鹿児島の南洲神社では直書きの御朱印を頂けます。西南戦争における薩摩軍戦死者を祀る神社で、城山の中腹にあるため桜島の威容を仰ぎ見ることができます。
是非こちらもご覧ください
南洲神社の直書き御朱印
御朱印所
南洲神社の御朱印は社殿向かって右手の授与所で頂けます。
こちらでは直書きの御朱印を頂けます。
受付時間 9:00~16:00
初穂料 500円
御朱印
やはり鹿児島と言えば桜島と西郷隆盛なのだということがよくわかります。
オリジナル御朱印帳
何栖神社では西郷を表紙にデザインしたオリジナル御朱印帳を2種類扱っています。小型サイズのみで、紙質は良好でした。
価格 2000円~2500円
南洲神社の由緒
南洲神社は西郷隆盛及び西南戦争における薩軍戦没者6765名を祀る神社で、城山の中腹付近に位置しています。
西郷の自決により1877年9月24日に西南戦争が終結すると、薩摩軍戦死者の遺体は鹿児島市内5か所に仮埋葬されました。2年後に西郷以下40名が埋葬された旧浄光明寺境内に他の4か所の遺骨もまとめて改装され、それによりこの地には2023人が葬られた「南洲墓地」が誕生します。
西郷の偉徳をしのんで墓地を訪れる人が年々増加したため、1880年に墓地に隣接して参拝所が設けられました。1913年には「南洲祠堂」という名の社殿が竣工し、1922年に「南洲神社」の社号が認可されます。さらに1027年になると桐野利秋以下全ての薩軍戦没者を祀る摂社が建てられます。
先の大戦における空襲で全て焼失しますが戦後になって再建が進み、1970年に復興事業は完了しました。
アクセス
鹿児島の地形は神戸に似ており、山と海の間に細長い平地が伸びています。(奥側が鹿児島市街地)西郷隆盛ゆかりの地のほとんどは山の中腹付近に集中しているため、アクセスの点で問題があります。真夏日に坂や階段を上がり続けるなんてまっぴらであり、私は周遊バス「カゴシマシティビュー」を利用しました。
交通
カゴシマシティビュー「西郷南洲顕彰館(南洲公園)」下車すぐ。
カゴシマシティビューは鹿児島市内の主要観光スポットを1周約80分で周回する周遊バスで、予約なしでどの停留所からも乗り降りできるので大変に便利です。
鹿児島中央駅では東口の「東4」バス停から乗車できます。
「西郷南洲顕彰館(南洲公園)」までの間に様々なスポットをバスの中からながめることができました。
南洲公園では赤丸部分にバス停があり、お参りを終えて桜島フェリーの桟橋に向かう際にも利用しました。
地図
鹿児島で頂いた御朱印(記事は下に続きます)
桜島を仰ぎ見る境内の見どころ
大鳥居
カゴシマシティービューを利用しなかった場合はこちらまで急な階段を上がりきらなくてはなりません。
このあたりからは桜島の威容をいい感じで仰ぎ見ることができます。
南洲墓地
中央の西郷隆盛の墓を中心として2023名の戦死者が葬られています。
社号標
薩軍戦没者名碑
西南戦争における薩摩軍戦没者6765名の名前が刻まれています。
拝殿
内部に西郷隆盛像が安置されていました。
西郷隆盛に関しては様々な銅像や肖像画を見てきましたが、同じような顔のものは一つとしてありません。やはり謎の多い人物であったことは間違いないようです。
本殿
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