秩父の聖神社(ひじりじんじゃ)では書置きの御朱印を頂けます。日本最初の通貨「和同開珎」に由来する神社であり、黄色い幟が林立する境内には数多くの見どころがありました。
御朱印以外にもいろいろやっています
御朱印は書置き
御朱印所

聖神社の御朱印は社殿向かって右手の社務所で頂けます。御朱印は全て書置き対応です。
受付時間 9:00~16:00
初穂料 500円
御朱印

見るからに縁起のよさそうなデザインの書置き御朱印です。「ゴールデンウイークなら直書きだろう」と期待していたのですが、そうはいきませんでした。
過去に頂いた御朱印

2017年9月3日付で、直書きで頂けました。この頃は土日のみ直書きで、平日は賽銭箱に初穂料を入れるセルフタイプでした。
オリジナル御朱印帳
手に取って確認することはできませんでしたが、授与品が並ぶ中に黄色い御朱印帳がありました。
小型サイズで価格は2000円でした。
「和同開珎」に由来する神社
聖神社は日本最初の流通貨幣といわれている「和同開珎(わどうかいちん)」に由来する神社であり、秩父鉄道の和銅黒谷駅近くに鎮座しています。
708年(慶雲五年)に秩父の和銅山山麓で見つかった銅が朝廷に献上され、それを喜んだ元明天皇は勅使を遣わして隣の祝山に金山彦命(鉱山の神様)を祀ります。そして年号を「和銅」に改めると現在の地に神社を創建して金山彦命を遷座し、そこに天照大神・国常立尊・神武天皇も合わせて祀りました。722年には元明天皇自身も元明金尊として合祀されています。
「聖」とは「何をお願いしてもよく聞き、よく叶えてくれる」神様がいるという意味です。和同開珎ゆかりの神社ということから「銭神様」とも呼ばれ、現在ではこの神社で祈願するとお金に不自由しないと言われています。
アクセス
交通
秩父鉄道和銅黒谷駅徒歩約5分

和銅黒谷駅は絵に描いたような田舎のローカル駅で、ホーム上に和同開珎のモニュメントが設けられています。

ホームからは「秩父の象徴」武甲山を望むことができました。


私鉄では珍しい貨物列車が通過していきました。秩父鉄道は太平洋セメントが筆頭株主であり、武甲山から掘り出された石灰石を工場まで運ぶ重要な役割を負っています。
地図
秩父で頂いた御朱印(記事は下に続きます)
境内の見どころを徹底紹介
「ゴールデンウィークに秩父で金運の御利益」というのはこれ以上ないくらい素晴らしい組み合わせではないでしょうか。同じことを考えた人は多かったようで、駐車場の順番待ちを整理するためのガードマンが配置されるほどの参詣客の数でした。
周辺の地図

社号標

奥の方に駐車場の順番待ちをする車の列が見えます。
参道


「金運」ということなのでしょうか。境内には黄色い幟が林立していました。
拝殿

1709年に秩父今宮神社の本殿として建立されたものを1964年に移築してきました。

1709年というのは5代将軍綱吉が死んだ年であり、生類憐みの令の時代の建物がこうして残っていることに驚かされます。
本殿

和同開珎のモニュメント

聖神社の象徴です。

2017年にお参りした時のもの(下)とは違っていました。定期的に取り換えているのでしょうか。
和銅出雲神社

1964年に旧本殿を移築したもので、出雲大社と同じ大国主命を祀り縁結びの御利益があるとされています。
御神木

二本の杉が夫婦のように寄り添っており、根元でつながっていました。
「銭神様」の御利益
聖神社は「金運のパワースポット」としてテレビで度々取り上げられてきました。この神社で祈願するとお金に不自由しないということで、現在では金運上昇や宝くじの当選祈願・ビジネスの開運などを願って多くの方がお参りに訪れる場所となっています。

絵馬も和同開珎がデザインされています。



お参りしてご利益のあった人からの報告が貼り出されていました。
和銅採掘露天掘跡
今から1300年以上前にこの地で自然銅(和銅)が発見され、それが日本初の通貨である和同開珎の発行につながりました。


和銅が掘り出された露天掘跡が聖神社の近くに遺されています。


赤い矢印の、沢が土砂で埋まったように見える場所が銅が産出した「出牛―黒谷断層」であるようです。

「日本通貨発祥の地」と記された記念碑がありました。
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