今回は渋谷の「山下本気うどん」の鶏天タルタルぶっかけうどんをご紹介します。元吉本興業の芸人であるオモロー山下が目黒に開業した店で、以前五百羅漢寺をお参りした際に行ってみようと調べてみたのですが、その時には既に渋谷に移転していました。渋谷に用があったことから満を持して訪問しましたが、出汁とタルタルソースが混ざり合っていい感じになる何とも不思議なうどんでした。
元吉本の芸人がオープンさせた店
山下本気うどんは元吉本興業の芸人で、現在はフリーの芸能記者である山下栄緑氏が開業した讃岐うどんの人気店です。世界のナベアツ(現・桂三度)と「ジャリズム」を結成して活動していましたが、相方が桂三枝に弟子入りするとコンビを解散し、それ以降はオモロー山下に改名してピン芸人として活動します。山下本気うどんを目黒に開店したのはこの翌年です。
昨年6月に芸人引退を宣言して「女性自身」の記者となり、さらに12月には女性自身専属を離れフリーランスの記者となり、これを機にインタビューマン山下に再度改名して現在に至っているようです。
今田耕司と宮迫博之が出資し、堺正章が命名した「山下本気うどん」
オモロー山下はもともと香川出身で、1年半に200軒もの食べ歩きをするほどのうどん好きであったこともあり、代々木の「慎」で約1年修業して平成24年6月に山下本気うどんを目黒に開店します。この際には今田耕司と宮迫博之から出資を受け、また店名は堺正章が命名したといいます。
芸人を引退して芸能記者となったのと同じタイミングで株式会社ガーデンとライセンス契約を締結してその傘下に入り、昨年10月に目黒から渋谷に移転しました。
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昆布と鰹節の出汁と混ざったタルタルソースがいい感じだった
山下本気うどんは並木橋交差点に面した角に出店しています。
初めての店なのでかけや釜揚げといった基本メニューにしようかと思ったのですが、店内のメニューでは鶏天タルタルぶっかけうどんの上に「薦」というマークがあったためそのまま注文しました。
稲庭うどんのように美しく盛り付けられた麺の上に一口大のとり天がトッピングされ、さらにその上からタルタルソースがかかっています。
鶏天とタルタルソースといえば丸亀製麺の季節限定メニューである「タル鶏天ぶっかけ」をイメージしがちですが、上に乗っけた鶏天をいくつか食べないとうどんにたどり着かないというのとは随分と違っていました。
三重産と北海道産の粉をブレンドして店内で製麺したうどんは通常より少し細めで、柔らかでありながらモチモチとした食感としっかりとした弾力があり、ツルツルとした喉越しも楽しめる私好みのものでした。
昆布と鰹節がベースの醤油味の出汁はすこしさっぱりとし過ぎているように感じられましたが、鶏天にかけられたタルタルソースと妙に合っており、混ざるとコクと酸味が加わって絶妙な味わいになったのが何とも不思議です。
鶏天もジューシーで大変美味しくいただきました。
タルタルソースなしを試さなければならない
出汁にタルタルソースが混ざって美味しくなるという何とも不思議な体験をしたわけですが、それではタルタルソース抜きだとどうなるかいつか試さなければならないと感じています。
山下本気うどん
営業時間11:00~23:00(月~金)
11:00~22:00(土・日・祝)
定休日:なし
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