御朱印とうどんを極めたい!!

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〖行列〗「釜たま」発祥の店、山越うどんは感動的な美味さだった

香川県の山越うどんは「釜たま」発祥の店で、噂通り感動的な美味さでした。駐在所を目印にたどりついた田園風景のど真ん中の店で連休のお昼時ともなると2時間待ちの行列はザラという人気店です。

釜たま発祥の店である「山越うどん」

香川県の観光ガイドブックとして最も一般的と思われる「まっぷる香川さぬきうどん高松・琴平・小豆島22」では讃岐うどんの食べ方として「かけ」「しょうゆ」「ぶっかけ」「釜あげ」「釜たま」が「王道の5大うどん」として紹介されています。

私が1995年から96年にかけて高松に住んでいた頃は「かけ」「ざる」「しょうゆ」「釜あげ」が「4大食べ方」とされていた記憶があるので、「ぶっかけ」と「釜たま」は比較的新しい食べ方ではないかと思います。

釜たまは釜から引き上げた麺に生卵をからめ、醤油かだしをかけて和風カルボナーラのようにして食べるというもので、うどんと卵の究極の相性の良さを楽しむことができる食べ方だと私は思っています。この「釜たま」の発祥の店とされているのが「山越(やまごえ)うどん」です。

2時間待ちの行列はザラ

恐るべきさぬきうどん第1巻

山越うどんは1993年に初版が発行された讃岐うどんの伝説的ガイドブック「恐るべきさぬきうどん」第1巻で紹介されていますが、そこでは「だしは人それぞれでしょうが、麺としては一級品」「とにかく麺はコシがあって絶対においしい」「ここのだしはまあまあやけど、麺はむちゃくちゃうまい」と読者から推薦ハガキが来たことが記されています。

店を訪れた編集者はかけで食べたようなので、この頃はまだ釜たまは誕生していないようです。しかしこの後に度々テレビでも紹介され、連休のお昼時ともなると2時間待ちの行列はザラというような店となります。

駐在所を目印にするアクセス

田園風景

山越うどんは高松から琴平に向かう国道32号線の途中で左折し、田園風景の中を進んだ場所にあります。

いきなり出現した看板

ただひたすらナビの言いなりになって車を走らせていると、いきなり駐車場が出現しました。サンライズ瀬戸を運休させ、山陽新幹線を一時全線運転見合わせに追い込んだ線状降水帯の影響はこの日も残っていました。

山越の駐車場

平日の10時過ぎという時間帯でなおかつ悪天候であったにも関わらず駐車場には既に何台もの車が停まっています。こういう駐車場が他にも数か所あるようです。

駐在所

まだナビがなかった時代、山越うどんを訪れようとする人々の目印となった駐在所です。「恐るべきさぬきうどん」の編集者が店を訪れた際、こちらの駐在さんがマイどんぶり持参で列に並んでいたそうです。

便乗商法の看板

地元ではこんな便乗商売までありました。

感動的な美味さだった

山越の店の入口

男性が入ろうとしているのが店の入り口です。

店の内部の図面

店の内部の図面で、入り口で注文すれば間髪を入れずにドンブリが出てきます。店内を抜けた先の広場のような場所で食べます。

山越の釜たま

これが山越の釜たまで、見ただけで美味そうです。

出汁のボトル

こちらの出汁を少量かけます。

開放的な広場

開放的な広場

開放的な広場で食べることができます。この日はとんでもない雨でしたが、大きな屋根がついていたので特に影響はありませんでした。

よくかき混ぜた釜たま

良くかき混ぜて準備完了です。滑らかな口当たりでモチモチしています。口の中で何やら押し返してくるのですが「弾力」とはまた違った感覚で、極上のベッドのようです。専用のだしは薄味のせいか釜たまでよくある「しょっぱい」ということもなく、玉子と麺を見事に一体化させていました。

これまで釜たまはあちこちで食べてきましたが、そのどれと比べても明らかに格上だったと言ってよく、感動的な美味さでした。

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山越うどんについて

主なメニュー

冷やしかけ 250円

釜たま   300円

山かけ   300円

月見山   350円

地図

店舗概要

綾歌郡綾川町羽床上602-2

営業時間9:00~13:30

定休日 日、水曜

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