伊勢の宇治神社の御朱印朱印と日付だけという伊勢神宮の書式にそっくりでした。内宮の目と鼻の先にありながらひっそりとした別世界のような神社で、アテネオリンピック金メダリストがお参りしたことから陸上やサッカーなど足にまつわる競技の選手がお参りに来るような場所になっています。
宇治神社の御朱印
御朱印所
宇治神社の御朱印は参道の途中にある社務所でいただけます。
受付時間:9時~12時(木曜はお休み)
初穂料300円
御朱印
朱印と日付だけという、伊勢神宮にそっくりな御朱印です。
金メダリストもお参りした足のご利益
境内社の足神神社は足腰の病に霊験があるとされ、宇治神社を訪れる人の大半がこちらを目当てにしているようです。
伊勢市出身の野口みずきさんがアテネオリンピックの前にお参りして見事に金メダルを獲得し、それ以来マラソン選手や短距離、長距離、サッカーなど脚力が勝負を分かつようなスポーツ選手がお参りするような場所となっています。
内宮の目と鼻の先にある超マニアックな神社
宇治神社は内宮の観光バス駐車場を囲む森の中に鎮座しています。大勢の参拝客で常にごった返している宇治橋の目と鼻の先にありながら訪れる人もまばらで、一部の限られた人たちにしか知られていないようなマニアックな神社のようです。(私自身もグーグルマップを眺めていてたまたま偶然に発見した。)
宇治神社の御祭神は大山祇神で、もともとは内宮の門前町であった宇治の鎮守でした。その創建年代については不明ですが、寛文年間(1661~72年)の宇治の古図に記載されており、当時は現在のおはらい町のあたりに鎮座していたようです。
明治41年には宇治を構成する四ヶ町で祀られてきた神社やかつての内宮所管社25社が合祀され、明治43年に現在の地に遷座されました。
周辺の寺社
宇治神社の境内
宇治神社は内宮の宇治橋から150m程の距離で、観光バスの駐車場をぬけてすぐの場所に位置しています。
参道
宇治神社は伊勢神宮内宮をとりまく緑豊かな丘の上に鎮座しています。
混雑していた宇治橋からたった150mの場所とはとても思えない静けさです。
社殿
宇治神社では伊勢神宮と同様に「式年遷宮」を実施しており、現在の社殿は平成28年11月26日の第6回式年遷宮のために建てられました。
社殿に隣接して古殿地もあります。
境内社
蓬莱稲荷神社
足神神社
18世紀の半ば、磯部街道笹原茶屋の亭主は足を負傷したまま治療の甲斐なく死んでしまった老狐を祖霊として祀ったことが足神神社のきっかけとされています。足の疲労平癒を祈れば必ずご加護があるということで、遠方よりお参りする人も現れるようになりました。
悪い足とこの撫石を交互に撫でることで平癒を祈願します。
このブログのイチオシ記事
陸上選手がこぞってお参りする神社
「評価に値する」と思われたらワンクリックお願いします。読者登録とブックマークを頂けるともっと嬉しいです。