全国の御朱印を制覇したい!!

姉妹ブログ「全国のうどんを制覇したい!」「世界の蒸留酒を制覇したい!」「我が道を究めたい!」も宜しくお願いします。

佐野厄除け大師の華麗な書体の御朱印と電車を利用したアクセス

佐野厄除け大師として知られる惣宗寺(そうしゅうじ)では書置きながら華麗な美しい書体の御朱印を頂けます。年末に流されるCMで有名で、初詣期間中は周辺の駐車場は全て満車となるため、この時期のアクセスは電車に限ります。

華麗な書体の書置き御朱印

御朱印所

御朱印は本堂左手の祈祷受付で扱っています。コロナ禍とは関係なく常に書置きが1種類のみです。

受付時間 8:20~17:00

志納金 300円

御朱印

佐野厄除け大師の御朱印

「春日岡山」の朱印の上に華麗な美しい書体で「佐野厄除け大師」と記されています。書置きではありますが、仏教寺院特有の美しい書体の御朱印です。

過去に頂いた御朱印

佐野厄除け大師の平成28年1月1日付御朱印

平成28年1月1日付です。

初詣期間中の駐車場はこうなる

最近では年末に数多く流されるCMで知られており、関東を代表する初詣スポットとなっています。

周辺の無料駐車場

佐野厄除け大師は普段は閑散としており、周辺に無数に設けられている無料駐車場も全く使用されていません。

初詣期間中の人出

しかし元日から1月31日までの正月大祭の際には100万人以上の参拝客が訪れると言われ、期間中の境内にはたくさんの露店が軒を連ねます。

初詣期間中の駐車場

その中でも特に三が日は周辺に無数に点在している無料駐車場が全て満車となり、いつもなら閑散としている境内は初詣客で溢れかえり、お参りの列は門から一般道にまで延びるほどになります。

この時期のお参りは電車を利用することをお勧めします。

電車を利用したアクセス

交通

東武佐野線佐野市駅徒歩約10分

両毛線佐野駅徒歩約15分

地図

周辺の寺社

www.goshuinbukuro.com

 www.goshuinbukuro.com

 www.goshuinbukuro.com

佐野厄除け大師の境内

佐野厄除け大師は平将門の乱を鎮定した藤原秀郷が944年に創建した寺院です。正式な寺号としては「春日岡山 転法輪院 惣宗官寺(かすがおかやま てんぼうりんいん そうしゅうかんじ)」だそうですが、一般的には佐野厄除け大師で通用しています。

山門

佐野厄除け大師の山門

江戸時代初期の建物と考えられており、彫刻や装飾金具が施されて重厚でありながら華やかな造りとなっています。

本堂

佐野厄除け大師の本堂

本堂では、「厄除け(厄払い)」や「方位除け」などのご祈祷を事前予約なしで一年中受けることができます。

護摩祈祷の炎

お参りしたこの時もちょうど護摩を焚いて祈祷の真っ最中でした。

金銅梵鐘

金銅梵鐘

金銅(きんづくり)梵鐘は人間国宝である香取正彦により作成された直径 1.15メートル・重量約2トンの日本最大の金の梵鐘で、1984年に完成しました。年末年始の初詣のCMで鳴らされる「ゴーン」という鐘はこちらの音ではないでしょうか。

水子地蔵尊

水子地蔵尊

1978年に落成しました。本尊は身の丈八尺余り、総金ぱく押しの仏体で日本随一といわれています。

元三大師堂

元三大師堂

第18世天台座主で比叡山延暦寺中興の祖と呼ばれる良源を祀っています。死後神格化された良源は元三大師として日本各地の寺に祀られており、特におみくじの創始者として知られています。

田中正造の墓

田中正造の墓

日本の公害第一号と呼ばれる足尾銅山鉱毒事件を告発し続け、明治天皇に直訴まで試みた田中正造の墓です。

正造の死後葬儀はこちらで行われ、遺骨は鉱毒被害地6カ所に分骨されました。ちなみに正造が明治天皇に手渡そうとした直訴状の内容は、2013年に佐野を訪れた今上天皇(現上皇)に伝えられたということです。

佐野東照宮

徳川家康の遺骸を久能山から日光に改葬する際にこの地で一泊した仏縁により、諸大名の寄進で造営されました。

唐門(重要文化財)

佐野東照宮の唐門

拝殿(重要文化財)

佐野東照宮の拝殿

本殿(重要文化財)

佐野東照宮の本殿

1823年から28年にかけて建造されたもので、保存のためなのか覆堂の中に収められています。

こぢんまりとした静かな寺院だった

TVコマーシャルの影響か佐野厄除け大師はかなり知名度のある寺院ですが、実際にお参りしてみると意外なほどこぢんまりとした静かな寺院でした。それでも本堂の中で赤々と護摩を焚いて行う祈祷は迫力があり、有難みもひとしおであるように感じます。

桐生・足利エリアは興味深い寺社も多く、また佐野ラーメンの有名店もあちこちに点在しています。訪れる際はぜひ車をご利用ください。

このブログのイチオシ記事

www.goshuinbukuro.com

「評価に値する」と思われたらワンクリックお願いします。読者登録とブックマークを頂けるともっと嬉しいです。