虎ノ門金刀比羅宮の御朱印は金刀比羅宮特有の丸金紋と天狗の団扇が押されています。毎月10日には白蛇を首に巻いたキャラクターである「白蛇神様」の店が出店されます。境内社が縁結びのご利益で人気になっており、お守りと赤い紐がセットになった「良縁祈願セット」が人気です。
丸金紋と天狗の団扇が押された御朱印
御朱印所
御朱印は虎の門琴平タワー1階の社務所でいただけます。パソコンが何台も置かれており、近代的オフィスのようでした。
受付時間9:00~17:00(平日)
9:00~16:00(土日祝)
初穂料:お気持ちで
御朱印帳
虎ノ門金刀比羅宮の御朱印帳は2種類あります。共に大型サイズで紙質は良好です。二代目歌川広重によって描かれたかつての虎ノ門金刀比羅宮の姿がデザインされています。
価格1200円~1500円
御朱印
しっかりとした書体の平成3年4月3日付御朱印です。金刀比羅宮特有の丸金紋
と天狗の団扇の印もしっかりと押されています。
かつて頂いた御朱印
平成28年9月21日付です。
超高層ビルが一体化した総檜造りの社殿
1660年に丸亀藩主の京極高和が邸宅を愛宕下に建造した際、領内にあった金刀比羅宮の御分霊を邸内に勧請したことが始まりでした。こんぴら参りをしたくてもできない江戸の人々の熱烈な要望に応え、毎月10日に限り邸内を開放し参拝を許可しました
当時は「金毘羅大権現」と称していましたが、明治22年に社号を金刀比羅宮に変更しています。
金刀比羅宮の敷地内には1965年に「虎門琴平会館ビル」が建設されていましたが、三井不動産との共同開発により高さ115mで地上26階建ての虎ノ門琴平タワーに建替えられ、総檜造の社殿と超高層ビルが一体化した誠に珍しい光景が出現しました。
アクセス
交通
銀座線虎ノ門駅徒歩約1分
日比谷線虎ノ門ヒルズ駅徒歩約3分
千代田線霞が関駅徒歩約5分
地図
虎ノ門金刀比羅宮の境内
大鳥居
大鳥居と社号碑は近代的超高層ビルの1階部分に位置しています。
社殿へと続く参道は周辺のオフィス街で働く人の憩いの場になるよう配慮されていました。
神楽殿
神楽殿はビルの地下駐車場誘導路の上部に設けられていました。毎月10日に里神楽が奉納されます。
銅鳥居
銅鳥居は1821年に奉納されたものです。鳥居の上部に4つの方角を守る霊獣である青龍(東)・白虎(西)・朱雀(南)・玄武(北)の四神の彫刻が施されています。
社殿
社殿は先の戦災により焼失してしまいましたが、昭和26年に拝殿と幣殿が再建されました。 ともに総尾州檜造り、銅板葺きの権現造りです。
本殿
幣殿の奥に位置する本殿は鉄筋コンクリート造で昭和五58年に再建されました。
縁結びのご利益で大人気の境内社
讃岐の金刀比羅宮は古くから航海安全の神様として人々の信仰を集めていましたが、虎ノ門の金刀比羅宮は縁結びの神様として知られています。
結神社
本殿向かって右側にある境内社の結神社は江戸時代以降、良縁を求める多くの女性により厚い信仰を集めていました。良縁祈願に訪れた女性たちは、この結神社の前で自らの黒髪を一部切り取り、或いは折り紙を持参し、社殿の格子や周りの木々にそれらを結わい付け良縁を願い、成就させたといいます。同時に「縁を結ぶ」と「物を結ぶ」を掛けたもので、現在でも週末には良縁祈願に訪れる女性が列をなすそうです。
社務所でお守りと赤い紐がセットになった「良縁祈願セット」を頂き、御守りとセットになった“赤い紐”に良縁を祈願して結神社の横にある台に結びつけます。
喜代住稲荷神社
結神社の隣には喜代住稲荷神社があります。
毎月10日には白蛇様が出現する
現在では毎月10日に金運の神様の白蛇神様がこの虎ノ門金刀比羅神社に出店します。こちらで3000円以上のお守りを購入すると金運最強と言われる白蛇を首に巻かせてもらえるようです。また5万円のお守りには大きな蛇1匹分丸ごと脱皮した皮が入っています。
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★スマホで御覧の方はPCでも見ていただきますと写真がよくわかります。
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