の提案で名産品の「びわカレーパン」が販売されていました。(1個500円)

閑散としている店頭

売り場が閑散としているようで心配しましたが、高山自ら店頭に立って呼び込みをすると一気に客足が伸び、最終的に用意した5000個を完売しました。地元の南房総市は観光を主要な産業としており、風評被害で現在大変なことになっているようです。現在は安心して訪れてほしいと訴えていました。

災害支援の募金

また先日の台風19号災害支援の募金活動も実施され、運営の今野氏自ら募金をした人と握手をしていました。

今のレベルをできるだけ維持し続けてほしい

最終的に会場を出たのが2時15分ごろというこれまでにない握手会となりました。主力メンバーがこれだけ一気に抜けた影響はやはり大きく、20枚目・21枚目の頃に比べると来場者の数はかなり減ってしまったというのはどうやら間違いないようです。しかしこれまでが異常すぎたのであり、人数が減った分だけ今回は快適に過ごすことができたイベントであったことも事実です。

今後重要なのは今のレベルをできるだけ維持し続けることで、今回ソロレーンとなった12名ができるだけ長く続けられる環境を整えるとともに、それ以外のメンバーのレベルアップも必要になります。

4期生は当初イメージしていたよりもはるかに有能で、今後大いに期待したいと思います。

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〖聖地〗乃木坂46神宮球場ライブ2019初日レポ 層が厚いからこそ可能なセットリストだった

今回は乃木坂46の「真夏の全国ツアー2019」東京公演初日の模様をご紹介します。約3時間のライブで全33曲が披露され、乃木坂の層の厚さがもたらす強さを改めて感じさせられました。前から一度行ってみたいと思っていた「聖地」神宮球場のライブで、幸いにもチケットが当たったので参加することができました。

神宮球場は乃木坂46の聖地

神宮球場は乃木坂46が毎年開催している「真夏の全国ツアー」で東京公演の会場として知られており、球場の公式Twitterでも「夏の風物詩」と呟かれるほど定着したイベントとなっています。

2012年にデビューした乃木坂46はその翌年から全国主要都市を巡る全国ツアーを開催しており、2014年の2回目のツアーの千秋楽会場として初めて神宮球場を使用し、今年で6年連続の開催ということになります。グループの原点でもある乃木坂から最も近いという理由で選ばれたといいますが、いい場所を確保したものだと思います。

交通の便の良い都心の一等地にありながら神宮球場がコンサート会場として過去に使用された事例はあまり多くなく、特に2000年にTHEALFEEが使用して以降は14年間全く使用されていませんでした。現在でも他のアーチストが使用した事例はなく(申し込んでも球場側に断られるという話を聞いたことがある)、神宮球場は今や乃木坂46の聖地でありホームグラウンドといえるような場所となっています。

チケット

乃木坂46のライブといえば横浜アリーナのアンダーライブを先日経験しましたが、やはり聖地である神宮球場のライブを体験したいものです。幸いにも三日間の東京公演の初日のチケットが当たったので、胸躍らせて参加しました。

先週の全国握手会は仕事の関係で参加できなかったため、イベントに参加するのは久しぶりです。

※チケットの入手方法についてはコチラ

〖詳説〗いまさら人に聞けない「乃木坂46ライブの行き方と楽しみ方」 - 酒とうどんと御朱印の日々

神宮球場ライブと雨

乃木坂46のライブといえば雨というのが付き物となっています。「真夏の全国ツアー」では神宮球場以外は天候の影響を受けないドーム球場が会場ですが、台風接近となると話は変わってきます。

今年のツアーでは福岡公演初日の7月20日に九州北部に台風5号が接近して長崎県の五島で50年に一度の記録的な大雨が降り、さらに大阪公演二日目の8月15日は超大型の台風10号が西日本を直撃したためついに中止が決定されました。

神宮球場は屋外ですから雨はライブに直接影響します。実際のところ過去の天候をみても

2014 開演前雨→晴れ

2015 初日 雨

2015 二日目 ライブ前半雨

2016 初日 ライブ後半雨

2016 二日目 雨(夜台風通過)

2016 三日目 開演前雨→曇り
2017 初日 開演前雨→晴れ

2017 二日目 晴れ

2018 初日 雨

2018 二日目 晴れ

2018 三日目 晴れ

このように雨の確率が異常に高くなっています。今年は週間天気予報では3日間とも雨マークが全く無かったので安心していたのですが、実際は驚きの結果となりました。

今年もやはり雨が降った 会場周辺の様子

一週間くらい前から神宮球場周辺の週間天気予報をこまめにチェックしていましたが、30日の予報は当初の「終日晴れ」から直前になって変化し、「朝は雨」「昼まで雨」「昼までと夕方以降雨」と最新の情報を入手するたびに悪化して行きました。やはり乃木坂と神宮と雨は切り離せないものなのかもしれません。

まずは物販で記念グッズを入手し、次いで乃木坂の「まる彦」で「マナツ」を食べ、改めて会場入りしようと決めました。乃木坂のイベントでは行列が不可避であり、少しでも負荷を減らすには早く家を出るしかありません。

グッズ販売

絵画館前今回のライブのグッズ販売の会場は絵画館前です。

異様な光景私は半蔵門線の青山一丁目駅から向かいましたが、イチョウ並木の奥に何やら異様な光景が見えてきました。

生写真販売の行列

生写真販売の行列は何と総合球技場の周りを半周してイチョウ並木付近まで伸びています。

グッズ販売の行列右が生写真、左がグッズ販売の行列です。

折れ曲がり売り場に到着するまで何度も折れ曲がります。

売り場

売り場

グッズこの日は45分で売り場に到着しました。平日の午前中だったのでこれだけで済みましたが、二日目・三日目は大変な行列になったようです。

瞬間冷却材ちなみに並んでいる人全員に瞬間冷却材が配布されました。

浴衣姿の写真

浴衣姿の写真

浴衣姿の写真会場には全メンバーの浴衣姿の写真が展示されており、カメラを持ったファンが群がっていました。(全員分を一枚一枚撮っている猛者も意外に多かった)

乃木坂ラーメン「まる彦」

乃木坂ラーメンまる彦はソニーミュージックエンタテインメントのビルがまだ乃木坂にあった頃に衛藤美彩が通っていたラーメン屋で、テレビ番組でもお勧めとして紹介したことから聖地としてファンが集結するような場所になっています。これまで何回も来ていますが、ここでラーメンを食べてから神宮のライブに行くというのを一度やってみたいと思っていました。

まる彦

まる彦初日は平日なのでこの程度でしたが、二日目・三日目は何と1時間半待ちになったそうです。

真夏と白米「真夏の全国ツアー」から命名された「マナツ」と白米です。パンチの効いたカレー味のスープを麺がしっかりと受け止めて見事な味わいになっていました。焼いたトマトも合っていたと思います。

