京都の宇治上神社（うじがみじんじゃ）では9種類の御朱印を頂けます。現存する最古の拝殿と本殿がある神社で、「ユネスコの世界遺産」に登録されています。
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御朱印は9種類で直書きが1種類
御朱印所
宇治上神社の御朱印は神門をくぐって右手にある授与所で頂けます。
御朱印は全9種類ですが、直書きはそのうちの１種類のみです。
受付時間 9:00～16:30
初穂料 500円～800円
御朱印
今回は直書き御朱印1種類のみ頂きました。うさぎの絵もしっかりと描かれています。
オリジナル御朱印帳
宇治上神社のオリジナル御朱印帳は全９種類です。うさぎ朱印帳は静岡県立美術館所蔵の兎木賊図を表紙にしたものです。
価格 2000円
最古の拝殿と本殿がある神社
宇治上神社は宇治川を挟んで平等院の反対側に位置する神社で、宇治神社よりもさらに奥まった高台に鎮座しています。現存する神社建築として最古の拝殿と本殿があり、人類全体の利益のために保護する価値のある文化財として「ユネスコの世界遺産」に登録されています。
近隣の宇治神社とは明治になるまでとは二社一体で、宇治上神社が「上社」・「本宮」なのに対して宇治神社は「下社」・「若宮」と呼ばれる関係でした。当然ながら創建に至るいきさつも同一で、平等院の鎮守であったのも同じです。
両社の違いといえば宇治神社の祭神が莵道稚郎子のみなのに対し、宇治上神社の祭神が莵道稚郎子・応神天皇・仁徳天皇の三柱ということだけで、同じ場所になぜのような二つの神社ができたかについてはどうしてもわかりませんでした。
アクセス
交通
京阪線宇治線宇治駅より徒歩約10分
ＪＲ奈良線宇治駅より徒歩約20分
地図
京都の碁盤の目の外の寺社
「ユネスコ世界遺産」に登録された境内の見どころ
大鳥居
宇治神社より奥まった場所にあり、その分だけ神秘的な雰囲気が増していました。
参道
ちょうど紅葉が見頃となっていました。
神門
拝殿（国宝）
鎌倉時代の初めに建てられたもので、現存する神社建築の中で最古の拝殿とされています。
お参りの際に人が立つ部分の庇が突き出しているのが印象的です。本殿は神のためのものであるのに対し、拝殿は人が使用する上での使い勝手を考慮する傾向があるようです。
本殿（国宝）
平安時代後期の造営とされており、現存する神社建築としては日本最古の本殿です。
正面は格子になっており、内部に小さな社が三棟並んでいることがわかります。
祭神が三体であるため社も三棟あり、本殿はこの三棟を保護するための覆屋ということになります。
扁額には「正一位離宮大神」と記されています。
春日神社（重要文化財）
鎌倉時代後期の建物です。
桐原水
「宇治七名水」のうちでは唯一現存する湧き水です。
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