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宝珠院(芝公園)の毛筆の美しさが際立つ御朱印

芝公園の宝珠院(ほうしゅいん)では美しい書体の直書き御朱印を頂けます。芝公園内の東京タワー直下と言ってもよい場所にある寺院で、迫力ある閻魔大王座像を見ることができました。

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美しい書体の御朱印

御朱印所

宝珠院の全体

宝珠院の御朱印は建物右手角にある授与所で頂けます。

御朱印の見本

こちらでは4種類の直書き御朱印に加え、月替わりの見開き御朱印も頂けます。

受付時間 9:00~17:00

志納金 500円~1000円

御朱印

宝珠院の2024年6月24日付御朱印

今回は本尊である阿弥陀如来の御朱印のみ頂きました。毛筆で書かれた文字の美しさが際立っています。

様々なサイズの御朱印帳

御朱印帳の見本

宝珠院では多種多様なオリジナル御朱印帳を扱っています。

横長サイズの御朱印帳

横長サイズの御朱印帳は初めて見ました。

価格 2500円~4000円

宝珠院の由緒

宝珠院は芝公園内にある寺院で、増上寺の塔頭の一つです。増上寺第三十世貫主生譽靈玄大僧正により1685年に創建されました。

当時の増上寺では三井寺の開山である智証大師(円珍)作と言われる秘仏弁財天尊像を安置していましたが、一般人は直接参詣できませんでした。「霊験あらたかな弁財天様を皆様が参詣できる様に」ということで弁天堂が建立され、同時に開創されたのが宝珠院です。

本尊の阿弥陀如来坐像は寄木造・金箔押・漆箔で江戸初期の作とされており、戦火を逃れ今日に至っています。また一経院の本尊で運慶作といわれる薬師如来像があわせて祀られており、これは1806年の文化の大火の際に宝珠院へ遷座されました。閻魔大王座像は1685年の作です。

厨子の中に安置されている秘仏弁財天尊像は毎年4月17日の家康の命日にあわせて実施される御開帳で公開されます。

アクセス

交通

都営大江戸線「赤羽橋駅(赤羽橋口)」徒歩約5分

都営三田線「芝公園駅(A4出口)」徒歩約7分

東京タワー

ちょうど東京タワー直下といっても過言ではないような場所に位置しています。

芝公園

芝公園の一角にこのような場所があるとは全く想像もしていませんでした。

地図

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見どころは迫力ある閻魔大王像

池と建物

建物の正面

芝公園内の池のほとりにある一棟の建物が本堂・弁天堂・閻魔堂・参道の全てとなっています。

案内図

案内図

軒下参道

軒下参道

ただの軒下ではなくこちらも立派な参道であり、災害級の暑さの中では大いに助かる存在でした。百度石の奥に置かれている賽銭箱のあたりが本堂、その奥の賽銭箱のあたりが弁天堂です。

閻魔大王座像

建物の正面

建物の正面に寄木造り彩色で高さ2mの閻魔大王座像が収められています。

中が見えないガラス

そのままではガラスの反射で内部の撮影ができませんが、暖簾の陰に入るときれいに撮影できました。

閻魔大王座像

眉を吊り上げ目を見開いて叱咤している閻魔大王の両脇に罪状を究明する司命(向かって左)・記録する司録(右)の両名が控えています。

江戸時代には「芝の閻魔様」と呼ばれ、正月と盆の16日には「地獄の釜の蓋が開く」として参詣人が群がり、露天や見世物小屋が立つほど周辺が賑わったといいます。

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