神宮球場周辺

ラーメンを食べ終えて神宮球場に戻ると雨はやんでいました。

球場正面

球場正面

球場正面

球場正面にはメンバー全員の幟と写真が掲示されています。

写真を撮る人その光景をバックに写真を撮ろうとしている人が多数いました。

祝い花祝い花が二列に並べられており、バナナマンが前列の筆頭、それに次いで吉田沙保里の花が置かれています。

祝い花前列がテレビ関係、後列がラジオその他のようで、テレビ関係はNHK・日本テレビ・TBS・フジ・テレ朝・テレビ東京という地デジ以前のチャンネル順となっていました。(この順番はかなり重要なようで、スタッフが念入りにチェックしていました)

禁止事項横浜アリーナの時と同様に入場にあたっては様々な禁止事項があります。入場の際にはチケットに明記された氏名と身分証の照合をしていました。

長蛇の列開場1時間前の2時半には各入場ゲート前には既に長蛇の列ができていました。

スペシャルドリンク場内で販売されていた乃木坂46スペシャルドリンクと築地銀だこのたこ焼きです。ドリンクはもう無茶苦茶に売れており、ほとんどの人が手に持っていたように思います。

会場の広さに面食らった

私の席は一塁側ダックアウトの上部、中央の通路から3段上で、花道が目と鼻の先にあった横浜アリーナの時と比べるとやはりまるで違うものありました。

メインステージとセンターステージではメンバーは小さめのフィギュアくらいの大きさで、肉眼では到底誰が誰であるか識別できず、バックステージまで来てくれると何とか区別がつくという状況でした。(野球なら背番号で見分けることができますが、アイドルの衣裳には背番号がない。)

一部のメンバーが芦ノ湖の海賊船に似た台車(フロートというらしい)に乗ってフェンス際をまわる際は比較的間近でメンバーの姿を見ることができます。またスタンド席の中ほどにある通路をトロッコでまわるという場面も一度あり、目と鼻の先を通過していった齋藤飛鳥と桜井玲香は肌の綺麗さが際立っていました。

全体的に細かい部分は正面のモニターを見るしかありませんが、小さいと言ってもメンバーを直接見ることができるので幕張全握のミニライブで感じるようなストレスはありません。ただ、アイドルグループのライブを楽しむという点ではこれがギリギリの大きさなのではないかと思います。

比較的倍率の高い双眼鏡を持参していたので最初はそれを覗き込んでいましたが、手ブレが激しくメンバーを識別しようと苦闘していると曲が全く耳に入ってこなくなります。

途中からは双眼鏡はカバンに戻し、会場全体を見るようにしたら思った以上に楽しめました。メンバーが会場いっぱいに散らばったり一か所に集合している様子はなかなか綺麗な光景です。

層が厚いからこそ可能なセットリスト

西野・若月・衛藤の主力3人が一気に抜けた穴はやはり大きくCD売り上げの右肩上がりはついにストップしてしまったようですが、ライブを見る限りグループのパワーはまだまだ衰えていないように感じます。

ミュージアムコーナーのような日替わり企画も含めて約3時間で全33曲というのは欅坂や日向坂、AKBと比べても多いのではないかと思います。

「インフルエンサー」「命は美しい」「何度目の青空か」「シンクロニシティ」と王道の表題曲が続いた後に「滑走路」「日常」とアンダー曲が続いても落差がなく、これは選抜やアンダーを問わずグループ全体の層が厚く、メンバー個々の能力が高いからこそ可能です。

「僕のこと知っている?」に続いて「サイコキネシスの可能性」「ダンケシェーン」、「夜明けまで強がらなくていい」に続いて「オフショアガール」「ロマンティックいか焼き」のようにしっとりとした曲からいきなり弾けた曲に移行したのも刺激的でした。

本来はアンダー曲である「あの日僕は咄嗟に嘘をついた」「ここにいる理由」「不等号」を選抜・アンダーが入り混じった新たなメンバー構成で披露したのは「新たな融合」を印象付けようとしたものでしょうか。

神宮恒例の花火は「Sing Out!」の一番盛り上がったところで打ち上げられました。主力3人卒業のあおりを食って前作より売り上げを下げてしまい、そのせいかそれほど評判の高くない曲ですが、私は乃木坂でも屈指の名曲だと思っており、今後レコ大⇒紅白の流れの中で再ブレイクすることを期待しています。

また、一番最後の「乃木坂の詩」で会場全体(ステージの真裏の席に至るまで)が紫一色に染まったのは圧巻でした。(この光景が一番見たかった。)

ちなみに桜井玲香卒業にまつわる話は初日は一切ありませんでした。

東京ドームでやればいいというものではない

雨が降ったりやんだりという状況は開演後もしばらく続き、MCにおいても誰が雨女かという定番の話題で盛り上がりを見せます。しかしライブ中盤に差し掛かったあたりで雨は完全にやみ、最後は爽やかな風を感じることができました。

都心のビル群のど真ん中でありながら一方で神宮外苑という落ち着いた雰囲気の中にある独特の立地、メンバーを直接見ることができる大きすぎでも小さすぎでもないギリギリの大きさ、屋外ライブならではの解放感とハラハラ感、そしてフィナーレで打ち上げられる花火と、こういったものが一体となって神宮球場は聖地と呼ばれるような存在になっているように感じます。これ以上会場が大きいと逆に興ざめします。東京ドームでやればいいというものではなく、こういう場所は大切にしなくてはいけません。

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◆東京ドームで開催された2021真夏の全国ツアーファイナル

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◆日産スタジアムで開催された10thバースデイライブ

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〖座席表付〗乃木坂46横浜アリーナアンダーライブは完成度が高くただただ楽しめた

今回は本日横浜アリーナで開催された「乃木坂46 23rdシングル『Sing Out!』発売記念ライブ」の模様をお知らせします。5月24日~26日の3日間に亘って開催されるライブで初日がアンダーライブ、二日目が4期生ライブ、三日目が選抜ライブという構成となっており、幸いアンダーライブが当選したので参加してきましたが、完成度が高くただただ楽しめました。※私が初めて参加した乃木坂46のライブです

アンダーライブとは

アンダーライブとは乃木坂46のシングルで表題曲の選抜から外れたアンダーメンバーによるライブで、今回は23rdシングル「Sing Out!」のアンダー10人(4期生除く)にグループからの卒業を発表している伊藤かりん・齋藤優里を加えた12人によって実施されます。

今でこそアンダーライブは乃木坂46を特徴づけるイベントの一つとなっていますが、はっきり言ってしまえば選抜落ちした「不人気」メンバーだけによるライブで、知名度の高い選抜メンバーは一人も参加していません。

最初のアンダーライブは8thシングル『気づいたら片想い』の発売記念イベントとしてあくまでも実験的に開催されたもので、今では考えられませんが空席も目立つものだったそうです。

しかし露出の少ないアンダーメンバーにとっては貴重な自己アピールの場であり、自分たちで考えたこだわりの構成や演出が評判を呼び、現在ではシリーズ化して全国各地をまわるようなイベントとなっています。

