御朱印とうどんを極めたい!!

思うところがあってブログタイトルをリニューアルしました。今後とも一層の御贔屓をお願い申し上げます。

〖芋焼酎〗白霧島は濃厚でどっしりとした味わいだった

白霧島は霧島酒造創業以来のロングセラー商品で、横綱白鵬を起用したCMで知られています。白麹と平成宮崎酵母を使用して生み出された芋焼酎は濃厚でどっしりとした味わいで、私個人としては黒霧島よりも好みであるように思います。

ラベルが白であったことから「シロキリ」と呼ばれた

白霧島は売上日本一の本格焼酎メーカーである霧島酒造で創業以来作り続けられている芋焼酎で、長らく「霧島」という名で販売されてきました。ラベルが白であったことから平成10年に黒霧島が発売されると「白霧島」「シロキリ」という愛称で呼ばれるようになり、平成27年に新しい酵母の使用を開始したことに伴い商品名も正式に「白霧島」と変更しています。

白霧島横綱白鵬を起用したTVCMは当時焼酎に全く関心のなかった私でも記憶しています。

白麹と平成宮崎酵母を使用している

焼酎造りにおいては芋・麦といった原料と並んで麹と酵母が重要です。芋や麦を焼酎に変えるためには麹の糖化酵素が原料に含まれるデンプン質をブドウ糖に変え、酵母がブドウ糖を栄養源にしてアルコールを発生させることが必要になるからです。

白霧島は原料の芋としてでんぷん質が豊富で本格芋焼酎に適した「黄金千貫(こがねせんがん)」を使用しており、麹は黒麹の突然変異によって生まれた白麹である「アスペルギルス カワチ」を使用しています。

一方酵母は宮崎県食品開発センターが独自に研究・開発した「平成宮崎酵母」を使用しています。

芋焼酎のメッカの鹿児島では鹿児島大学との共同研究により数々の酵母を開発されてきましたが、それに待ったを掛けるべく宮崎県が研究を重ねて開発したのが「平成宮崎酵母」で、「甘み」「丸み」「原料特性がある」焼酎ができるとされています。

個性的な焼酎

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白霧島を飲んでみた

ストレート

ストレートほんのりと甘い香りがします。黒霧島よりも重く厚みのある味わいで、第一印象として「濃い」と感じました。どっしりとしたコクがあり、口の中にアルコール分がこもります。

ロック

ロック滑らかな甘さを感じました。氷を入れてもどっしりとしたコクは健在であり、ストレートの時よりも甘さがよくわかるようになったと思います。

水割り

水割りトワイスアップ(1対1で氷を入れない)も試してみましたが、黒霧島の時と同様にコクが消えてしまって水っぽさしか感じませんでした。

氷を入れると柔らかいながらも味が引き締まり、ほんのりとした甘さを感じます。

お湯割り

お湯割りウィスキーと最も違うのがこのお湯割りです。まず器にお湯を先に注ぎ、次に焼酎をゆっくりと注ぐとお湯と焼酎の比重の差や対流の力によって自然に混ざり合い、かき回さなくても味が均一になります。

焼酎とお湯の割合やお湯の温度によって味わいが変わってくるといいますが、当面は薬缶で沸騰させたお湯と焼酎を1対1で割ったもので試してみます。

お湯の熱により焼酎の味わいが活性化し、に舌にやさしい甘さが口の中いっぱいに広がります。

しがし全体的に「ほんわり」としたものとなってしまい、黒霧島との違いは全く分からなくなりました。

濃厚でどっしりとした白霧島

ネットで検索すると「黒霧島と白霧島の違い」をテーマとした記事がいくつもヒットします。私個人としては「すっきりさらさら」した黒霧島に対し、「どっしり濃厚」な白霧島という印象を持ちました。どちらかというと白霧島の方が好みでであるように感じます。

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