阿佐ヶ谷神明宮の御朱印は神明宮と月讀社の2種類を頂けます。厄年、方位、地相、家相、火、水、人、因縁から来る災いを取り除く「八難除け」のご利益で知られており、阿佐ヶ谷駅徒歩4分とアクセスにも恵まれています。
阿佐ヶ谷神明宮の御朱印
御朱印所
御朱印は神明殿で頂くことが出来ます。
初穂料300円
御朱印
神明宮
「唯一八難除」と記されたスタンプも押されています。
月讀社
大変に格調の高い御朱印を頂きました。
阿佐ヶ谷神明宮の由緒とご利益
日本武尊が東征の帰途阿佐谷の地で休息し、後に尊の武功を慕った村人が旧社地(現在の阿佐谷北5丁目一帯)に一社を設けて伊勢神宮を勧請したのが神明宮の起源です。その後1190年頃に土豪の横井兵部が伊勢神宮をお参りした際に神の霊示を受け、宮川の霊石を持ち帰り神明宮に安置したと伝えられ、この石は現在でも御神体として本殿奥に納められています。
境内は約3000坪の敷地にシイ、カシ、クス、ケヤキ、イチョウ等の巨木が連なってうっそうとした森をなしており、都内最大級の伊勢神宮勧請の神社となっています。
また阿佐ヶ谷神明宮の祈祷は日本唯一の「八難除け」として知られており、厄年、方位、地相、家相、火、水、人、因縁から来る災いを取り除くとされています。
伊勢神宮と別宮
アクセス
交通
中央線阿佐ヶ谷駅徒歩約4分
地図
阿佐ヶ谷神明宮の境内
大鳥居
表参道
能楽殿
本格的な能・狂言の上演、お祭りの際の阿佐ヶ谷囃子やお神楽など、様々な伝統芸能の奉納にも使用する他、バリ舞踊やピアノの演奏など、和と洋のセッションが楽しめる演奏会も行われます。
瑞祥門
天皇家を象徴する「菊の紋」が見られます。
拝殿
かつて本殿と繋がっていましたものを切り離し、壁などを取り払って拝殿を通して本殿をお参りすることが出来るように工夫しています。
本殿
本殿である御垣内三殿は伊勢神宮を模した本格的な神明造で中央の本殿には天照大御神を祀り、左右の摂社には、右に月読尊、左に須佐之男尊を祀っています。正面の鳥居は平成25年度式年遷宮の際に伊勢神宮の別宮より移したものです。
元宮
右から伊弉冉尊、伊弉諾尊、日本武尊が祀られています。
御垣内三殿に祀られた月読尊と須佐之男尊は天照大御神の兄弟、伊弉冉尊(イザナミ)と伊弉諾尊(イザナギ)は両親になります。
月読尊は太陽を象徴する天照大御神と対になっている月を象徴していて、乱暴者だったスサノオと比べるとまことに静かな存在であったと言う事ができます。
イザナミはイザナギの妹であり妻であるというのがややこしいのですが、いろいろあって最終的には夫と離縁しました。神話における神々は実に人間臭い所があるものだと思います。
天照大御神の親族が勢揃いした様子は、月讀荒御魂宮、月讀宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮が横一列に並んだ伊勢神宮別宮の月讀宮を思い出させるものでした。
絵馬
三日月の形なのは月読尊にあやかってのものでしょうか。
境内社
北野神社
手前に五角形の鳥居があり、合格鳥居と呼ばれています。
猿田彦神社
道開きの神様として知られています。
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