御朱印とうどんを極めたい!!

思うところがあってブログタイトルをリニューアルしました。今後とも一層の御贔屓をお願い申し上げます。

〖行き方〗韓竃神社の御朱印と「素人にはおススメできない」理由

韓竈神社(からかまじんじゃ)の御朱印は近隣のコミュニティーセンターで印刷済みの物を頂けます。「素人にはおススメできない」としてテレビで紹介された神社で、曲がりくねった細い道をどこまでも上がった先の山中に位置しており、駐車場からの参道は急斜面に設けられた不安定な石段となっています。実際にお参りしているとかなり大変でした。

韓竈神社の御朱印

御朱印所

御朱印所を示す掲示物

韓竈神社の御朱印は鰐淵コミュニティーセンターで扱っています。※休日はもみじや商店

鰐淵コミュニティーセンター

鰐淵コミュニティーセンターは鰐淵小学校から川を渡った反対側にあります。

初穂料300円

御朱印

コミュニティーセンターの職員からもらった韓竈神社の印刷済御朱印

コミュニティーセンターの職員から印刷済みの御朱印をもらいました。(日付は記入してくれる)

韓竈神社の由緒

韓竈神社は島根半島西部の山中に位置する素戔嗚尊を祀っている神社で、733年に完成された風土記である出雲国風土記や927年に編纂された全国の神社一覧である延喜式にも登場するほどの歴史を持っています。

社名の「カラカマ」は朝鮮半島から渡来した「釜」を意味するとされ、その中でも「カマ」は溶鉱炉を意味するとも言われています。韓竈神社が鎮座する岩窟は銅鉱石を採掘した穴だとの説もあるようです。

「お茶の里唐川館」への順路を示す標識

ちなみに拝殿は地域の集落の中にある「お茶の里唐川館」の近くに設けられており、祭礼等はこちらで挙行されています。

アクセス

交通

出雲大社より車で約50分。

出雲の観光ガイドにおいてはよく「出雲大社より車で〇〇分」という表現が使用されています。バスの本数が少なく公共交通機関はほとんどないと言っても良い状況なので、出雲の神社を巡る場合はレンタカーを利用するしかありません。

地図

「素人にはおススメできない」理由

韓竈神社はテレビ朝日「マツコ&有吉の怒り新党 正月特番」で「素人にはおススメできない神社」として取り上げられたといいます。

お参りするためには鳥居をくぐった後に大小不揃いの自然石の石段を300段上り、幅45㎝ほどの巨岩の隙間を通り抜けなければなりません。気軽な気持ちでお参りするとむしろ危険で、登山をするくらいの心構えが必要だというのです。

最近は全国からお参りに訪れる観光客も増えてきたようで、出雲市役所が公式HPにて「韓竈神社を参拝される皆様へ」と注意喚起までしています。

韓竈神社へ参拝される皆さまへ | 出雲市

私自身は神社の玄人だと自認しており、せっかく出雲を訪れるならこういう場所に行かない訳にはいきません。

韓竈神社の境内

出雲での移動は全てカーナビ頼りで、日御碕神社から海沿いの道や山道を機械に指示されるがままに抜けていきます。土地勘が全く無いため自分がいまどういう状況にあるのかが全く分からず、くねくねした細い道が無限に続くように感じられていたため、「韓竈神社まで〇〇km」という標識を見たときは心底ほっとしました。(ちゃんと到着するのかギリギリまで自信が持てずにいた。)

韓竃神社の駐車場

どうにか駐車場に車を入れることができました。

近隣住民による注意喚起の掲示

駐車場と途中の鳥居の横の2ヶ所に掲示してありました。

何ということもない山道

最初は何ということもない山道です。

韓竃神社の鳥居

800mほど進むと鳥居があり、そこから先が大変でした。

どこまでも続く石段

こんな石段がどこまでも続きます。

石段と脇に張られた綱

脇に張られた綱を握らないと危なくてしょうがありません。

単に石が並んでいるだけの石段

これまで秩父御嶽神社や新倉富士浅間神社など長い石段は度々経験してきましたが、それらは一応階段としての体を成していました。しかしこちらは単に石が並んでいるだけであり、足元が不安定である分だけ上るのが大変になります。

岩と岩の間の45㎝の隙間

そして最後にいきなりこんなものが前を塞いでいました。この岩と岩の隙間を通らなければお参りはできません。私は大丈夫でしたが、メタボの方だと難しいと思います。

最後の石段

最後の石段で、社殿は左上にあります。

韓竃神社の社殿

韓竈神社に到着しました。

社殿内の棚

左端に置かれたノートには多くの参拝客のコメントが記されていました。

地域住民の意欲が感じられた

韓竈神社は「観光」という要素など1ミリも感じられないエリアのど真ん中に位置していますが、テレビの人気番組で取り上げられたことをきっかけとして最近は県外から参拝に訪れる人も多いようです。地域のコミュニティーセンターで御朱印を扱い、窓口には案内のチラシが置かれるなど新たな観光資源として育てようとする地域住民の意欲が感じられました。

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