御朱印とうどんを極めたい!!

思うところがあってブログタイトルをリニューアルしました。今後とも一層の御贔屓をお願い申し上げます。

〖坂出〗「これぞ讃岐うどん」がもうではきつねうどんがおすすめ

坂出市のがもうは最もマスコミやインターネットで取り上げられる讃岐うどん店で、店内が狭いことからみんな外に出てうどんを食べる店として知られています。かけうどんにあげをのせたきつねうどんが人気で、「これぞ讃岐うどん」とでもいうような味わいとなっていました。

「みんな店の表で食べるんぞ」

坂出市の「がもう」は私が見た限りでは最もマスコミやインターネットで取り上げられているうどん店であるように思います。田園風景の中に戸建て住戸が密集した場所が出現し、その一角にある民家風の建物の前に人が群がっている光景をYouTubeに投稿された動画で見た方は多いのではないでしょうか。

60年以上の歴史がある店なのですが、がもうが有名になったのは1990年代に入ってからのようです。

「恐るべきさぬきうどん」第一巻

1993年に初版が発行された讃岐うどんの伝説的ガイドブック「恐るべきさぬきうどん」第1巻では「ここはすごいで。みんな店の表で食べるんぞ。ダシはイデ(注:用水路みたいなもの)に捨てる。雨降ったらカサさしてうどん食うんじゃ。」と紹介されています。

創業時はのんびりとした店だった

がもうが創業したのは1959年9月です。初代店主が同級生だった坂出の山下うどんの当主から「うどん屋したらどうや」とか言われ、「ほな、やろうか」と思ったことがきっかけだったといいます。

そして山下ではない他の店で1週間うどん作りを習い、うどんの製造と飲食店の許可を同時に取ってすぐにうどん屋を始めました。家族にとっては「ある日、家に帰ったら突然うどん屋になっていた」というような状況だったようです。

当時は農家から小麦をもらって製粉会社で挽き、その農家からの注文に応じてうどん玉を納めて工賃をもらっていました。農家が自分で食べる分や寄り合いや法事のためのものが大半で、店の近くで農作業をしている人が「家に帰るのが面倒くさい」といって食べに来ることもたまにはあったようです。

この頃は麺に醤油や味の素をかけて食べていたようですが、1970年頃になって初めて店に食べに来るお客さん用にダシを作り始めました。

現在でこそ讃岐うどん界のトップに君臨するような店となっていますが、スタートの時点では随分とのんびりした店だったようです。

きつねうどんがおすすめ

がもうは幹線道路から少し奥まった場所にあります。坂出から高松方向に国道11号線を進み、左折するようナビが誘導してきた場合はどこで曲がるか面喰うかもしれません。

がもうへの道順を示す表示

事務所の駐車場に乗り入れていくようにしか見えない道ですが、よく見ると目印が置かれています。

がもうの店頭

看板と人混みが無ければただの平屋住宅ですが、これが超人気店のがもうです。隣にある用水路がかつて出汁を捨てた「イデ」でしょうか。

傘の下でうどんを食べる人々

この日は本降りの雨だったにもかかわらず、皆さん本当に傘の下でうどんを食べています。

がもうの店内の様子

店内はもう激狭で、8席しかないので外で食べるしかないようです。手前でうどんの玉数と温か冷かを告げるとどんぶりに入れたうどん玉を渡してくれます。(「温」の場合は店の方で湯がいてくれる)トッピングの天ぷらやあげをとって金を払います。

出汁と薬味が置いてある奥の小部屋

どんぶりを持って奥の小部屋に進み、こちらで出汁とネギをかけます。幸い店内の席が一つだけ空いており、屋根の下でうどんを食べることができました。

がもうのきつねうどん

こちらではかけうどんにあげをのせたきつねうどんがおすすめメニューです。

エッジが効いた麺

エッジが効いた麺はふわふわモチモチしていて柔らかいのにしっかりとしたコシと弾力があります。程よいイリコ風味の出汁は味も香りも心地よく、大判の上げも程よい甘さで美味でした。麺、あげ、出汁の美味さが重なり合い、「これぞ讃岐うどん」とでもいうような味わいとなっていました。

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がもううどんとは

主なメニュー

小(1玉)150円

大(2玉)250円

特大(3玉)

天ぷら・あげ100円

地図

店舗概要

がもううどん

香川県坂出市加茂町420-1

営業時間

8:30~14:00頃(平日)

8:30~13:00頃(土・祝)

定休日 日・月曜

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