全国の御朱印を制覇したい!!

神宮球場のライブが終わったら「乃木坂46」も専門ブログ「『我が道』を極めたい!」に引っ越します。

櫛田神社の堂々たる御朱印と山笠フィナーレ直前の境内

櫛田神社では堂々たる書体の直書き御朱印を頂けます。博多祇園山笠で有名な神社で、フィナーレの直前であったことから境内は盛り上がっていました。

堂々たる書体の御朱印

御朱印所

社務所

御朱印所の貼り紙

櫛田神社の御朱印は御本殿向かって右手の社務所で頂けます。こちらでは直書きの御朱印を頂けます。

御朱印所の案内板

決して窓は叩かず、声をかけてお待ちください。

受付時間 9:15~17:00

初穂料 500円

御朱印

櫛田神社の御朱印

「博多総鎮守」にふさわしい、堂々たる書体の御朱印です。

御朱印帳は山笠と博多銘菓

櫛田神社では3種類のオリジナル御朱印帳を扱っています。

御朱印帳の見本

デザインは山笠が2種類と、明治39年から販売されている博多銘菓「二〇加煎餅(にわかせんべい)」です。

サイズは大小で紙質は普通です。

価格1500円~2000円

櫛田神社の由緒

櫛田神社は博多の氏神・総鎮守であり、祇園山笠を行う神社として恐らく全国的にも有名なのではないかと思います。博多駅の博多口側の「博多旧市街」に位置しており、聖福寺や承天寺とともに歴史的文化財が多く残る寺社町エリアを形成しています。

祭神として天照皇大神・大幡主大神・須佐之男命の三神を祀っています。757年に託宣により伊勢松阪の櫛田神社より大幡主大神、941年に藤原純友の乱の追悼のため京都の八坂神社より須佐之男命を勧請したというのが公式の社伝のようですが、佐賀県神埼市の櫛田宮の分社という説もあります。天照皇大神については不明のようです。

博多は大陸との貿易基地として栄え、それが故に戦国時代には有力武将による争奪戦の場となって荒廃します。しかし天下を統一した豊臣秀吉が博多復興を命じ、その中で再建されました。

例大祭「博多祇園山笠」

山笠のポスター

特に狙ったわけでもなんでもないのですが、博多へ行ってみたらたまたま祇園山笠のフィナーレの前の週というタイミングで、街全体が盛り上がりを見せ始めていました。

博多祇園山笠は櫛田神社の夏の例大祭で、山笠と呼ばれる神輿を奉納する神事です。境内になだれ込んできた山笠が広場を一周し、そのまま道路に走り去っていくシーンは毎年必ずニュースとなるため、ほとんどの人がイメージできるのではないでしょうか。

ちょうど「飾り山笠公開」の期間中であったため、街のあちこちで山笠が展示されていました。

博多駅前

呉服町駅

櫛田神社境内

これらは「飾り山笠」と呼ばれており、かつてはこの状態(高さ15m)で舁かれていたといいます。しかし明治になって街が近代化すると電線や市電の架線を切断する恐れが生じ、背の低い「舁き山笠」に分離できるようになりました。

「舁き山笠」は高さ3m・重さ約1tで、車輪は付いていないのでこれを人力で担がなければなりません。

アクセス

交通

JR博多駅博多口より徒歩約13分

地下鉄櫛田神社前駅徒歩約2分

地図

「博多旧市街」の名所

www.goshuinbukuro.com

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山笠のフィナーレ直前だった境内

大鳥居

大鳥居

隣は工事中なのではありません。祇園山笠のフィナーレ「櫛田入り」を観覧するための桟敷席が組まれています。

楼門

楼門

干支恵方盤

干支恵方盤

楼門の天井から吊り下げられているもので、その年の恵方を示しています。毎年大晦日に矢印を開店させて新しい年の恵方に合わせます。

手水舎

手水舎

手水舎

福岡の神社は概ね手水舎が豪華でした。

拝殿・御本殿

拝殿と本殿

天照皇大神(大神宮)、大幡主大神(櫛田宮)、須佐之男命(祇園宮)が祀られており、拝殿には3つの鈴が並んでいます。以前は3つの社にそれぞれ祀られていたものをまとめました。

夫婦銀杏

夫婦銀杏

樹齢千年と言われ、夫婦円満・縁結びの霊樹として崇敬を集めています。

博多べい

博多へい

毛利・大友・島津などの諸勢力による相次ぐ合戦で戦国時代の博多は荒廃しており、焼け跡に残った石や瓦を埋め込んだ「博多塀」と呼ばれる土塀があちこちにつくられました。

清道

清道の石碑

櫛田入りのコース

祇園山笠のフィナーレ「櫛田入り」で山笠が通る周回コースは清道と呼ばれています。決してタイムトライアルではなく、あくまでも山笠を神社に奉納する神事です。

櫛田入りのコース

中央に清道旗が立てられており、舁き山はこれを目印にして180度旋回します。

山留め

山留め

舁き山のスタート地点で、櫓の上から出される合図で走り出します。

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