青梅の塩船観音寺では直書きの御朱印を頂けます。1350年以上の歴史がある寺院で、室町時代の建物が多く残る境内には様々な見どころがあります。
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御朱印は直書きが2種類
御朱印所


塩船観音の御朱印は本堂前の受付所(上)と護摩堂脇の寺務所(下)です。どちらも直書きの御朱印を頂けます。
受付時間 9:00~16:00
志納金 500円
御朱印
本堂前

「キリク大悲山圓通閣」と記されています。
護摩堂脇

第二御朱印という位置付けのようです。こちらは八百比丘尼の別名である「白玉椿姫」と記されています。
オリジナル御朱印帳
塩船観音寺では美しいデザインのオリジナル御朱印帳を扱っています。サイズは大小で、紙質は普通でした。
価格 1200円~1500円
1350年以上の歴史がある
塩船観音寺は東京都青梅市にある真言宗の寺院で、青梅線河辺駅からバスで10分くらいの場所に位置しています。

周囲を丘に囲まれた地形が船の形に似ていることから「塩船」と名付けられ、境内を囲む斜面には丸く剪定された約2万本のツツジが植えられています。
寺伝によれば塩船観音の創建は仏教が伝来してまだ間もない7世紀中頃とされており、若狭国の尼僧・八百比丘尼が関東遍歴の際にこの地に立ち寄り、霊地であると感じて観音菩薩像を祀りました。平安時代になると比叡山の安然僧正により阿弥陀堂・薬師堂・十二の僧坊が建てられ、関東の古刹として興隆を極めます。
鎌倉時代には現在の埼玉県入間市に拠点を置いた武士団の帰依を受け、本尊の千手観音立像や二十八部衆立像が造立されました。室町時代になると青梅地方の豪族の支援を受け、本堂・阿弥陀堂・山門の建て替えが行われています。
現在は関東八十八箇所・東国花の寺ヶ寺・奥多摩新四国といった霊場の札所となっており、年間約20万人の参詣客が訪れるような場所となっています。
アクセス
交通
JR青梅線河辺駅北口より都営バス・西東京バス乗車、「塩船観音入口」バス停下車徒歩約15分。

バス停の先にある路地を左に進んだ先にあります。
地図
花が見どころの寺社(記事は下に続きます)
境内の見どころを徹底紹介
武蔵御嶽神社をお参りした際に青梅線沿線で他に何かないか調べ、その際に見つけた寺院です。ゴールデンウイーク期間中は境内でつつじまつりが開催されており、この間は御朱印は書置き対応となっているようです。そのためつつじの時期をわざと外してお参りしました。
室町時代の建物が良好な保存状態で残されており、東京にこんな寺院があったのかと驚かされました。
境内案内図

仁王門(重要文化財)

いきなり凄いものが登場しました。茅葺の「質実剛健」そのものといってよい建物であり、その様式から室町時代の建物と推定されています。
阿弥陀堂(重要文化財)

阿弥陀如来坐像・聖観音菩薩立像・勢至菩薩立像の阿弥陀三尊像が祀られており、建築様式から室町時代の建物と考えられています。

かつては茅葺でしたが、1961年に実施された解体修理の際に銅板葺きに改められました。

屋根材を支える垂木に竹を使用している建物は初めて見ました。茅葺から改めた痕跡かもしれません。
大杉


参道の両側にあることから「塩船観音の夫婦杉」と呼ばれています。左側は幹囲5.7m・樹高43m、右側は幹囲6.5m・樹高40mの巨木です。
薬師堂

屋根は茅葺きで天井が無く、屋根の下地が直接見えます。

平安時代後期の作と推定される薬師如来立像が祀られていますが、建築年代は不明なのだそうです。
本堂(重要文化財)

薬師堂から階段を上がった先にあります。

茅葺に杉皮を葺き込んだ混ぜ葺きの堂々たる建物で、様式から室町時代の建物と考えられています。

塩船観音と呼ばれる秘仏の十一面千手千眼観自在菩薩立像(重要文化財)と毘沙門天立像・不動明王立像が祀られており、その左右に二十八部衆立像(重要文化財)が並んでいます。

正月三が日・初観音大護摩供・5月の例大祭・8月の四万六千日祭の年4回だけ厨子の御開帳が行われます。
旧鐘楼

鐘鐘は1641年に鋳造されたもので、文化財保護のため撞けません。

塩船平和観音立像

開創壱千三百五十年祭記念事業にて建立された全高13mの大観音像であり、つつじ園の山頂から境内を見渡しています。
つつじまつり

護摩堂周辺のつつじ園には20種類以上のつつじが約2万本植えられています。

見頃となる4月中旬から5月のゴールデンウイークにかけての時期には例年つつじ祭りが開催され、期間中だけで約10万人の参詣客が訪れます。この期間中だけ拝観料が発生し、御朱印は書置き対応となります。
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