鷲神社では通常の御朱印に加え、毎年11月の酉の日に開催される酉の市の際には金色の特別御朱印を頂けます。縁起熊手を売る露店が立ち並ぶ賑やかな光景はTVのニュースなどでも取り上げられ、年末の風物詩となっています。
鷲神社の御朱印
御朱印所
鷲神社の御朱印は通常は神楽殿下の授与所で頂けます。
酉の市の際の限定御朱印は社務所内で受け付けていました。(期間中は書置きのみ)
御朱印
通常の御朱印
縁起熊手や「なでおかめ」が描かれています。通常御朱印の他、浅草名所七福神の寿老人の御朱印も頂けます。
酉の市限定御朱印
金色に輝く御朱印を頂きました。
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アクセス
交通
日比谷線入谷駅徒歩約7分
つくばエクスプレス浅草駅徒歩約8分
地図
酉の市の歴史
鷲や鳥にちなむ神社の年中行事である酉の市ですが、もともとは近隣の農民の収穫祭が起源だったと言われています。秋の収穫物や実用の農具が並んだ近郊農村の農業市だったものが、吉原遊郭に隣接した鷲神社のような江戸市中の場所へ移行するに従い、縁起熊手を扱う現在のような祭へと変遷してきたのです。
鷲神社では1750年頃には既に相当な賑わいであったことが記録に残っており、それよりも相当以前から年中行事として行われていたと考えられます。これだけ古くから続く鷲神社の酉の市は大正十二年の関東大震災の年も、戦時中や終戦の年も開催され、中止になった年は一度もないそうです。
酉の市開催時の境内
鷲神社は基本的に敷地だけがだだっ広い閑散とした神社です。
しかし酉の市開催時は全く別世界とまり、当日はかなり遠方からでも混雑ぶりがわかります。
大熊手
国際通りに面して大熊手を飾った門があるのですが、お参りの列が門の外まで続いていました。
門の内側では神職の方が大麻(おおぬさ)を振って参詣客を迎えていました。
明神鳥居
お参りの列がびっしりと社殿まで続いていました。
参道の両側には熊手を売る露店が隙間なく並んでいます。
商談が成立した手締めがあちこちで行なわれていました。
叉木
社殿まであと少しです。
社殿
通常の社殿です。
拝殿の正面には巨大な「なでおかめ」が鎮座しています。おかめはお多福とも言われており、福が多く幸せを招く女性の象徴という事から縁起が良いとされています。鷲神社の「なでおかめ」は顔の撫でる場所により違うご利益を授かると伝えられています。
酉の市開催中は社殿の様子も一変し、社殿の前には初詣の時の明治神宮のごとく遠くから賽銭を投げ込むための空間ができます。昇殿参拝している方も多く、「なでおかめ」も今回は引っ込んでいます。
神楽殿
通常の時期の御朱印所である神楽殿周辺です。
裏の鳥居
熊手を売る露店が隙間なく並び、余分なスペースなど一切ありませんでした。お祭りに付き物の「タコ焼き」「お好み焼き」「ベビーカステラ」といった屋台は全て神社の敷地外に並んでいたように思います。
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有名人の名前が並ぶ縁起熊手を売る露店
露店に並ぶ熊手には既に売約済の物も多く、そこには客の名前を記入した札が下がっていましたが、中には地元の政治家や芸能人、あるいは意外な団体の名前もありました。
露店にとっては集客のための手段であり、有名人にとっては大勢の人に自分の名前を売り込む機会なのでしょう。
地元選出の議員
尾上松也
一番左のダウンジャケットを着ている人の頭の上に「尾上松也」という札が見えます。
萬田久子
真ん中より左手の青い帽子をかぶっている人の上に「萬田久子」という札が見えます。
ボートレース江戸川
ボートレース江戸川の特大熊手です。
サンリオピューロランド
この日見た中で一番巨大だったサンリオピューロランドの熊手です。
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◆関東三大酉の市まとめ
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◆近隣にあった吉原遊郭にまつわる寺社