桜島の月讀神社は1300年近い歴史を持つとされる神社で、桜島フェリーターミナルのすぐ近くに鎮座しています。大正時代の噴火で溶岩の下に埋まりましたが、昭和になってその溶岩の上に再建されました。
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月讀神社の御朱印
御朱印所
月讀神社の御朱印は社殿向かって左手の社務所で頂けます。
こちらでは書置きの御朱印を頂けるようです。
初穂料 500円
御朱印
この日はあいにく社務所が閉まっていて頂けませんでした。せっかくフェリーに乗って桜島まで来たのに誠に残念ではありますが、こうなっては仕方ありません。それにしても臨時休業にぶち当たってしまうことがやたらに多い旅でした。
月讀神社の由緒
月讀宮は天照大御神の弟である月讀命を祀っています。太陽を象徴する天照大御神と対になっている月を象徴していて、同じ兄弟である乱暴者のスサノオと比べるとまことに静かな存在であったと言う事ができます。
創建されたのは8世紀初めで、当初は現在の地より1,5㎞ほど南の赤水宮坂にあったといいます。1629年に薩摩藩18代藩主島津家久の命で社殿を浜辺に遷しますが、洪水や桜島の大噴火等により18世紀後半に再び宮坂に戻りました。
1914年(大正3年)の大噴火で社殿が溶岩に埋まってしまい、こうなるとご神体を掘り起こして鹿児島の照国神社に避難させるしかありません。その後に桜島の町武にご神体を再度移し、新たに造営された現在の社殿に遷座してきたのは1940年です。
アクセスは桜島フェリー
交通
鹿児島港桜島桟橋より桜島フェリーで15分。桜島港よりすぐ。
桜島フェリーは24時間運航しており、平日日中で20分間隔・土日の午後になると何と15分間隔で出航しますからほとんど待たずに乗船が可能です。(赤丸内に月讀神社の一之鳥居があります。)
船内では「フェリーのうどん」として様々な媒体で紹介され、全国的に有名になった「やぶ金」が営業しています。
※やぶ金桜島フェリー店の営業時間等詳細についてはコチラ
やぶ金桜島フェリー店のメニュー 県民のソウルフード「フェリーのうどん」 - 全国のうどんを制覇したい!
地図
月讀命を祀る神社(記事は下に続きます)
境内の見どころ
月讀神社は1914年の噴火で溶岩に埋め尽くされました。現在の社殿はその「大正溶岩」の上に再建されています。
境内からも桜島の山頂を望むことができます。
一之鳥居
この石段を上がるだけでも息が切れてしまうほどの暑さでした。
二之鳥居
拝殿
月讀神社は鹿児島を代表するパワースポットとなっており、家内安全や健康、学業や縁結びなど様々なご利益があるとされています。
本殿
主祭神の月讀命の他に邇邇芸命・彦火火出見命・鵜草葺不合命・豊玉彦命・木花咲耶姫命が祀られており、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は「桜島」の名前の由来とされています。
展望台
境内横の階段を上ると小さな展望台があります。
展望台からは錦江湾や鹿児島の市街地を一望することができます。山が海のすぐ近くまでせり出しているのが鹿児島市の地形の特徴で、西郷隆盛に関わるスポットのほとんどは山の中腹付近にあります。
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