松山の湯神社では書置きの御朱印を頂けます。大地震で温が止まるたびに祈祷が行われた道後温泉の文字通りの守護神で、現在では本館の全景を眼下に眺める最高の撮影スポットとなっています。
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御朱印は書置き
御朱印所
湯神社の御朱印は神札授与所で扱っています。
こちらでは書置きを1種類のみ頂けます。
受付時間 9:00~17:00
初穂料 300円
御朱印
地震で湯が止まるたびに祈祷が行われた
「日本最古の湯」と言われる道後温泉には大国主命や少彦名命といった神々から聖徳太子に至るまで来湯に関する数多くの伝説が残っています。その中で景行天皇が皇后・八坂入姫命とともに当地に行幸した際に道後温泉の守護神として創建されたというのがその名も「湯神社」です。
現在の湯神社は道後温泉本館の南東方向にある冠山にありますが、創建当初は本館北側にある現在の道後鷺谷町に鎮座していました。
鷺谷は古代に鷺が痛めた足を温泉に浸して治療していたとされる場所です。まさに道後温泉の発見につながった場所であり、そこから鷺は道後温泉のシンボルにもなっています。
16世紀前半の地震により温泉が埋没した際に湯神社は社殿が大破してしまい、現在地である冠山に移されました。
道後では大地震により温泉が止まってしまったことが過去に何回かあります。その度に湯神社で神楽を奉納して湯祈祷が行われ、それにより湯の湧出が再開したとされています。その儀式は今も例祭に姿を変えて引き継がれています。
アクセス
交通
伊予鉄市内電車道後温泉駅より徒歩約2分
伊佐爾波神社の鳥居をくぐったらすぐ左手にあります。
地図
松山で頂ける御朱印
境内の見どころ
標柱
社号標でも鳥居でもないこの一対の石柱は標柱(しめばしら)と呼びます。向かって右側に「冠山」、左側に「湯神社」と刻まれています。
拝殿
道後温泉の保存修理工事に合わせて周辺地域の整備も進められ、冠山の湯神社周辺も整備されました。
本殿
16世紀前半に湯神社が冠山に移転してきた際は、もともとこの地にあった出雲崗神社に合祀されるという形式でした。その後に社号が湯神社・出雲崗神社となり、1707年の宝永地震で止まった湯が祈祷後に復活したことで相殿から境内別社となりました。明治になって以降、湯神社に出雲崗神社を合祀する現在の形式となっています。
中嶋神社
1957年に四国四県の製菓業者によって創建されました。製菓・柑橘の祖神とされる兵庫県豊岡市の中嶋神社の四国分社として、分霊を勧請してものです。
道後温泉の最高の撮影スポット
湯神社本殿に隣接した場所に「道後温泉空の散歩道」が設けられています。
道後温泉本館の保存修理工事に合わせて整備されたもので、足湯をはじめ東屋やベンチといった休憩施設も設けられています。※足湯の利用時間は6:00~21:00
道後温泉本館の全景を眼下に眺める絶好の撮影スポットです。
道後温泉本館3階の霊の湯個室から見ることができました。
松山と言えば松山城と道後温泉
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