アンダーライブに行きたいと思った

乃木坂46の最大の特色はメンバーの層が異常なほど分厚いことで、白石麻衣・齋藤飛鳥・生田絵梨花といった人気者以外にも個性的なメンバーが数多くいます。冠番組以外でテレビに登場することは滅多にありませんが、能條愛未・樋口日奈・伊藤かりんによる「逃げ水」がYouTubeに投稿されて話題になったように、乃木坂46のアンダーには「光は当たっていないが実は凄い」というメンバーがぞろぞろいるのです。

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三日間にわたる今回のライブの開催について知った際、日程的に伊藤かりんの卒業ライブになるかもしれないという予感があったことと(結果として的中した)、伊藤純奈・山崎怜奈・向井葉月といった日頃あまり見ることができないメンバーを直接見てみたいということからアンダーライブに絞って申し込みをしました。(全国握手会のミニライブではよく見えない)

乃木坂46は今や日本でも屈指のライブのチケットが取れないアーチストで、これはアンダーライブも同様です。

当選通知私も衛藤美彩の卒業ソロコンサートの際にこのことを思い知らされましたが、今回は幸いにも1次先行で当選することができました。

チケットセンターBブロックということで、かなり前の方で見ることができそうです。

※チケットの入手方法についてはコチラ

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グッズの購入は1時間待ちだった

24日のスケジュールとしては11時頃よりグッズの販売を開始し、17時30分に開場、19時開演となっていました。

生写真販売の列11時ちょうどに会場に来てみると既に正面に行列ができていましたが、これは生写真販売の列でした。

グッズ販売の列

グッズ販売の列グッズ販売は建物の裏側となっており、行列は階段を上がって建物の中にまで伸びていました。

グッズ販売の列建物の中に入ってからの方が長かったのですが、暑い日であったため助かりました。

グッズ販売の列

グッズ販売の列ようやく販売会場にたどり着いたと思ったら内部でまた行列です。

グッズ販売の列

マフラータオル

狙っていた伊藤かりんのマフラータオルを入手するまでに結局のところ55分並びましたが。平日の昼間ですからこんなものでしょう。ちなみに一緒に写っている紫色のリボンはライブの最後に演出用のクラッカーで場内に打ち上げられたものです。

生写真交換会再び正面にまわるとそこは巨大な生写真の交換会場となっていました。

開演前の横浜アリーナの様子

横浜アリーナ

横浜アリーナ16時頃に再び横浜アリーナに戻ってくると既に人々が集まり始めていました。

齋藤優里のファン達齋藤優里のファン達が集合写真を撮っています。

向井葉月のファン達こちらは向井葉月ファンのグループです。

アリーナ前の道ちなみに会場前の赤いタイル部分は公共の歩道で、ここで立ち止まっていると白い部分に移るよう注意されます。

便乗アリーナの向かいにあるハイボールの店もライブに便乗しようとしていました。

入場列をつくり始めたのは17時10分頃です。

禁止事項入場にあたっては様々な禁止事項があります。入場の際にはチケットに明記された氏名と身分証の照合をしていましたが、これはチケットの転売を防止するためでしょうか。

また客席内ではスタッフが「客席内は撮影禁止です」と連呼しながら巡回していました。

グループが生まれ変わろうとしていることを嫌でも実感する

会場入りすると正面に揚げられているメンバー全員分の幟にどうしても目が行きます。

メンバーの幟

メンバーの幟

メンバーの幟長年グループを支えてきた西野・若月・能條・川後・衛藤が抜けて新しく4期生が入っており、グループが生まれ変わろうとしていることを嫌でも実感します。

祝い花

祝い花

祝い花正面に関係先から贈られた祝い花が並んでいます。伊藤かりんにはこの他にウォルト・ディズニー・ジャパンからも贈られており、これは大変なことなのだそうです。

思っていた以上に客の年齢層が高かった

横浜アリーナはコンサートホールとしては日本武道館と同程度の規模のようですが、客席の傾斜が緩い分だけ天井が巨大です。私は柔道の試合で武道館は何回も行っていますが、横浜アリーナの方がはるかに大きく見えました。
場内を見渡してみると思っていた以上に客の年齢層は高く、平日の夜ということでいかにも仕事帰りといった様子の人が多かったように思います。私の隣の席は空いたままでしたが、開演間際にスーツ姿のオッサンが駆け込んできて、席に着くやいなや上着を脱いで中田花奈のタオルを首にかけ、カバンからサイリウムを2本取り出して振り始めました。
音は聞こえても映像はモニターを見るしかないステージ裏の席まで満席というのは少々異様でしたが、会場全体がサイリウムの光で満ちている光景はやはり綺麗でした。(8割くらいの人が首にタオルをかけ、サイリウムを2本振っていたと思う。)

完成度が高くただただ楽しかった

座席表今回のセアリーナ席の座席表で、私の「センターBブロック65番」は前から11番目で右から2番目でした。モニターなど当てにせず直に正面のステージを見ることができるだけでなく、右を向けばほんの5m先に花道があります。おかげで「シークレットグラフィティ(だったと思う)」で山崎怜奈と中村麗乃が踊り、「ハウス」の冒頭部分で伊藤純奈が観客を煽る姿を手の届きそうな距離で見ることができました。
これだけの近さで見ることができるというのはやはり格別なものがあり、モニターを見るために思い切り背伸びをしなければいけなかった全握のミニライブや、ネット配信をパソコンで見た衛藤美彩の卒業ソロコンサートとは受ける印象がまるで違います。

オープニングからエンディングまで一貫して綺麗で華かなステージとなっており、世界観だ何だといったこざかしい話を抜きにしてただただ楽しめる内容だったと思います。

選抜メンバーは一人もおらず、しかも披露された全29曲に表題曲が一つもありません。アイドルグループのライブとしては本来ならありえない内容ですが、メンバー全員が映えるよう一曲一曲よく考えられていて完成度の高いライブでした。アンダーメンバーだけで一つの完成されたグループとなっており、ここに白石麻衣や齋藤飛鳥が入ったら逆にぶち壊しになっていたと思います。

特に印象深かったメンバーとしては

伊藤純奈

さすがと言うしかない存在感。「釣り堀」で伊藤かりんと見せたハモリはライブ全体を通しても最高で、こういうものを見たかったからアンダーライブに来たのです。

山崎怜奈

表情が柔らかく踊りが綺麗。手足の指先まで神経が行き届いているかのようなしなやかな動きは素晴らしかった。

中村麗乃

顔も声もかわいらしく、スタイル抜群で踊りも綺麗。何でこの子が不人気なのかわからない。

向井葉月

テレビで見る向井からは「バラエティ番組で爪痕を残さなくては」という変な力みばかり感じるのですが、今回のライブでは自然ないい表情をしており、昨年の46時間テレビでわんこそばに挑戦していた時の生き生きとした姿がよみがえっていました。

伊藤かりんのスッキリとした表情が印象的だった

齋藤優里は明後日の選抜ライブにも出演しますが、伊藤かりんは今回のライブをもって乃木坂46としての活動を終了します。6年間一度も選抜入りすることなくグループを卒業することに対してやはり思うところはあったようですが、そういうものを全て乗り越えたからこそ出すことができるようなスッキリとした表情が印象に残りました。

