上目黒氷川神社では3種類の直書き御朱印を頂けます。悪疫撤退の御利益で知られた神様で、かつてコロナ禍の真っ最中にお参りした思い出深い神社です。
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上目黒氷川神社の御朱印
御朱印所
上目黒氷川神社の御朱印は社殿向かって左手の社務所で頂けます。こちらでは氷川神社、目黒富士浅間神社、稲荷神社の3種類の御朱印を直書きで頂けます。
前回お参りしたのはコロナ禍の2020年6月で、「ソーシャルディスタンス」の波は神社の御朱印所にまで及んでいました。
その痕跡はほぼ消えたようです。
受付時間 9:00~16:30
初穂料500円
御朱印
今回は上目黒氷川神社の御朱印のみ頂きました。
過去に頂いた御朱印
前回お参りした2020年6月20日には3種類全て頂きました。コロナ禍でも直書きのスタイルを守り続けた有難い神社です。
オリジナル御朱印帳
上目黒氷川神社の御朱印帳は3種類あり、近隣を流れる目黒川の桜を描いた大変に美しいものです。サイズは小型のみで紙質は普通でした。
価格は2000円(上)で、御朱印帳袋とセット(下)は5000円です。
疫病を鎮める悪疫撤退のご利益
上目黒氷川神社は16世紀後後半に武田信玄の家臣であった加藤家が郷里の大神をこの地に迎えたことが起源とされています。もともとこの地は稲荷山と呼ばれていて稲荷社が既に鎮座していましたが、そこに氷川神を勧請したため氷川社が本社となり稲荷社は末社となりました。
当時の目黒川は度々氾濫してその度ごとに周辺では疫病が流行しますが、そんな状況下でも氷川社の氏子だけは無事だったといいます。そのため現在も厄除の神様として親しまれています。
コロナ禍で御朱印集めを中断していた私が波除神社の次にお参りした神社です。
アクセス
上目黒氷川神社は国道246号線の大橋交差点に面した場所に位置しています。
交通
田園都市線池尻大橋駅徒歩約5分
地図
疫病除けのご利益で有名な寺社(記事は下に続きます)
境内の見どころ
鳥居と石段
1816年に造られたもともとの石段はもっと傾斜が緩やかでしたが、1905年(明治38年)に前を通る大山街道(現国道246号線)拡張工事に伴い現在のように急勾配のものに改修されました。
愛宕神社の「出世の石段」と同じくらいの傾斜であるように感じました。
拝殿
本殿
境内社
目黒富士浅間神社
現在の上目黒一丁目の目切坂にあった富士塚の石祠と冨士講石碑を1878年(明治11年)に移転させてきたものです。
稲荷神社
創建は不明で、氷川神社よりも古くからこの地にあったと言われています。
目黒富士
江戸時代には現在の目黒区上目黒一丁目と中目黒二丁目に富士塚があり、前者が元富士・後者が新富士と呼ばれていました。
元富士は岩倉具視邸の用地に入ってしまったことから1878年に上目黒氷川神社内に遷座し、新富士も1959年に取り壊されてしまいます。そこで1977年より上目黒氷川神社の国道側を「目黒富士」と呼ぶようになりました。
昭和の終わりごろまではこの地から富士山を仰ぎ見ることが可能で、当時は境内の浅間神社にお参りした後に富士山を拝む人も多かったといいます。
人々の富士山への思いを引き継ぐため、唐津焼で製作した富士山が納められています。
表参道である石段とは別に、目黒富士への登山道まで設けられています。
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