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「ふくすけ」で伊勢うどんにはコシがあると断言する

夜行バス強行軍の第4弾はおかげ横丁にある伊勢うどんで有名な「ふくすけ」をご紹介します。伊勢うどんを体験することは、伊勢神宮をお参りして御朱印を頂くことと同じくらい今回の旅で重要なことでした。

 

伊勢うどんとはその名の通り伊勢市を中心とするエリアで食べられているうどんで、徹底的に時間をかけて柔らかく茹でた極太麺に、たまり醤油にだしを加えた黒く濃厚なたれをからませて食べます。式年遷宮の際によくテレビで紹介されていましたが、私はこれまで食べたことがありませんでした。

 

北は札幌ラーメンから南は沖縄のソーキそばまで日本の各地にはご当地麺があり、その大半は東京でも味わうことができます。しかし東京で食べた味が現地の味と本当に同じかというとそれは別問題です。

ブームにより随分と改善されましたが、以前は東京で讃岐うどんと名乗っている店はどこもひどいものがありました。最近東京でソーキそばを初めて食べ、「これは麺類というよりむしろ肉料理である」と感じましたが、それが本当に本場の味なのかはまだわかりません。

ということでご当地麺を最初に味わう際は本場の、それも一番人気のありそうな店を訪れるようにしています。それならたとえ満足できなかったとしても店が原因ではないでしょう。(そのようにして味噌煮込みうどんに対する私の評価は固まりました。)

 

今回いろいろ調べてみてまず狙いを付けた伊勢市駅前の店は木曜定休ということで外さざるを得ません。その他の店は全て「おかげ横丁」「おはらい町通り」という伊勢神宮門前の一大観光地にあり少々不安を感じていました。深大寺こそ当たりでしたが善光寺と高尾山は大外れで、有名な寺社の門前の店としては1勝2敗でいい印象がありません。

不安を感じつつも一番評価の高そうな「ふくすけ」に狙いを定めました。

 

伊勢神宮内宮のお参りを終えて時刻は12時半です。ちょうど食事時でひょっとして恐ろしいくらいの行列ができているかもしれないと思いつつ店に向かいました。

「ふくすけ」は「おはらい町通り」と直交した「おかげ横丁」に面しています。

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平日ということもあって、混雑していましたが行列はありませんでした。

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座敷にテーブルが並んでいますが、それ以外に土間に縁台がいくつも並べられ、そこでも大勢の人が食べていました。

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「手打ち伊勢うどん」を注文すると番号札を渡され、呼ばれるまでお待ちくださいということでした。伊勢うどんは極太麺を40分から1時間くらいかけて徹底的に茹でるということなので果たしてどれだけ待つことになるか心配でしたが、5分程度で番号が呼ばれうどんが運ばれてきました。次々と訪れる客にすぐに出せるよう、うどんは常に茹で続けているようです。

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評判通り極太でふわふわしているように見える麺が印象的です。思わず「伸びてんじゃねえか?」と心の中でつぶやきましたが、かき混ぜると意外と弾力がありしっかりとだれが絡みました。単に柔らかいだけのうどんならこの時点でグチャグチャになったはずです。どうやら柔らかい以外の何かがありそうです。

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食べてみると実に不思議な食感です。ふわふわモチモチしていますが、柔らかい中にどこか一本芯が通っていて全体的にはシャキッとしていました。食物繊維がいっぱい入っているような感じで、事前に想像していたイメージとは全然違いました。

 

柔らかいうどんといえば「道頓堀今井」のきつねうどんが有名ですが、これはだしを十分に味わうためのうどんで、だしとともに飲むものです。伊勢うどんのようにたれを絡ませるタイプは麺を味わうものですから、うどん自体がよほどしっかりとしていなければお話になりません。

たれを纏ったふくすけのうどんからは味だけでなくのど越しも感じました。柔らかいだけではなく実はコシもあるのです。

 

伊勢うどんを評して通常使われるのが「徹底的にコシをなくした」という表現で讃岐うどんの対極とされていますが、私はこれは間違っていると思いました。

「コシがある」ということと「硬いこと」を混同している人があまりにも多すぎではないでしょうか。当ブログでも繰り返し書きましたが、硬いこととコシがあるということは全く別物です。よくできた讃岐うどんもまた柔らかく、それでいて芯の部分にしっかりとした弾力をそなえています。だからこそ噛み切る時、飲み込むときにえもいわれぬ快楽を味わうことが出来るのであり、これは伊勢うどんと共通しています。硬いうどんなど最低なのです。

 

ということで一気に完食しました。

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食感にばかり気をとられてたれの味をよく覚えていないのですが、見た目と違って全くしょっぱくなかったことだけ印象に残っています。大盛りがないことに当初物足りなさを感じていましたが、このあと赤福を食べなければならないのでこの位がちょうどいいでしょう。

 

ふくすけを出ておかげ横丁とおはらい町通りを散策した後、猿田彦神社に向かいました。そして月夜見宮までひたすら歩き続けることになります。

 

ふくすけ

住所:伊勢市宇治中之切町52おかげ横丁

営業時間:10:00~17:00

定休日:無休

 

◆念願の伊勢神宮内宮にお参りした記事

minamimachida0706.hatenablog.com

◆おはらい町通りとおかげ横丁を歩いてみた記事

minamimachida0706.hatenablog.com

最後までお読みいただきありがとうございます。