困ったときこそ酒と神様

ようやくたどり着いた、ストレスフリーで酒やうどんを楽しめる日々。これこそがご利益だったのかもしれません。

〖渋谷〗宮益御嶽神社の御朱印と「宮益」という地名が誕生した歴史

宮益御嶽神社は宮益坂の途中に位置する神社であり、「お宮さんのご利益にあずかりたい」ということから「宮益」という地名が誕生したという歴史を持っています。渋谷で唯一の酉の市が開催される場所で、御朱印には日本狼の狛犬が描かれています。

日本狼が描かれた書置き御朱印

御朱印所

御朱印は拝殿に向かって左手の授与所でいただきますが基本的に平日のみで、すべて書き置きです。

初穂料300円

御朱印

宮益御嶽神社の日本狼が2頭描かれた御朱印

日本狼の狛犬を強調した御朱印です。

直書きしてくれる日がある

書置きが原則の宮益御嶽神社の御朱印ですが、酉の市が開催されている日だけは御朱印帳に直書きしていただけます。

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「宮益坂」の地名の由来となった歴史

渋谷という街は渋谷川が台地を削ってできた谷底に位置しており、周囲に坂が多いことはよく知られています。

坂の中腹に掘られたトンネルの中に潜っていく地下鉄東京メトロ銀座線の渋谷駅は東急百貨店東横店西館の地上3階部分にホームがありますが、線路は高架で明治通りを跨いだ後、坂の中腹に掘られたトンネルの中に潜っていきます。

現在の宮益坂この辺りは江戸時代から大山詣のための大山街道が通っており、三軒茶屋の一つ手前の休憩所として賑わっていました。当時は今よりも坂の勾配が急で、交通の難所でもあったようです。

御嶽神社は当時から坂の途中に位置しており、「お宮さんの御利益にあずかりたい」ということで元禄時代にこのあたり一帯の町名が「宮益町」となり、また大山街道の坂道も「宮益坂」と呼ばれるようになりました。

1923(大正12)年の関東大震災の後、由緒ある地名を愛する人々の反対運動を押し切って宮益町は「渋谷上通り2丁目」と改称されました。現在では渋谷区渋谷1丁目という味もそっけもない地名となっていますが、それでも宮益坂という名前は現在まで残っています。

アクセス

交通

JR・東京メトロ・東急東横線・田園都市線・京王井の頭線渋谷駅徒歩約4分

地図

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渋谷区唯一の酉の市

宮益御嶽神社は渋谷区で唯一酉の市が開催される場所となっています。

酉の市とは毎年11月の酉の日に開催されるお祭りで、多くの露店で「縁起熊手」を売る賑わいは、年末の風物詩となっています。

酉の市のポスター「酉の市」とは、毎日に十干十二支を当てて定める日付け法で、「酉」に当たる日のことを指し、これは12日おきに巡ってきます。11月は30日なので、巡り合わせにより、11月の酉の日は2回の年と3回の年があるのですが、今年は一の酉が6日、二の酉が18日、三の酉が30日と3回あります。

三の酉まである年は火事が多いという俗説がありますので皆様くれぐれも「火の用心」をよろしくお願いします。

日本狼の狛犬が印象的な境内

現在の社殿宮益御嶽神社は昭和20年の空襲により社殿・社務所・神楽殿・御神輿・獅子頭等を焼失し、現在の社殿は昭和55年に渋谷区商工会館併設により再建されたものです。

一の鳥居

一の鳥居ビルとマンションに囲まれた渋谷ならではの立地です。

二の鳥居

二の鳥居ブルーシート酉の市のためのものと思われます。

三の鳥居

三の鳥居小さな神社ですが、鳥居の数が多いことに驚かされます。

日本狼の狛犬

日本狼の狛犬社殿正面の狛犬は全国的にも珍しい日本狼です。こちらは複製で、延宝年間(1673~1681年)に造立されたというブロンズ製の実物は社務所内に保管されています。

社殿

社殿

宮益不動尊

宮益不動尊

左から「庚申石像」「不動尊石造」「勢至菩薩石像」左から「庚申石像」「不動尊石造」「勢至菩薩石像」です。

明治天皇休憩所跡

明治天皇休憩所跡の碑明治3年4月17日、駒場野練兵場で行われた国内初の観兵式統覧のため明治天皇が行幸した際、宮益御嶽神社は往復とも着替えのための休憩所となりました。

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◆渋谷の地名の起源でもある金王八幡宮の記事

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◆「関東三大酉の市」の記事

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