茨城の百里神社では航空自衛隊の戦闘機を描いた直書き御朱印を頂けます。かつて海軍航空隊の守護神として祀られていた神社で、現在も航空自衛隊百里基地と茨城空港に隣接しています。
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戦闘機を描いた直書き御朱印の魅力
御朱印所

百里神社の御朱印は兼務社である素鵞神社の社務所で頂くことができます。こちらでは航空自衛隊の戦闘機を描いた直書き御朱印を頂けます。

また見開きタイプの書置き御朱印も多数扱っています。
受付時間10:00~16:00
初穂料 500円~1000円
御朱印

描かれているのは航空自衛隊のかつての主力戦闘機「F-4ファントムⅡ」で、茨城空港に隣接した公園内に実物が展示されています。
過去に頂いた御朱印

2022年10月22日付です。
百里神社の由緒
百里神社は茨城空港近くの竹やぶの中にひっそりと佇んでいる、まことに小さな神社です。天照大神を祭神として祀っており、もともとはこの地に拠点を置いた百里原海軍航空隊の守護神でした。現在も場所は変わっていないようであり、神社のある場所がかつて基地の正門であったといいます。
筑波海軍航空隊の補助飛行場として百里原分遣隊が開かれたのは1938年で、翌年には百里原海軍航空隊として独立しました。茨城県と千葉県は陸海軍の航空基地が数多く存在したため先の大戦で激しい攻撃を受け、それにより神社も荒廃してしまいます。
現存の社殿並びに鳥居は戦後この地を所有した地主の手により1951年に修繕されたものです。しかし氏子組織のない神社であることから、時間の経過により老朽化と荒廃が進行してしまいました。
境内の整備計画が現在進められており、兼務社の素鵞神社において「百里神社整備事業奉賛募金」を受け付けています。
アクセス
交通
常磐線石岡駅より関東鉄道バス茨城空港行乗車。(乗車時間約35分)茨城空港より徒歩約15分。

バスを降りたらまずは空港の外に出ましょう。


「茨城空港前」交差点を右折します。

しばらく道なりに進みます。

「山野」交差点を右折します。

交差点に案内看板もあります。

赤い矢印の奥に神社があります。
地図
周辺で頂ける御朱印(記事は下に続きます)
整備事業が進行中だった境内


2022年10月にお参りした際は境内が荒廃しきっており、三年が経過してどう変わったか気になって再度お参りしました。

なんと境内の整備事業が進行中でした。草ぼうぼうだった場所が砂利で舗装されています。

新たに一之鳥居が建てられていました。

中央のコンクリートを打設した個所に何を据え付けるのか気になります。


従来の鳥居と社殿は変わっていませんでした。

現在「百里神社整備事業奉賛募金」の募集が行われています。
百里基地(茨城空港)の見どころ
かつて百里原海軍航空隊の基地があった場所に1965年に百里飛行場が設けられ、翌年に航空自衛隊百里基地が正式に発足しました。それに加えて2010年に民間共用化されて茨城空港が誕生し、スカイマークエアラインを中心に一日8~10便が運航されています。


御朱印にもデザインされた「F-4ファントム戦闘機」が空港敷地内の公園に展示されていました。

こちらの山の上から空港内が一望できるようで、見るからに高そうなカメラを構えた人が集結していました。

中央より左の黒くて大きな機体は輸送機「C-130H」と思われます。

並んでいる小型機はアクロバット飛行の「T-4ブルーインパルス」でしょう。

茨城空港11時発のSKY531便が出発準備完了となったようです。


滑走路の方向へ誘導路を動き出しました。



那覇に向かって飛び立っていきました。
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