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〖茨城〗笠間稲荷神社の3種類の御朱印と菊祭り

笠間稲荷神社では10月は3種類の御朱印を頂けます。恒例の菊祭りは日本で最も古い菊の祭典と言われています。

御朱印は2種類で10月だけ3種類

御朱印所

御祈祷受付所

笠間稲荷神社の御朱印は拝殿向かって左手の御祈祷受付所で頂けます。

通常御朱印の見本

こちらでは通常は「笠間稲荷神社」と「大黒天」の2種類の御朱印を頂けます。「笠間稲荷神社」は直書き、「大黒天」は書置きのみです。

「菊の御朱印」の見本

尚、菊祭りが開催される10月には「菊の御朱印」が頒布されます。(書置きのみ。無くなり次第終了。)

初穂料 

通常御朱印 500円

菊の御朱印 1000円

御朱印

笠間稲荷神社の御朱印

今回は笠間稲荷神社の御朱印のみ頂きました。「胡桃下稲荷」とも呼ばれているだけあって、御朱印にも「胡桃下」と記されています。

笠間稲荷神社の由緒と菊祭り

笠間稲荷神社は茨城県の中央部に位置しており、正月三が日の初詣期間中には80万人という茨城県内では最多の参詣客を集める神社です。伏見稲荷大社、豊川稲荷とともに日本三大稲荷の一つに挙げられています。(三番目が少々怪しいのは三大天満宮、三大東照宮と同様です。)

社伝によれば笠間稲荷神社の創建は651年で、この地にあった胡桃の密林に稲荷大神が祀られていたといいます。

人々に知られるようになったのは江戸時代になってからで、歴代の笠間藩主から篤い崇敬を受けるようになります。1743年に笠間城主井上正賢により境内が整備され、1747年に牧野貞通が藩主となると藩の祈願所に定められました。

菊祭りが始まったのは1908年で、日本で最も古い菊の祭典とされています。日露戦争によって荒廃した人々の心を和ませるために神社に農園部を開園して始めたもので、始めは単に菊花を境内に展示するだけでしたが、1913年からは菊花品評会も開催されました。終戦後の1948年からは菊人形展も開催されています。

アクセス

交通

水戸線笠間駅徒歩約21分

(素鵞神社や百里神社の最寄りである常磐線石岡駅からは車で約50分でした。)

地図

茨城県の寺社

www.goshuinbukuro.com

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菊祭りの魅力を満喫した境内

2022年10月22日から11月23日まで「第115回菊祭り」が開催中でした。

大鳥居

笠間稲荷神社の大鳥居

2016年に再建されたもので、拝殿の色と同じ「笠間朱色」で塗装されています。

参道

参道の両端に並べられた菊

手水舎

手水舎の建物

手水舎の中

こちらも菊で埋め尽くされていました。

東門

東門

1816年に再建されたものです。

絵馬殿

絵馬殿

1899年に建てられたものです。

菊人形

菊人形

北条義時と政子です。

楼門

楼門

1961年に竣工しました。

拝殿

笠間稲荷神社の拝殿

1960年に竣工しました。

拝殿周辺の菊の展示

拝殿周辺の菊の展示

拝殿周辺でも菊が展示されています。

藤棚

藤棚

境内の2株の藤樹は樹齢400年に及ぶものです。

本殿(重要文化財)

横から見た本殿

真後ろから見た本殿

1860年に建立された総欅造りの建物で、いたるところで浮彫が施されています。

境内社

聖徳殿

境内社の聖徳殿には聖徳太子・大黒天・事比羅社が祀られています。

笠間稲荷門前通り商店街

昔ながらの商店街

笠間稲荷門前通りには昔ながらの門前の商店街が参道と垂直方向に伸びています。

稲荷ずしの店

焼き栗や芋を扱った店も多かったのですが、稲荷神社の門前だからということなのか稲荷ずしの店が最も目立っていました。

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