選抜経験はなくとも長くファンの記憶に残るメンバーではないでしょうか。

層の厚さがグループ最大の強み

乃木坂46のグループとしての一つのピークが2年前の橋本奈々未卒業ライブだったことは間違いないでしょう。現在ではこの時の中心メンバーから橋本、伊藤万理華、生駒、若月、西野、衛藤と何と6名も抜けていますが、今回のイベントの盛り上がりを見る限りグループとしての勢いはまだまだ維持しているようです。
「乃木坂46の最大の特色はメンバーの層が異常なほど分厚いこと」と冒頭に書きましたが、こういったレベルの高いアンダーがグループを下支えしていることがグループの最大の強みではないかと思います。

そうは言ってもさゆりんご軍団もやはり見たかった。

後日配信でも見た

この日のライブの模様は当日インターネットTVのdtvチャンネルで生配信され、6月15日に再配信されました。これにより一度生で見たライブをパソコンの画面上で再度見ることができたのですが、配信では会場で感じた盛り上がりの半分程度しか伝わってこなかったように思います。また、メンバーは画面上よりも直接見た方がはるかに綺麗です。

どうやらライブには麻薬性があるようで、幸いなことに次の神宮球場ライブのチケットが当選したので、今から楽しみです。

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〖両国〗衛藤美彩の卒コンと当日の都内の聖地の様子

今回は乃木坂46衛藤美彩の卒業ソロコンサートをご紹介します。チケットをとれなかった私はインターネット配信で見ることになりましたが、少しでもリアル感を出すために卒コン当日に都内で聖地巡りを実施しました。どこも普段とは全く違った様子を見せていて、改めて彼女の人気を知ることになりました。

初めて気づいたのは「生駒のキャッチボールの相手」としてだった

私が乃木坂46に興味を持つようになったのは2013年3月に発売された5枚目シングルの「君の名は希望」からですが、当時の衛藤はアンダーに幽閉されていたような状態でテレビ等の露出は全くなく、私が彼女の存在をはっきりと知ったのは2014年9月15日放送のテレビ東京「乃木坂ってどこ?」が初めてでした。スポーツ音痴の生駒里奈が1カ月以内にキャッチボールができるようになるかという恒例の「夏休みの宿題」企画で、この時キャッチボールの相手として登場したのが衛藤で、「こんな子がいたんだ!」と思ったことをいまでも覚えています。

この時期は9枚目のシングルを既に発売しており、衛藤は7枚目に続いて2度目の選抜入りをしています。ですからもっと先に知っていなければおかしいのですが、なぜかこれ以前の記憶が私には全くありません。ミディアムのヘアスタイルでいかにもスポーツが得意そうな洗練されたルックスが妙に気になり、それをきっかけに彼女に注目するようになって現在まで続いています。

これまでの主要メンバーの卒業とは訳が違った

選抜に定着したとはいえ、この頃の衛藤は3列目の端が定位置で、歌番組でも見つけるのに苦労するレベルでした。そこからグループ内でも存在感を増すようになり、13枚目シングルではついにフロントメンバーとなりますが、アンダーからフロントまで上り詰めたのはこれまで衛藤と齋藤飛鳥の二人だけです。

選抜メンバーすら完全には把握していないようなライトなファンであった私が最近では幕張の全握の行列に並ぶようになったのは衛藤の影響ですが、それだけにグループからの卒業の一報には驚かされました。

橋本奈々未・生駒里奈・若月佑美・西野七瀬といった中心メンバーの卒業は私にとってはしょせん他人事に過ぎませんでしたが、これが衛藤ということになるとそうはいきません。何としても卒コンに参加しようと手を尽くしたのですが、結局チケットは結局購入できませんでした。(どうやら8000席に対して10倍の80000人の応募があったらしい。)

卒コン当日の都内の聖地の様子

幸いにも今回の卒コンに関してはインターネットにより生配信されます。会場内の様子を自宅に居ながらリアルタイムで共有することができるようですが、よりリアル感を出すため聖地と呼ばれている場所を卒コン当日に巡ってみることにしました。

両国国技館周辺

ホームから見た国技館卒コンは18;30開演ですが、12:00から記念グッズの販売があるため駅のホームからでもはっきりとわかるような行列が午前中からできており、周囲からは「今日はお相撲はなかったんじゃないの?」という声が聞こえてきました。

衛藤のCM

衛藤のポスター
両国駅構内には衛藤がCMに出演している「BEAUTYLASH」の特別版の広告が掲示されています。

記念グッズ

待機列最後尾11:15頃の物販待機列最後尾です。

物販待機列12時少し前から行列が動き出しました。

物販の待機列

物販ショップ
店にたどり着いた時には13時を少し過ぎていました。

ステンレスダンブラー新潟県燕市の金属研磨の職人集団が作り上げたステンレスダンブラーです。

※ステンレスは熱伝導率が低く保温性に優れており、冷たいものを冷たいままで保つことが可能です。ステンレスダンブラーというのは初めてでしたが、より冷たくシャープな味わいのハイボールが楽しめるようになり、今ではすっかりやみつきになりました。どうやら一生ものになりそうで、少々高かったのですがいい買い物をしたと思います。

祝花

祝花この頃には既に多くの祝花が並べられていました。(一般からのものが外、「関係者」からのものが中)

ラッピングカー近くの駐車場には衛藤卒業仕様のラッピングカーが止められていて注目を集めていました。「この5人こそが乃木坂だ」と思います。

ティッシュ卒コン特別1面の日刊スポーツは是非入手したいのですが、23区限定ではちょっと無理です。

乃木坂ラーメン「まる彦」

ソニーミュージックエンタテインメントのビルがまだ乃木坂にあった頃に衛藤が通っていたラーメン屋で、テレビ番組でもお勧めとして紹介したことから聖地としてファンが集結するような場所になっています。

まる彦

行列その衛藤の卒コン当日ということで、これまで見たことのないような行列ができていました。

まる彦は超一等地にある美味しいラーメン屋で普段はビジネスマンや観光客で混雑しているのですが、この日に限っては客のほぼ100%が乃木坂ファンだったと思います。

みさ先輩セットほとんどの客が味噌ラーメンと高菜ご飯の「みさ先輩セット」を注文しており、店内は「みさ先」という言葉が飛び交っていました。

乃木神社

乃木神社

乃木神社ここは特に変わってないだろうと思っていたのですが、いつもの平日とは全く違う雰囲気でした。(いつもの平日なら閑散としている)

乃木坂駅

乃木坂駅

ポスター「君の名は希望」が発車メロディーに採用されている乃木坂駅では「みさ先輩大好きの香港応援団」による卒業を祝うポスターが掲示されていました。

いつまでも深い余韻の残るコンサートだった

衛藤はグループを代表する歌唱メンであることはよく知られており、これまでセンター曲やソロ局はないものの歌唱においては重要なパートを担当する、フルオーケストラにおけるバイオリンのような存在です。その衛藤が自らの卒業イベントとしてソロコンサートを希望したというのですから、やはり注目しないわけにはいきません。

