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〖御朱印無〗真冬の山寺の境内を長靴だけで踏破した

山形の山寺(立石寺)の御朱印は冬季にはかなりイレギュラーになるようです。日本を代表する豪雪地帯に位置しているだけあって境内は大変なことになっており、お参りには最低でも長靴が必須です。

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冬季における山寺の御朱印

山寺では宝珠山の山腹に数多くのお堂が点在しており、通常ではその多くで御朱印を頂くことができます。

御朱印所の案内

しかし先日訪れてみると中心となる根本中堂を始めとして多くのお堂が閉鎖(開いているか閉まっているか分からない)されていました。拝観受付である程度の対応はしているようですが、私がお参りした際は担当の方が不在と言われてしまい、こうなっては諦めるしかありません。

今回は御朱印を全部揃えようなどという気持ちは全くなく二度目の四寺廻廊の印だけ頂くつもりでしたが、最初から躓くこととなりました。

豪雪地帯にある寺社では冬季の御朱印はイレギュラーな対応になることが多いようなので、それなりの覚悟を持って臨みましょう。

山寺と四寺廻廊

寺伝によれば山寺こと立石寺は860年に慈覚大師円仁が創建したとされていますが、実際の創建はそれよりも遡るという説もあります。

828年に既に瑞巌寺の前身である延福寺を開いていた慈覚大師は関東や東北で数多くの寺院を開いたとされています。瑞巌寺に加えて850年の創建とされる平泉の毛越寺と中尊寺、860年の創建とされる山寺立石寺は松尾芭蕉の「奥の細道」の舞台でもあり、2003年6月に四寺が連携して「みちのく古寺巡礼 四寺廻廊」が発足しています。

2023年5月にお参りした時の東北はどこも新緑のまぶしさが格別でした。その反対の真冬に訪れてみようというのが今回の旅の目的です。

アクセス

山寺は山形の寺院ですが、東京からお参りする場合は山形ではなく仙台経由が便利です。

仙山線の前面展望

仙山線の雪景色

仙山線の車中からは雪景色を堪能することができます。

仙山線車内から見た山寺

山寺駅到着直前の進行方向右手というのが山寺を一望する際の最高のビューポイントではないかと思います。

冬季に山寺をお参りする際の注意事項

山形県は全国でも有数の豪雪地帯です。日本海の熱と水蒸気を吸い込んだ季節風が奥羽山脈にぶつかる、山寺はまさにそんな場所に位置しているため冬は特に大変なことになります。

踏み固められた雪

階段に積もった雪が踏み固められて傾斜のあるアイスバーンになっており、これが実によく滑るのです。

長靴

私は羽黒山に行った時と同じ長靴を持参しましたが、登山靴にアイゼンという人もかなりいました。間違ってもスニーカーやサンダルといった軽装では訪れないようにしてください。

四寺廻廊の寺院(記事は下に続きます)

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真冬の山寺を長靴で踏破した

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出来るだけ同じ場所で写真を撮るよう心がけており、ぜひこちらと比較してみてください。

案内マップ

案内マップ

登山口

山寺の登山口

根本中堂(重要文化財)

山寺の根本中堂

山寺の根本中堂

山寺の通常御朱印と四寺廻廊の御朱印は本来ならこちらで扱っているのですが、今回は閉まっていました。

山門

山寺の山門

こちらで拝観料を払います。御朱印もこちらで対応しているようでしたが、この時は担当者不在ということで頂けませんでした。

本格的上り階段

ここから本格的な上り階段が続きます。足元がアイスバーン状態になっているため、手すりをしっかりと握っていないと危なくてしょうがありません。

百杖岩

百杖岩

四寸道

四寸道

四寸道

せみ塚

せみ塚

弥陀洞

弥陀洞

長い階段では上りと下りですれ違うのも容易ではなく、人がいなくなるまでの退避場所として利用しました。

仁王門

仁王門

今回最大の難所となったのが仁王門をくぐった先です。

仁王門をくぐった先の階段

両脇の窪みを最大限利用して上りはどうにかなったのですが、下りは尻餅をついたため雪まつりの滑り台のようになりました。

修行の岩場

修行の岩場

性相院と金乗院

性相院と金乗院

閉まっているのか開いているのか分かりませんでした。

奥之院

奥之院

五大堂

駅から見た五大堂

五大堂への道

五大堂からの眺め

五大堂からの眺め

五大堂からの眺め

五大堂からの眺め

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