困ったときこそ酒と神様

ようやくたどり着いた、ストレスフリーで酒やうどんを楽しめる日々。これこそがご利益だったのかもしれません。

〖奥宮〗冨士御室浅間神社の御朱印と金運のお守り

冨士御室浅間神社(ふじおむろせんげんじんじゃ)では一度見たら忘れられない書体で記された御朱印を頂けます。奈良時代に富士山の二合目に創建された神社で、現在その地には奥宮が残されています。金運のお守りである「金運カード」が人気で、境内は山梨を代表する桜の名所となっています。

御朱印は2種類

御朱印所

里宮向かって左手の授与所

御朱印は里宮向かって左手の授与所で頂けます。冨士御室浅間神社では本宮と里宮の2種類の御朱印が頂けます。

初穂料 300円

御朱印

本宮

「火口二合目」と記された本宮の御朱印

火口二合目と記されています。

里宮

「冨士御室」と一度見たら忘れられない書体で記された里宮の御朱印

「冨士御室」と一度見たら忘れられない書体で記されています。新型コロナウィルス感染拡大中という社会情勢の中、御朱印は全て書置き対応という寺社が圧倒的ですが、こちらでは全て御朱印帳に直書きして頂けました。

富士山中で最古の神社

冨士御室浅間神社は現在の富士山吉田口登山道の二合目に699年に創建された神社を起源としており、富士山の山中では最古の神社とされています。当時の祭祀は石柱を巡らせた中で執り行われており、そこから「御室」という社名がつけられたといいます。

礼拝儀祭を行いやすくするため、958年に河口湖畔に里宮が建立されました。

平安時代以降、富士山の大噴火による社殿の炎上と再建が繰り返されており、現在残る社殿は1611年に徳川家の家臣である鳥居成次により造営されたものです。富士山二合目という場所で積雪や風雨といった厳しい気象条件にさらされており、建物の保存のためこれまで度々修理が実施されてきました。しかし1964年に開通した富士スバルラインの影響で登山道が荒廃してしまったため1973年(昭和48年)に里宮に隣接した現在の地に移築され、元の地には代わりに奥宮が建てられました。

金運のお守り

富士御室浅間神社で頂ける金運カードは金運アップのご利益で人気のお守りとなっています。新屋山神社の大山祇命と富士御室浅間神社の木花咲耶姫は親子関係にあるということで、新屋山神社の金運カードとセットで持つとさらに金運アップするといいます。

金運アップのご利益で有名な寺社

www.goshuinbukuro.com

www.goshuinbukuro.com

www.goshuinbukuro.com

アクセス

交通

富士急行河口湖駅よりバスで約16分

富士急行河口湖駅より車で約7分

※バスは本数が少なそうなので、車をお勧めします。河口湖周辺には魅力的な神社が数多くあり、1社だけお参りして帰るのはもったいない。

地図

冨士御室浅間神社の境内

境内には200本のソメイヨシノが植えられており、山梨県を代表する桜の名所となっています。

境内案内図

冨士御室浅間神社の境内案内図

大鳥居

冨士御室浅間神社の大鳥居

西鳥居

冨士御室浅間神社の西鳥居

駐車場に面しているため、車で来た場合はこちらから入って大鳥居を目指します。

表参道

冨士御室浅間神社の表参道

里宮まで一直線に伸びており、清々しさを感じます。

隋神門

冨士御室浅間神社の隋神門

里宮社

冨士御室浅間神社の里宮社

河口湖側に面しています。崇敬者の礼拝儀祭の便を図るため、958年に村上天皇の命により建立されたもので、それ以降武田家や徳川家からあつい信仰や手厚い庇護を受けてきました。

斜め前から見た里宮社

現在の建物は1989年(明治22年)に再建されたものです。

本宮(重要文化財)

冨士御室浅間神社の本宮

里宮社とは反対に富士山に面しています。

冨士御室浅間神社の本宮

本宮は699年に富士山二合目に奉斉され、807年に坂上田村麻呂より蝦夷征伐の御礼として社殿の寄進を受けました。それ以降富士山の噴火による火災や厳しい自然環境による建物の劣化が度々発生し、そのつど朝廷及び、武田家をはじめとした有力な武将等により再興が重ねられてきました。

現在の建物は1612年に徳川家の臣で当時当地方の領主鳥居成次が造営したもので、それ以降4回の修理が行われています。1973年に永久保存のため現在の地に移築復元され、翌年に国の重要文化財に指定されました。

このブログのイチオシ記事

www.goshuinbukuro.com

「評価に値する」と思われたらワンクリックお願いします。読者登録とブックマークを頂けるともっと嬉しいです。