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〖指輪〗奥之院笠ヶ瀧の御朱印と断崖絶壁を鎖で上がる境内

小豆島八十八ヶ所霊場第72番奥之院の笠ヶ瀧は島の中央部の断崖絶壁の中腹に位置しており、鎖をしっかりと握らないと到底本殿までたどりつけません。縁結びにご利益があるという願掛指輪が人気で、堂内にはお礼参りで返納された指輪が山積みとなっています。

奥之院笠ヶ瀧の御朱印

御朱印所

 瀧湖寺の仁王門

奥之院笠ヶ瀧の御朱印は72番札所 瀧湖寺の納経所で扱っています。笠ヶ瀧へ行く際にこの前を通ります。

 瀧湖寺の本堂

本堂に入って右手奥に納経所があります。

納経所が無人の場合に撞く鐘

納経所が無人の場合、この鐘を撞くと誰か来てくれます。

志納金 300円

御朱印

奥之院笠ヶ滝

「不動尊」と記された奥之院笠ヶ滝の御朱印

72番札所瀧湖寺

72番札所瀧湖寺の御朱印

お寺の方は大変親切で、東京から来たことを告げると「お接待」として梨を下さいました。

小豆島八十八か所霊場とは

四国各地に点在する弘法大師ゆかりの寺院を巡る四国八十八か所巡りと同様に、小豆島内のゆかりの地を巡るのが小豆島八十八か所霊場です。

弘法大師は生まれ故郷である讃岐国と京を行き来する際に小豆島に立ち寄り、各所で修業・祈念を行なったといいます。1686年に小豆島の僧侶たちがこういった場所を整備し、霊場巡りを誕生させました。

現在では知多四国霊場、篠栗四国八十八個所とともに「日本三大新四国霊場」に一つとされています。

山岳寺院が多く、小豆島の絶景を堪能したい方には最適です。

笠ヶ瀧の由緒は不明

笠ヶ瀧は正式には「瀧湖寺(りょうこうじ)奥之院笠ヶ瀧(おくのいんかさがたき)」という名称のようです。」

「奥之院」とは寺院や神社の奥にあってゆかりの深い秘仏もしくは祖師開山を安置する場所であるとされています小豆島霊場第72番礼所 瀧湖寺の奥之院である。笠ヶ瀧は本坊の先の長い階段を上がり、さらに鎖を伝って断崖絶壁を中腹まで上がったところにあります。

昭和40年代の火災で瀧湖寺の境内がほとんど焼失し、笠ヶ瀧に関する資料が全て失われてしまったため、創建の経緯については全く分かっていません。

一説によると約100年前、修行者を守る本尊を祀るために行場(修行の場)にある自然の洞窟を利用して建立された寺だとされています。

アクセス

交通

断崖絶壁の中腹にある奥之院笠ヶ瀧

奥之院笠ヶ瀧は島の中心部の山岳地帯にあり、厳しい地形が多い島の中でも特に難所にある寺院として知られています。公共交通機関は全くあてにならず、旅行で訪れる際にはレンタカーを使用するしかないようです。

土庄港より車で約15分

地図

小豆島の見どころ

www.goshuinbukuro.com

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断崖絶壁を鎖で上がる境内

奥之院笠ヶ瀧は、難所が多いとされる小豆島の霊場の中でも一番の難所の山岳寺院と言われています。

「2時まで」と書かれた札

本殿までの参道はかなり険しいため、安全のため参拝時間は明るい時間である8:00~14:00とされています。

参道入り口

参道入り口

瀧湖寺の仁王門を通り抜け、山道を進んだ先に駐車場と思われるスペースがあり、その先が参道の入り口であるようです。

住職からの注意書き

住職からの注意書きがありました。

階段

一直線に伸びる階段

参道を進むと、幅の広い階段が一直線に伸びています。笠ヶ瀧は鎖場ばかり取り上げられているように思いますが、その前にある階段も相当なものがあります。

階段を上がりきった場所にある鐘

階段を上がりきった場所にあります。

第一崖

第一崖

いよいよ崖登りがスタートです。中央の鎖をしっかりと握らないと登れません。

第二崖

第2崖

中央の鉄製の手すりが頼りです。上りより下りが難しかったように思います。

第三崖

第三崖

手すりを伝って一直線に登ったのち、今度は鎖を伝って本殿までジグザグに上がります。ここら辺が一番大変でした。

瀬戸内海の絶景

ここらで後ろを振り返ると瀬戸内海の絶景が広がっています。

本殿

奥之院笠ヶ瀧の本殿

奥之院笠ヶ瀧の本殿です。(本堂ではなく本殿とされています。)

本殿直下の洞穴

最後は洞穴をくぐって本殿内に入ります。

撮影禁止の札

洞穴から先は全域で撮影禁止です。

縁結びで人気の願掛け指輪

笠ヶ龍寺では、縁結びにご利益があるという願掛指輪が人気です。願いが叶ったら指輪を返しに行くことが必要で、実際にお寺の本殿に返ってきた指輪が山積みになっています。

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