ＪＲ東日本から超おトクな切符が発売開始となりました。平日にＪＲ東日本管内で新幹線をフルに利用した日帰り旅が1万円で可能というもので、これを利用しない手はないと思います。早めに申し込んで普段行けない場所を訪れましょう。
とてつもない日帰り旅が1万円でできる
ＪＲ東日本のおトクなきっぷ「旅せよ平日！ＪＲ東日本たびキュン♥早割パス」（略称は「キュン♥パス」らしい）が現在発売中です。新幹線・特急列車を含むJR東日本全線、青い森鉄道線、いわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、えちごトキめき鉄道線（直江津～新井間）の普通車自由席が1日乗り放題で、さらにあらかじめ座席の指定を受ければ普通車指定席に2回乗車可能というものです。
価格がなんと1万円で、利用期間は2024年2月14日（水）～3月14日（木）の平日限定、発売期間は利用日の1カ月前～14日前までとなっています。
つまり事前に予約さえしておけばＪＲ東日本管内で新幹線の指定席をフルに利用したとんでもない日帰り旅行が1万円で可能ということで、平日限定ではあるものの使わない手はありません。ということで早速2月16日使用分を購入してきました。
クレイジーな日帰り旅をしてみたい
おトクなきっぷとして「青春１８きっぷ」はこれまで随分と利用してきましたが、普通列車しか利用できなかったために活動エリアは限られました。しかし「キュン♥パス」では往復で新幹線が利用可能なので、ＪＲ東日本の管内であればどこであっても１日で往復が可能であり、それに加えて現地での滞在時間もそれなりに確保できそうです。
往復の新幹線指定席を利用するためにはチケットの購入に先立って目的地を決めておく必要があります。せっかくの機会ですからこれまで行きたくても行けなかった場所へ、常識では考えられないようなクレイジーな日帰り旅をしてみたいものです。
様々な候補地の中から最終的に決めたのが、「秋田へ行って本場の稲庭うどんを食べ歩き、そのまま帰ってくる」というものです。稲庭うどんはこれまで銀座の店で1回食べただけで、本場で食べてみたいと常々思っていました。しかし秋田に行くような機会はそうそうあるものではないので、この際に行ってしまおうということです。
私の計算では東京から新幹線で秋田まで通常料金で往復すると33,620円かかるようです。うどん屋を３軒くらい巡るためだけに秋田まで行くなんて普通だったら考えられませんが、１万円ならやってみてもいいでしょう。
始発の下り秋田新幹線の秋田着が10:24で上りの最終便は秋田発19:10ですから、現地での滞在時間が約8時間50分です。秋田のことは全くわかりませんが、これだけ時間があればそれなりのことはできると思います。
みどりの窓口では発売していない
「旅せよ平日！ＪＲ東日本たびキュン♥早割パス」はインターネットでの限定発売であり、みどりの窓口では扱っていないので注意してください。
えきねっとのホームページはこちらですので、アクセスして予約を完了させてください。
インターネット上で予約を完了したらチケットを発券しなければいけません。私はクレジットカード決済で、駅の指定席券売機で発券しました。
画面上の「インターネット予約の受け取り」にタッチします。
「えきねっと予約の受け取り」にタッチします。
予約時に登録したクレジットカードを差し込みます。
「この予約を発券する」にタッチします。
今回はチケットが5枚発券され、これで合計10,000円です。終電なので経路を間違えると家に帰れない恐れがあるため、帰りはシンプルな大宮乗り換えとしました。これから１カ月、ワクワクして過ごせそうです。
利用しない手はない
一部の例外的な路線を除けば平日は空いていることが多いと思います。それでも空気を運ぶよりは安売りしてでも客を乗せた方がいいので、ＪＲ東日本は上手いことを考えたものです。ＪＲが「旅をしてください」と言っているのだから利用しない手はないでしょう。
これほど「旅をしたい」と思わせるようなおトクきっぷが発売になることはそうはないと思われるので、皆様も早めに申し込んで普段は行けないような場所を訪れてみてください。
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