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目赤不動(南谷寺)の御朱印と五色不動伝説

本駒込の南谷寺(なんこくじ)では書置き御朱印をいただけます。目赤不動尊として有名な寺院で、他の目黒・目白・目黄・目青と合わせて五色不動と呼ばれています。

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御朱印は書置き対応

御朱印所

納経所

南谷寺の御朱印は納経所で頂けます。多少の入りづらさはあるかもしれませんが、怖がらずに右側のインタホンを押してみましょう。

受付時間 9:00~16:30

志納金 400円

御朱印

目赤不動の2024年7月1日付御朱印

丁寧に記された上品な書体の御朱印です。当面の間は書置きでの対応となっているようで、これがコロナの感染拡大防止のためなのかどうかについてはよくわかりません。

南谷寺の由緒

本駒込の南谷寺は江戸五色不動の一つである「目赤不動尊」として知られています。

比叡山の南谷にいた万行律師が夢でお告げを受けて伊賀の赤目山に行き、山頂で祈願していたところ黄金の不動明王像を授かったといいます。その像は現在の駒込病院の近くで「赤目不動」として祀られましたが、鷹狩でこの地を訪れた徳川家光から現在の地を与えられて「目赤不動」と呼ぶように命じられました。

先の大戦におけるよる戦災で本堂や不動堂などが焼失しましたが本尊は難を逃れ、戦後になって再建されて現在に至っています。

五色不動伝説とは

目赤不動

目白や目黒は地名として十分すぎるほど有名ですが、東京にはこれ以外に目青・目赤・目黄があり、「白・黒・赤・青・黄」の色にまつわる名称や伝説を持つ下記の不動尊が「五色不動」と呼ばれています。

目黒不動 瀧泉寺

目白不動 金乗院

目赤不動 南谷寺

目青不動 教学院

目黄不動 永久寺 最勝寺

三代将軍家光が天海大僧正の提言によって江戸府内から5箇所の不動尊を選び、天下太平を祈願したとされることに由来していますが、一方で目黄と目青が登場したのは明治以降で、後付けで五色不動伝説が作られたという説もあります。

アクセス

交通

東京メトロ南北線本駒込駅下車徒歩約3分

都営地下鉄三田線白山駅下車徒歩約7分

地図

五色不動

www.goshuinbukuro.com

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南谷寺の境内

寺号標

寺号標

本郷通りに面しています。都心部を代表する幹線道路ですが、境内は静かでした。

本堂

本堂

先の大戦における空襲で焼失し、現在の建物は1958年に再建されたものです。

不動堂

不動堂

堂内に祀られた目赤不動像は怒りに燃えた形相で剣を持ち、光背は金色で炎を模っています。

あじさい

元々の不動堂は先の大戦における空襲で焼失し、現在の建物は1983年に再建されたものです。お参りした時はまだあじさいが咲いていました。

南谷寺六地蔵

南谷寺六地蔵

境内には数多くの石仏・石地蔵・観音像などが安置されています。赤い前掛けが印象的でした。

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