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石手寺の御朱印と見どころを徹底紹介

四国八十八箇所第51番札所の石手寺では3種類の御朱印を頂けます。道後温泉本館から徒歩圏というお参りしやすい寺院で、境内には国宝や重要文化財などの見どころが豊富にあります。

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御朱印は3種類

御朱印所

石手寺のお茶堂

石手寺の御朱印は仁王門をくぐってすぐ右手にあるお茶堂で頂けます。

こちらでは「薬師如来」「再生大師」「衛門三郎」の3種類の御朱印を頂けるということですが、四国八十八箇所霊場第51番札所としての御朱印は「薬師如来」です。

ドライヤー

四国八十八箇所霊場の納経所にはドライヤーが置かれているのが普通で、石手寺にもありました。(御朱印を掛け軸に頂いた際に早く乾かすためです。)

受付時間7:00~17:00

志納金500円

※2024年4月1日より四国八十八箇所霊場の納経料が従来の300円から改定されました。

御朱印

石手寺の御朱印

今回は薬師如来の御朱印のみ頂きました。四国霊場の御朱印には日付が入りません。

「四国遍路の元祖」にまつわる寺院

寺伝によれば石手寺の創建は728年とされています。伊予国の太守であった越智玉純が夢によってこの地を霊地と悟り、熊野十二社権現を祀ったことがきっかけでした。翌年729年に行基が薬師如来を刻んで本尊として祀り、813年に弘法大師が訪れて真言宗に改めました。

石手寺は「四国遍路の元祖」と言われる衛門三郎の再来伝説が残る寺院でもあります。

自分の悪行のために8人の子供を全て喪った衛門三郎が懺悔の気持ちから弘法大師の姿を追って旅を始めたのが四国遍路の起源とされています。21回目の巡礼の途中で力尽きて倒れた際に遂に大師と出会いますが、三郎がそのまま死んでしまったために大師は石に「衛門三郎」と書いて握らせました。

翌年に誕生したこの地の領主の長男が右手を握りしめたまま開かなかったため、寺で祈祷をしたところ手の中から「衛門三郎」と書いた石が現れたといいます。「手」から「石」が現れたということから、寺号が石手寺に改められました。

アクセス

交通

伊予鉄市内電車道後温泉駅より徒歩約16分

地図

松山名物の鍋焼きうどん

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国宝や重文だらけの境内の見どころ

石手寺は道後温泉本館に近いということもあって松山市民にとっては身近な存在であり、それに加えて観光客の姿も数多く見ることができます。四国霊場の他の札所とは境内の雰囲気が違っていました。私は小学校低学年と社会人6年目の時期に松山に住んでおり、小学校の遠足が石手寺であったことを今でもはっきりと覚えています。

寺号標

石手寺の寺号標

渡らずの橋

渡らずの橋

門前には石手川から取水した用水路が通っており、ここに架けられているのは弘法大師が渡った「お道開きの橋」とされています。そのためこの橋は誰も渡れないようになっています。

参道

参道の回廊

回廊形式となっていて、仲見世の土産物屋が並んでいます。

参道の回廊

お参りしたこの日は早朝だったので店はまだ閉まっていました。

仁王門(国宝)

正面から見た仁王門

鎌倉時代の1318年に建てられたもので、国宝に指定されています。安置されている金剛力士像は1240年に彫られたもので、重要文化財に指定されています。

斜め後ろから見た仁王門

派手な建物ではありませんが、存在感は抜群でした。

巨大なわらじ

仁王門の左右には巨大なわらじが据え付けられており、触ると足腰の病が快方に向かうとされています。

わらじに埋め込まれた1円玉

わらじには1円玉がびっしりと埋め込まれていました。お賽銭替わりでしょうか。

三重塔(重要文化財)

三重塔の写真

私にとって石手寺と言えば三重塔というイメージがあります。728年に建てられて1073年に再建されたもので、石手寺のシンボルのようになっています。

工事中の足場

しかしあいにく修繕工事中で、袴腰造の鐘楼(重要文化財)とともに足場のカバーに中に隠れてしまっていました。

カバーの陰に隠れていて見落としてしまったのですが、三重塔の奥に護摩堂(重要文化財)があります。

阿弥陀堂

阿弥陀堂

本堂(重要文化財)

正面から見た本堂

891年に建てられ、1114年に再建されたものです。

斜めから見た本堂

本尊である薬師如来を祀っています。

大師堂

大師堂

四国霊場では本堂とともに必ずなければならない建物です。1884年に建てられたもので、弘法大師を祀っています。かつて夏目漱石や正岡子規の落書きがあったことから、「落書き堂」とも呼ばれています。

マントラ洞窟

マントラ洞窟

洞窟の入口

マントラ洞窟は、長さ約160メートルの洞窟です。

洞窟の中

俗世から離れたひんやり冷たい異空間で、自身と向き合えます。

洞内の四国八十八箇所霊場

二方向に伸びており、もう一方は洞内で四国八十八箇所霊場巡礼ができます。

西安大師像

西安大師像

高さ16m・顔の長さ2.4m・筆の長さ3mの弘法大師像で、身体は修行した中国の西安市の方角、顔は仏教発祥の地であるインドの方角を向いています。

その姿は松山城からも見ることができました。

松山と言えば道後温泉と松山城

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