中宮寺では柔らかな書体の直書きの御朱印を頂けます。門跡寺院として皇室との結びつきが強く、本堂では「飛鳥彫刻の最高傑作」「世界三大微笑」と称される国宝の如意輪観世音菩薩像を鑑賞できます。
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直書き御朱印の魅力とは?
御朱印所

中宮寺の御朱印は拝観受付で頂けます。入場時に一旦御朱印帳を預け、拝観終了後に受け取ります。こちらでは直書きの御朱印を頂けます。
受付時間 9:00~16:00(10/1~3/20)9:00~16:30(3/21~9/30)
志納金 500円
御朱印

「世界三大微笑」にふさわしい、柔らかな書体の御朱印です。
「門跡寺院」中宮寺の由緒
中宮寺の創建は7世紀前半で、聖徳太子が母である穴穂部間人皇后の願いにより創建したと伝えられています。
もともとは現在より500メートルほど東の現・中宮寺跡史跡公園にあり、調査の結果から東西約130m、南北約165mもの規模の大寺院であったことが判明しています。塔や金堂が一直線に並ぶ四天王寺式伽藍配置でしたが講堂や回廊の痕跡がなく、未完の寺院であったと考えられています。創建当初から尼寺であり、金堂には如意輪観世音菩薩像が本尊として祀られていました。
平安時代になると寺運が衰退したことから境内が荒廃し、寺宝の主なものは法隆寺に移されます。鎌倉時代には信如比丘尼によって復興が図られ、法隆寺の綱封蔵から聖徳太子ゆかりの「天寿国繡帳」を発見するなどしますが大勢を覆すまでには至りませんでした。
戦国時代に火災で境内が全焼してしまい、現在地にあった法隆寺の子院に寺もろとも避難せざるを得なくなります。
仏教において皇族や公家が住職を務める寺院を門跡寺院といい、中宮寺は16世紀半ばに後伏見天皇の皇孫を初代門跡に迎えて尼門跡斑鳩御所となりました。それ以降も伏見宮や有栖川宮といった宮家の皇女が伝統を守っています。
アクセス
交通
JR関西本線法隆寺駅徒歩約20分

簡単に言えば法隆寺の夢殿の隣です。塀の向こう側に見えているのは夢殿の屋根のてっぺんにある宝珠です。
地図
奈良で頂く御朱印(記事は下に続きます)
「世界三大微笑」が見守る境内の見どころ
表御殿

中宮寺は皇族の子孫や公家の女性が住職として運営に当たる尼門跡寺院であり、身分の高い女性を迎えるために造営された御殿です。内部は貼付壁や襖絵によって美しく装飾されており、書院建築の遺構として国の登録有形文化財に指定されています。
現地には案内看板のようなものは一切なくみんな素通りしていましたが、やはり普通の建物ではありませんでした。


門跡寺院ということで皇室との結びつきが強いせいか、花弁が16枚の「菊の御紋(菊花紋章)」がいたるところにありました。
本堂

寺に万一のことがあった際のことを心配した高松宮妃の発願により1968年に建てられたもので、耐震耐火に優れた和風の現代建築です。

それ以前の本堂が西向きであったのを南向きに改め、周囲に池を巡らせることにより優雅さや格調の高さが加わりました。

堂内には「飛鳥彫刻の最高傑作」と称される如意輪観世音菩薩像(国宝)が安置されています。エジプトのスフィンクス・レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並び「世界三大微笑」の一つとされており、その表情からは何やら意味ありげな様子が感じられました。千年以上の歴史を持つ仏像と近代建築とのコントラストが印象的です。
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