開演してしばらくは声が全く出ておらず、動きもトークもぎこちなさばかり目立っており、体調不良なのかそれともソロコンサートは荷が重かったのか、などとやきもきさせられました。

それでも7曲目の「無口なライオン」から調子が上がってきたようで、特に「今、話したい誰かがいる 」「シンクロニシティ」「 サヨナラの意味」と続く場面では衛藤特有の高音が冴え渡り、「さすが」と思わせるものがありました。やはり生演奏で生歌というのはいいものです。

本編はソロでアンコールになってからメンバーが登場、そして最後に初のソロ曲の発表という演出も良く、いつまでも深く余韻の残る印象深いコンサートとなりました。

ずっと注目し続けてきた衛藤がこれだけのコンサートができる歌手だったという喜びと、これほどの実力者になぜもっと活躍の場を与えなかったのかという怒りと、これだけのメンバーが今月いっぱいでグループを去るという喪失感と、実に様々な思いが現在も入り混じっています。

ネット配信への不満

インターネット配信でライブを鑑賞したのは今回が初めてで、会場内の雰囲気をリアルタイムで共有できたというメリットはあるものの、私個人としては不満も多かったというのが正直なところです。

ノートパソコンの全画面表示でも綺麗に見れた時もあれば小さい画面でもモザイク処理をしたようになった時もあるなど画質が不安定で、また音が途切れたり画面が固まったりということも度々発生し、自分としてはライブビューイングの大きな画面と綺麗な音で楽しみたかったと思います。

ソロ曲の「もし君がいなければ」の途中で画面が固まってしまい、復旧した時には既に歌い終わっていたというのは最悪でした。

これからどうするか

グループを卒業してからの衛藤はミュージカル女優として突っ走って歌番組などにはほとんど出演しなくなることが予想されます。ドラマも映画も舞台も全く見ない私はこれからどうするか考えなくてはなりません。

また中核メンバーが抜けたグループがこれからどう変わっていくか、今後注視していきたいと思います。

★最後まで御読みいただきありがとうございます。

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◆ライブのチケットが当たった

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◆乃木坂46全国握手会の記事

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〖22nd〗乃木坂46全国握手会での衛藤美彩・松村沙友理の握手レポ

今回は幕張メッセで開催された乃木坂46の「22ndシングル発売記念」全国握手会のレポをご紹介します。長らくグループを支えてきた一期生の相次ぐ卒業に驚かされた22枚目シングルですが、土壇場になって衛藤美彩の卒業発表という私にとってとんでもないニュースが飛び込んできました。

紅白で披露されロングヒットとなった22枚目シングル

22枚目シングル今回の握手会は昨年の紅白歌合戦でも披露され、ロングヒット曲となっている22枚目シングル「帰り道は遠回りしたくなる」の発売記念イベントです。

イベント参加券乃木坂46の握手会は「全国握手会」と「個別握手会」の2種類あり、全国握手会はDVD付のシングルに封入されている「全国イベント参加券」があれば参加できます。

まずミニライブでCDの収録曲を中心とした楽曲が披露され、その後握手会に移行するのですが、ミニライブと握手会がそれぞれ別イベントとしてカウントされますので、両方に参加する場合最低2枚の券が必要です。

握手会の詳細については5月6日に開催された20枚目シングル握手会の記事をご参照ください。

〖20st〗乃木坂46全国握手会にオッサンが初参加して感じた印象 - 酒とうどんと御朱印の日々

卒業発表が相次いで異例の展開となった

「帰り道は遠回りしたくなる」は昨年いっぱいでグループから卒業することを発表した西野七瀬のために書かれたものですが(卒コンは2月)、10月1日には若月佑美、10月5日には能條愛未とグループ結成から活動してきた一期生が相次いで卒業発表しました。

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西野と若月が見つめあいながらくるくる回るシーンが振り付けの最大の見せ場ですが、若月卒業後はここが秋元真夏に変わり、収録曲をファンに披露する全握のミニライブ時にはセンターの西野もいなくなるという異例の展開です。

発売日の渋谷TSUTAYA発売日の渋谷TSUTAYA1階は完全に乃木坂一色でした。

渋谷TSUTAYAこちらでは乃木坂46の新曲に関しては希望のバージョンと枚数をレジで店員に伝えるという仕組みとなっており、「帰り道は遠回りしたくなるA・B・Dを1枚ずつ」とレジで店員に伝えなくてはなりません。(おっさんにはこれが何とも恥ずかしい)

絵の原画

絵の原画店内では「乃木展」が開催されており、これまでの名場面の写真や西野・若月・能條が実際に着用した衣裳、ミュージックビデオ内で西野が描いた絵の原画が展示されていました。

実際に着用した衣裳これを見てグループとしての大きな転機がきたという感慨に浸ったのですが、この程度では済みませんでした。

CD発売直後の11月22日には同じ一期生の川後陽菜が卒業発表しますが、能條が卒業するなら川後もそろそろかなということである程度予想はつきます。しかし年が明けて2月になり、全く予想もしなかったニュースが飛び込んできました。

何と衛藤美彩まで卒業してしまう

2月14日の夜、パソコン作業をしていた私は何気なく見たYHAOOニュースに「衛藤美彩卒業を発表」という見出しがあることに気付き愕然としました。

「みさ先輩」と呼ばれる衛藤を私がはっきりと知ったのは2014年9月15日放送のテレビ東京「乃木坂ってどこ?」においてで、生駒里奈のキャッチボールの相手として登場した衛藤を見て「こんな子がいたんだ!」と思ったことをいまでも覚えています。(グループ結成以来干され続けていた衛藤もこの頃には既に選抜入りするようになっていましたが、時系列がぐちゃぐちゃになっていてなぜかこれ以前の記憶が私には全くない)それ以来テレビの歌番組に乃木坂が出演する際には衛藤がどこにいるかまず探すようになり、遂には全国握手会の行列に並ぶようになりました。

そんな衛藤が3月末でグループを卒業してしまいます。東京のファンにとっては今回の握手会が「衛藤美彩(乃木坂46)」を直接見る最後の機会ということになり、これは行かないわけにはいきません。(3月19日の卒コンは1次先行・2次先行共に外れてしまい、この時点ではチケットを確保するめどが立っていない)

今回はミニライブをパスすることにした

予定ではミニライブが11:00~12:00で握手会が13:00開始となっており、握手会のレーンは以下の通りとなっています。今回が最後で混雑が必至の衛藤レーンは初参加の4期生とともに別会場で、白石・齋藤飛鳥・衛藤の3名については14時をもって握手会の受付を終了すると予告されています。

