熊谷の妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)では直書きの御朱印を頂けます。日光東照宮を彷彿とさせる国宝「歓喜院聖天堂」で知られた寺院で、境内には様々な見どころがあります。
御朱印以外のブログはこちらから
御朱印は直書き
御朱印所

妻沼聖天山の御朱印は納経所で頂けます。こちらでは直書きの御朱印を頂けます。
受付時間
10:00~15:30(平日)9:30~16:30(土日祝)
志納金 500円
御朱印

大変ありがたい書体の御朱印を頂きました。
日光東照宮を彷彿とさせる寺院
妻沼聖天山は埼玉県熊谷市に位置する高野山真言宗の寺院で、日光東照宮を彷彿とさせる精巧な装飾が施された本殿の「歓喜院聖天堂」で知られています。
この地を本拠とした武将の斎藤別当実盛が1179年に大聖歓喜天を祀ったことを起源としており、実盛の死後は次男の実長が出家して1197年に本坊の歓喜院を開創しました。
武家政権の時代となったこともあり、妻沼聖天山は多くの有力武将から崇敬を受けます。
この地を支配した忍城(おしじょう)の歴代城主からの保護を受け、遂には最高権力者である源頼朝が参拝するまでになりました。さらに江戸時代になると徳川家康によって再興されます。しかし1670年の大火により寺は焼失してしまいました。
現在の聖天堂は1735年から44年かけて再建されたもので、三代将軍家光の手による日光東照宮大造替の約百年後の建物ということになります。日光の工事に従事した宮大工の孫弟子が多く参加したといい、そのため両者は作風が似ています。しかし日光東照宮が権力者の力を誇示するためのものであったのに対し、歓喜院聖天堂は庶民の浄財と信仰により建てられたものでした。
2003年から2011年にかけて実施された修復工事で聖天堂は創建時の姿を取り戻し、2012年には国宝に指定されています。
アクセス
交通
JR高崎線熊谷駅より朝日バス妻沼聖天前バス停下車
東武伊勢崎線太田駅より朝日バス妻沼聖天前バス停下車

太田駅と熊谷駅を結ぶバス路線の中間付近にあるようです。
地図
彫刻で有名な寺社(記事は下に続きます)
境内の見どころを徹底紹介
静かな立ち上がりで中盤・終盤もそのままで、このまま終わってしまうのかと思ったらとんでもないフィナーレが待っていた。そういった雰囲気の境内でした。
境内案内図

寺号標

貴惣門(重要文化財)

総欅造の八脚門で、1851年に完成しました。

三つの屋根の破風で構成されており、横から見ると「への字」が三つ重なっています。全国に4棟しか残っていない建築様式で、その中でも最大のものです。
参道

中門

江戸時代初期の火災で唯一焼け残ったもので、境内で最古の建物です。
仁王門

1658年の創立で1891年に台風で倒壊しましたが、1894年に再建されました。



1658年に造立された高さ3mを超える仁王像が左右で睨みを効かしています。
国宝「歓喜院聖天堂」の凄さとは

拝殿・相の殿・奥殿の三棟からなり、仏教寺院ですが神社を思わせる権現造となっていました。

元々の建物は約840年前に建てられたとされ、その後も火事などの被害で何度か再建されています。現在の建物は当代一流の職人・美術家らが参加して1735年に再建が開始され、庶民や農民の浄財により44年かかって1779年に完成したものです。江戸時代中期の貴重な文化遺構として国宝に指定されています。

重厚な拝殿の裏には極彩色の彫刻や漆塗りで装飾された絢爛豪華な本殿が隠れており、ここから先は有料拝観エリアとなっています。



日光東照宮に関わった宮大工の孫弟子が数多く参加したといわれており、全体的に両者の作風は似ています。


赤い矢印部分だけ塗装されずに残されています。日光東照宮の「逆さ柱」と同様に「建物は完成と同時に崩壊が始まる」という考えに基づいたもので、わざと未完成にしています。
熊谷駅で是非立ち寄ってもらいたいうどん屋
このブログのイチオシ記事
「評価に値する」と思われたらワンクリックお願いします。読者登録とブックマークを頂けるともっと嬉しいです。