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〖桜木町の御朱印②〗成田山横浜別院(延命院)横浜で「成田山参り」

成田山横浜別院として知られる延命院では大変に力強い書体の直書き御朱印を頂けます。伊勢山皇大神宮に隣接しており、横浜にいながら成田山参りとお伊勢参りが一度にできます。

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力強い書体の御朱印

御朱印所

本堂右手の授与所

水舎そばの仮設の建物

御朱印は1種類で本堂右手の授与所(上)、もしくは水舎そばの仮設の建物(下)のどちらかで、時間帯によって変わるようです。

受付時間 8:30~16:00

志納金 500円

御朱印

成田山横浜別院の御朱印

大変に力強い書体の御朱印を頂きました。

過去に頂いた御朱印

成田山横浜別院の令和元年6月の御朱印

令和元年6月8日付で、これが改元して初の直書き御朱印でした。

成田山横浜別院の由緒

成田山新勝寺は全国に別院や分院がある

成田山新勝寺は真言宗智山派の大本山で、全国各地に8か所の別院と63か所の分院・末寺・末教会・成田山教会があり、各地の不動尊信仰を支えています。当ブログでは既に成田山川越別院と東京別院(深川不動堂)という2ヶ所の別院をご紹介していますが、それ以外に札幌・横浜・函館・大阪・名古屋・福井にあり、それぞれ地元では成田山と呼ばれているようです。横浜別院は桜木町駅からすぐで、長い階段を上がった先にあります。

横浜開港がきっかけで創建

幕末に日米通商条約が締結されて港が開港すると一漁村であった横浜に全国各地から移住者が押し寄せます。そのなかでも東京や千葉から移住して来た人が多く、彼らの大半は成田山新勝寺の不動尊を信仰しています。「千葉までお参り行くのは大変」ということで彼らの熱烈な願いが大本山の成田山を動かすことになり、1870年に現在の中区太田町にあった普門院の境内に遥拝所を設けて成田山の観音院の不動明王像を本尊として祀りました。

その後に境内が手狭になったことから「高島易断」で名高い高島嘉右衛門より広大な敷地の寄進を受けて1877年に現在の地に移転し、1893年の成田山新勝寺から寺号を移して「成田山横浜別院」となりました。

超過酷なアクセス

参道の入り口

成田山横浜別院は桜木町駅から野毛山を上る途中に位置しています。

傾斜地に設けられた境内

横浜は基本的にアップダウンの激しい場所ですが、境内も急な階段を上がった場所にあります。2014年の台風18号により土砂崩れが発生したような場所です。

交通

根岸線・横浜市営地下鉄桜木町駅徒歩約5分

地図

 

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成田山横浜別院の本堂

成田山横浜別院の最初の本堂は1923年の関東大震災で、二代目の本堂は1945年の横浜大空襲により焼失してしまい、三代目の本堂が1954年に完成します。

成田山横浜別院の本堂

東日本大震災では被害はなかったものの、人々がより安全に避難できる場所したいということから2013年より本堂の新たな建替え工事に着手し、2015年に現在の建物が完成しました。

本尊の不動明王像はもともとは徳川家の秘蔵仏でしたが、元禄年間に成田山へ贈られて塔頭の観音院に安置されていました。

本堂

堂内に上がって本尊を拝むことも可能ですし、毎日実施されている護摩祈祷に参列することもできます。

成田山のお参りとお伊勢参りが一度にできる場所

本堂の奥に進むと伊勢山皇大神宮の表参道に出ることができます。成田山新勝寺から不動明王を勧請した延命院と伊勢神宮から勧請してきた伊勢山皇大神宮は道路を挟んで向かい合っており、30分もあれば両者をチャチャッとお参りすることが可能です。そのためこのエリアは「お伊勢参りと成田山参りが一度にできる」実に便利な場所で、私もぴあアリーナMMでのライブの開場を待つ間にお参りできました。

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