配置図【9~11ホール】全22レーン
●第1レーン:白石麻衣
●第2レーン:齋藤飛鳥
●第3レーン:秋元真夏
●第4レーン:山下美月
●第5レーン:与田祐希
●第6レーン:桜井玲香
●第7レーン:高山一実
●第8レーン:松村沙友理
●第9レーン:梅澤美波
●第10レーン:星野みなみ
●第11レーン:堀未央奈
●第12レーン:伊藤かりん・久保史緒里
●第13レーン:伊藤純奈・大園桃子
●第14レーン:新内眞衣・和田まあや
●第15レーン:北野日奈子・阪口珠美
●第16レーン:鈴木絢音・吉田綾乃クリスティー
●第17レーン:伊藤理々杏・中村麗乃
●第18レーン:寺田蘭世・山崎怜奈
●第19レーン:斉藤優里・渡辺みり愛
●第20レーン:中田花奈・樋口日奈
●第21レーン:岩本蓮加・向井葉月
●第22レーン:佐々木琴子・佐藤楓
【1ホール】全5レーン
●第23レーン:衛藤美彩
●第24レーン:柴田柚菜・清宮レイ・田村真佑
●第25レーン:遠藤さくら・金川紗耶・早川聖来
●第26レーン:掛橋沙耶香・北川悠理・矢久保美緒
●第27レーン:賀喜遥香・筒井あやめ
衛藤の最後の握手会ということで、いつものようにミニライブ終了後に握手会の列に並んだのでは14時の受付終了までに会場入りできない恐れがあります。ミニライブと握手2回ということでイベント参加権は3枚用意していましたが、今回はミニライブをパスして朝一から1ホールで並ぶことにしました。第23レーンで握手が終わったら9~11ホールに移動し、その場の状況に応じて第8・第14・第18レーンのどれかに並ぶという作戦です。

効率だけを考えれば同じ1ホールの別レーンということになりますが、4期生にはまだ全く興味がありません。

最も注意しなければならない問題はトイレ(それも大)

握手会で最も注意しなければならない問題はトイレ(それも大)です。幕張メッセ内の男性用トイレはどこも大の方に長蛇の列ができていましたが、トイレに行っている間に行列が進んで荷物が取り残されるという事例も散見され、やはり海浜幕張駅の段階までに済ませておく必要があります。

海浜幕張駅のトイレ駅構内のトイレは例によって大行列ができていました。

ガード下の公衆トイレ前回発見したガード下の千葉市公衆トイレは今回も空いており、こちらを利用することをお勧めします。

1ホールに直接行ってみた

ミニライブの行列「ミニライブをご観覧せず、衛藤美彩及び4期生との握手会を希望される方は、1ホールまでお越しください」ということだったのでミニライブ会場の9~11ホールは素通りしましたが、始発できたにもかかわらず前回以上の混み方となっていました。

混沌とした館内この日は米津玄師のイベントも開催されており、それ以外にゲーム関係のイベントもあって館内が混沌としています。

1ホール前1ホール前までたどり着いてみるとまさかの光景です。ひょっとすると一番乗りかと一瞬だけ胸ときめかせましたがどうにも様子がおかしく、打ち合わせをしているスタッフに聞いてみると「この先の階段を降りたところで並んでもらっています」とのこと。

階段下の列「ふざけんな!」と思いつつ慌てて移動すると階段下に既に列ができていましたが、これくらいならまだ大したことはないと思われます。(ちなみに7:40頃です。)

移動

待機その後スタッフの誘導で1ホールの近くへ移動して待機します。

ホール内最終的にホール内に入ることができたのは10時頃だったと思います。一番奥に隙間なく詰め込まれているのが衛藤レーンで、手前のスカスカの列が4期生レーンです。

スタート時点での行列13時の握手会スタート時点で行列はこのようになっていましたが、私はこの中で前から3分の1くらいの場所にいました。衛藤の列に比べれば4期生レーンはスカスカで、列の長さとしては第24>第25>第26>第27だったように思います。こういうものはやはり若ければいいというものではないのでしょう。

落ち着いた雰囲気に仕上がっていた衛藤

ちょうど1ホール前で待機している時に「衛藤が体調不良でミニライブ欠席」という一報が流れ、周囲から悲鳴が上がりました。握手会も欠席になるのではないかと場内でアナウンスが流れるたびにはらはらしましたが、こちらの方は問題なく実施されました。

前回の光景握手会の行列といえば前回のこの光景が強烈に印象に残っています。スマホを見てみると今回も同じ状況になっているようで、握手会エリアへの入場が締め切られる16時までに9~11ホールへ移動するためには一刻も早く衛藤の握手を終わらせたいものです。

しかしサクサクと流れていくものの並んでいる人数も多く、比較的前の方に並んでいたにもかかわらず15時を過ぎてもまだ順番になりません。同じ1ホール内の4期生の列に並ぶことも考えましたが、3枚あるイベント参加権の内2枚を衛藤に出し、握手を終えたら残った1枚を持ってダメもとで9~11ホールへ向かうことにしました。

まとめ出しの参加券まとめ出しをする場合はスタッフが枚数を確認します。こんなところにもグループのイメージカラーである紫にこだわっていることに感心しました。

今回の衛藤はこれまでの2回とは違い、落ち着いた雰囲気に仕上がっていました。

「卒業してもライブやってください。今回チケットとれそうもない。」

「そうねぇ~。できたらねぇ~」

2枚ではこれが精一杯です。

ちなみにすべての握手を終えた後のあいさつで衛藤は「外れた人のために卒コンの円盤化」を訴えたそうですが、同じことを言った人が多かったのかもしれません。

綺麗なお姉さんだった松村沙友理

衛藤の握手を終えて1ホールを出たのが15:10頃。

行列の解消心配していた9~11ホール周辺の行列はこの頃には全て解消しており、すんなりと入場することができました。しかしホール内は広大なスペースを大勢の人が埋め尽くしたいつもの光景となっており、ひんやりしていた1ホールと違って立っているだけで汗が滴り落ちます。

各レーンの列もぐちゃぐちゃでどこが長くどこか短いのか全く分からず、判断に困った私は単純に一番興味があった松村沙友理の第8レーンに並びました。

最終的な行列第8レーンの行列は最終的にこのようになっていました。

「あと最低5年は続けてください」

「頑張りまっちゅーん」

ちなみに私の前は4人連続で「さゆりんごパンチ」でした。

テレビでいつも見せているようなはじけた感じではなく、普段は真面目な人なんだろうと思います。ちらちらと見えた第7レーンの高山一実もそうでしたが、乃木坂の中ではどちらかというとバラエティー色の強い2人がテレビで見る以上に綺麗なお姉さんだったことが驚きです。

夜の光景握手を終えたのがちょうど18時で、外はすでに暗くなっていました。

次回からは通常モードに戻したい

今回はミニライブをパスして握手会に直接並びましたが、ネットで見るとミニライブは見どころの多い楽しいイベントだったようで、次回からは通常モードに戻したいと思います。

しかし徹夜組の増加などのより混雑は回を重ねるごとに激しさを増す一方で、全国握手会という形式についてはそろそろ再検討が必要なのかもしれません。

★スマホでご覧の方はPCでも見ていただきますと写真がよくわかります。

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◆コロナ禍に有観客で開催された松村沙友里卒業コンサート現地レポ

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◆21枚目シングルの全国握手会で見た衝撃の光景

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◆ミニライブを特等席で鑑賞した24枚目全国握手会

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◆衛藤の卒コン当日に都内の聖地を巡ってみた

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〖乃木坂〗まる彦の「豚味噌らーめん」は食べても食べても肉が湧いてくる

今回は乃木坂らーめん東京食品まる彦の「豚味噌らーめん」をご紹介します。訪れるたびに新しい味わいのラーメンに出会える店ですが、今回も驚きの新メニューが待っていました。食べても食べてもドンブリから新たな肉が湧き出てくるようなラーメンは1200円と高めですが、それでも十分にありだと思える味わいでした。

※まる彦は近隣に移転しました。下段の地図は移転を反映しています。移転後の丸彦は☟

https://www.goshuinbukuro.com/entry/nogizaka_tokyo-dome

乃木坂や乃木神社とセットになったラーメン屋

乃木坂らーめん東京食品まる彦まる彦は六本木交差点と乃木坂陸橋の中間の外苑東通り沿いという超一等地に位置しており、ソニーミュージックエンタテインメントがまだ乃木坂に位置していた時代、乃木坂46の衛藤美彩が事務所の帰りにいつも通っていた店としてファンの間で知られています。

グループ名の由来となった乃木坂や乃木神社にも近く、また2ndアルバムのジャケット写真の撮影が行われた国立新美術館からも目と鼻の先となっています。地方在住のファンが東京で「聖地巡礼」を行う際、まる彦は乃木坂や乃木神社とセットで必ず立ち寄る場所となっているようです。

f:id:minamimachida0706:20181103000628j:plain店内の最奥には来店した芸能人のサインや写真、似顔絵等をまとめた一角がありますが、右端から2列は衛藤関連で占められており、ファン同士の交流のためのノートまで吊るされています。

まる彦の代表的メニュー

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とんでもない新メニューが眼に飛び込んできた

すぐ近くの六本木天祖神社にお参りしたのでまる彦を素通りするわけにはいきませんが、以前食べた「マナツ」や「ハルジオ」といった期間限定メニューは全て終了してしまっており、何を注文するか悩ましいところです。サツマイモやきのこ、白菜やニンジンといった「秋」を前面に出した「秋彩(アキサイ)」が好評発売中のようですが、正直言って食べたいのはこういうラーメンじゃないという気分です。

そう思いながら店頭の看板を見ていると何やらとんでもない新メニューが眼の中に飛び込んできました。

何やらとんでもない新メニュー味噌漬けの豚バラ肉がドンブリの表面を埋め尽くしてしまい、ラーメンでありながら麺が全く見えません。1200円という価格はラーメンとしてはかなり高めではありますが、あえて注文することにしました。

食べても食べても肉が湧いてきた

ランチタイムというには若干早い時間帯であったので店内もまだまだ空いており、いつもなら必ず埋まっている最奥の一角も珍しく空席です。

「豚味噌らーめん」厨房からガスバーナーの音が聞こえ、しばらくして豚味噌ラーメンが登場しました。炙った味噌漬けの豚バラ肉の特大サイズが何枚も載せられて麺どころかスープもほとんど見えず、さがみ野の「博多どんたく」に匹敵するほどのインパクトです。

味噌漬けの豚肉は柔らかくて食べやすく、当然ながら味噌ラーメンのスープともよくあっています。食べても食べてもドンブリから新たな肉が湧き出てくるような感覚でしたが、肉自体が美味かったので決して苦になるということはありません。

肉の下には普通の美味しい味噌ラーメンが埋まっていますが、食べ進むにつれて肉に染み込んだ味噌と自家製のうま味ジャンがスープに溶け出し、その分だけコクと辛みが増した味わいとなっていました。

1200円でもありだと思う

豚肉の味噌漬けはこれまで何回も食べてきましたが、これほど味噌ラーメンに合うものだとは思いませんでした。麺料理でありながら肉料理といってもよいような新メニューで、肉の出来が良かったので1200円という価格もありではないかと思います。

乃木坂ラーメン東京食品「まる彦」

営業時間 

11:00~22:30 (日曜日~木曜日)

11:00 ~翌朝5:00(金曜日、土曜日)

※祝祭日の前日は翌朝5:00 

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〖21st〗乃木坂46握手会レポ衝撃的光景と衛藤・かりん・若月の印象

今回は幕張メッセで開催された乃木坂46の「21stシングル発売記念」全国握手会のレポをご紹介します。前回の握手会に初めて参加して事前の予想以上に楽しめたことに味を占め、今回再び参加してみました。前回の衛藤美彩に加えて今回は伊藤かりんと若月佑美のレーンにも並ぼうとしたのですが、途中でこれまで見たことのないような衝撃的光景を目撃することになります。

ソニーがちょっとだけ冒険した21枚目シングル

21枚目のシングル「ジコチューで行こう!」はこれまでとは一味違った内容となっていました。乃木坂46のシングル表題曲はどちらかというと無難で置きに行ったような曲が多いのですが、「ジコチューで行こう!」は歌詞といい振り付けといいソニーがちょっとだけ冒険をしたような曲だと思っています。

「ジコチューで行こう!」歌詞は欅坂46の「不協和音」そのものといってもよい内容ですが、あのおどろおどろしい世界が乃木坂だとこんなにも爽やかになるのかと感心したものです。

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売れに売れた「シンクロニシティー」の次ということもあってやや苦戦しているようですが、出だしは悪くても長く売れ続けるのが齋藤飛鳥センター曲の特徴であり、最終的には前作並みになるのではないかと思っています。

衛藤レーンに加えてもう一カ所並んでみようと思った

「全国イベント参加券」乃木坂46の握手会は「全国握手会」と「個別握手会」の2種類あり、全国握手会はDVD付のシングルに封入されている「全国イベント参加券」があれば参加できます。まずミニライブでCDの収録曲を中心とした楽曲が披露され、その後握手会に移行するのですが、ミニライブと握手会がそれぞれ別イベントとしてカウントされますので、両方に参加する場合最低2枚の券が必要です。

握手会の詳細については5月6日に開催された20枚目シングル握手会の記事をご参照ください。

〖幕張〗乃木坂46全国握手会オッサンが初めて参加してみた - 酒とうどんと御朱印の日々

発作的な思い付きで参加した前回の握手会では衛藤美彩のレーンに並びましたが、訳がわからないうちに剥がしにあうという結果に終わりました。

今回はそのリベンジで再び衛藤レーンに並ぶのはもちろんですが、それに加えてもう一カ所並んでみようと思っていました。11レーンの伊藤かりん・若月佑美と16レーンの新内眞衣・向井葉月のどちらにしようか迷いましたが、以前から気になる存在であった伊藤かりんのいる11レーンに並ぶことにします。

渋谷のTSUTAYAそのためにはCDを3枚購入する必要があります。発売日に渋谷のTSUTAYAでCDを購入しましたが、何とこちらでは希望のバージョンと枚数をレジで店員に伝えるという仕組みとなっており、「ジコチューで行こうA・B・Cを1枚ずつ」と言うのは本屋のレジにフランス書院の小説を出すような気分でした。

前から気になっていた伊藤かりん

伊藤かりんはグループ結成の2年後の平成25年に2期生として加入したメンバーで、「有能」という形容詞が付けられるほどの自己プロデュースのうまさには以前から注目していました。

アイドルとしては珍しく将棋を趣味としており、かなり以前から番組企画などでも将棋の話ばかりしていたと記憶しています。平成26年に雑誌「将棋世界」で連載が始まると翌27年には持ち前のトーク力が評価されてNHK「将棋フォーカス」のMCに抜擢され、これは現在まで継続しています。

平成28年に天才棋士藤井聡太四段がプロデビューすると世の中は空前の将棋ブームになり、そうなると将棋好きを公言するアイドルも出現するようになりますが、この頃には先駆者であるつるの剛士と伊藤かりんによる市場の寡占状態が確立されており、今頃になって参入しようとした新参者は哀れにも全てはじき出されてしまったようです。

その他にも大食いやディズニーキャラクター収集に関してもことごとく仕事にまで結び付けており、「NHKにレギュラーあり、ゴールデンタイムの人気番組単独出演歴多数、大手生命保険会社単独CM獲得、しかしグループでの選抜入りはゼロ」という何とも気になるメンバーです。

海浜幕張駅には穴場のトイレがあった

数万人の人が一カ所に集まり数時間の行列に耐えねばならない握手会の場合、トイレ(特に大の方)が問題になります。できれば現地に到着前に済ましてしまいたかったのですがこればっかりは生理現象であるため意のままになるものではなく、前回同様に最寄りの海浜幕張駅に到着してしまいました。

海浜幕張駅のトイレやはり今回も男性用トイレに行列ができています。

何やら気になる掲示物これに並んでしまうと30分くらいかかることになるのでどうするか考慮中、何やら気になる掲示物を発見しました。

完全に穴場のトイレここはほとんど行列もなく、完全に穴場のトイレのようです。ただし紙がなかったので注意してください。(荷物の中にたまたまティッシュが入っていて本当に助かった)

始発で着いてもすごかったミニライブへの行列

全国握手会ではグッヅ販売やポスター・生写真の交換会もやっており、ミニライブや握手会よりもこちらに参加するという人もかなりの数になるようです。

ミニライブ参加するためにはとにかく現地に早く着いて行列に加わることが大切であることを前回痛感していたため今回は始発に乗り、会場入りしたのは7時半ごろです。

上段がグッズ販売、下段がミニライブこの時には既に大変な行列ができていました。(上段がグッズ販売、下段がミニライブ)グッズの販売開始は12時からと聞いていましたが、朝一から行列ができているのは驚きです。

ミニライブへの行列とにかく最後尾を見つけて自分も並ばなければなりません。

ミニライブへの行列

ミニライブへの行列自分の後ろにも次々と人が並んでいき、落ち着いて周囲を見回すとスペースというスペースは全て人で埋め尽くされていました。(体力の消耗を最小限にとどめるために折りたたみ椅子は必須です)

ミニライブ会場入り口9時になると列が動き始め、10時頃に会場入りすることができました。

ミニライブ入場券G-4ブロックとは前から2番目で最も右寄りのブロックです。前回はステージが全く見えずモニターを見るにも背伸びをしなければならないというなんとももどかしいライブでしたが、今回はどうやらステージは見えそうです。

ミニライブ行列結局ミニライブへの行列はこのようなものでした。

鈴木絢音のフレッシュさが印象的だったミニライブ

11時15分ごろにミニライブがスタートしましたが、実際にはメンバーの胸から上が豆粒のように見えるだけで、モニターが頼りというのは前回と同様です。しかしたとえ小さくても直接見えるというのは気分的に全然違うものでした。

21枚目のシングルA・B・C・Dの各タイプに収録されている曲が披露され、その合間にMCとして先日終了したばかりの全国ツアーの様々な思い出話が紹介されていきます。秋元真夏が仕切り役となって指名していきますが、新内、若月、生田、齋藤飛鳥といった超選抜の強者に混じって今回初選抜だった鈴木絢音のフレッシュさが印象的でした。

握手会への行列で目撃した衝撃的光景

12時にミニライブが終わると一旦会場の外に出て、今度は握手会の列に並ばなければなりません。

ポスター・生写真交換会

ポスター・生写真交換会今回はその途中でポスター・生写真交換会の横を通るという導線となっていました。

豪列の最後尾スタッフの声による誘導だけが頼りという危なっかしさはあったものの、どうやら最後尾にたどり着けたようです。

先頭部の様子先頭部分の様子が見えます。ここにたどり着くまでにどのくらい時間がかかるのでしょうか。

何やら嫌なもの列が進むと何やら嫌なものが見えてきました。

f:id:minamimachida0706:20180910014022j:plain今まで見たことのない衝撃的な光景が広がっています。「これ見て帰っちゃう人がいるんじゃないか?」と周囲でささやかれていました。

今まで見たことのない衝撃的な光景当初は驚かされたものの途中から意外なほどサクサク進み、握手会場入りしたのは14時30分です。

衛藤・かりん・若月のレポ

今回は白石、西野、斎藤飛鳥、生田、与田、山下、衛藤、秋元、堀の9名がソロレーン、それ以外のメンバーが2名1組のペアレーンとなっており、衛藤は7レーンでかりん・若月は11レーンです。

握手会の行列握手会の行列は最終的にこのようになっていました。

まず7レーンに並び、最終的に握手ができたのが16時5分です。(途中30分の休憩が入った)

「長く活躍できるよう頑張ってください」と声をかけると衛藤からは「ありがとうございます。また来てください」と返事がありましたが、とにかく半端ない色気を感じさせられました。

次に並んだかりん・若月の11レーンも両隣と比べると行列は長い方だったと思います。ブースに入る直前にスタッフから向けポケットに刺していたボールペンを抜いてくれと言われ、急いでカバンに入れたりしているうちにすっかり前との間隔が空いてしまい、あわてて飛び込んだ結果どちらに対しても「頑張ってください」くらいしか言えませんでした。

伊藤かりんはテレビで見せる天真爛漫な姿そのままだったと思います。

若月佑美はクールでボーイッシュな外観とは裏腹にバラエティー番組で無茶ぶりされた時の表情に特徴がありますが、「また来てくださいね」というときのいらずらっぽい笑顔には魅かれるものがありました。今後注目してみたいと思います。

最終的に会場を出たのは16時55分です。

(※若月は10月1日付のブログでグループからの卒業を発表しました。これから注目しようと思っていた矢先だけに残念です。)

(※※2月14日には衛藤が、そして3月22日には伊藤かりんが卒業発表しました。私が全握で並んだメンバーが次々と卒業発表するというのは何とも辛いものがあります。)

まだまだ興味深いメンバーは数多くいる

今回3名のメンバーと直接会うことができましたが、ほんの一瞬であってもテレビでは伝わらない魅力を感じることができたように思います。グループの層が厚いのが乃木坂46の最大の強みで、この3名以外にも興味深いメンバーは数多く存在しています。次回はまた別のメンバーのレーンに並んでみようかと思っています。

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