福岡の宇美八幡宮では直書きのご朱印を頂けます。応神天皇生誕の地とされる場所に創建された神社で、かつては参宮鉄道が引かれるほどにぎわった場所です。歴史を感じさせる境内には数多くの見どころがあります。
是非こちらもご覧ください
直書き御朱印の魅力とは
御朱印所

宇美八幡宮の御朱印は社殿向かって左手の授与所で頂けます。こちらでは直書きのご朱印を頂けます。
受付時間 9:00~17:00
初穂料 500円以上のお気持ち
御朱印

今回は通常御朱印のみ頂きました。歴史の長さを感じさせられる御朱印です。
かつては参宮鉄道まで引かれていた神社
宇美八幡宮はJR香椎線の終点である宇美駅から徒歩約5分の場所に位置する神社です。この辺りは神功皇后が三韓征伐からの帰路に応神天皇を産んだ地とされており、「産み」から「宇美」という地名になったといわれています。
御産舎の四辺に八つの幡を立てたという故事から八幡大神御降誕の聖地とされ、570年頃に神功皇后と応神天皇を祀る神社が創建されました。
出産に由来する神社で安産に関する言い伝えが数多く残っており、鎌倉時代ころから子宝・安産・子育てを守護する「子安大神」として信仰されています。
周辺にあった糟屋炭田から算出される石炭輸送と宇美八幡宮参詣客の輸送を目的として、筑前参宮鉄道(後の国鉄勝田線)が1919年5月に全線開業しています。現在は全線廃止されて西鉄のバス路線に転換されていますが、わざわざ鉄道まで引いたというところに往時の賑わいが感じられます。
アクセス
交通
JR香椎線宇美駅下車徒歩約5分
香椎線は西戸崎駅から香椎駅を経由して宇美駅まで通じる路線で、西戸崎駅からはバスで志賀海神社へ出ることができます。

今でこそ宇美駅はひっそりとした小さな駅ですが、かつては比較的大規模な駅であったといいます。これに加えて筑前参宮鉄道(国鉄勝田線)の宇美駅もあったのですから、駅周辺は相当賑わっていたことでしょう。

そんな現在でもローカル線としては運行本数が多く、しかも意外なほどの数の人が乗車していました。
地図
周辺で頂ける御朱印(記事は下に続きます)
境内の見どころ
とんでもなく歴史があるように思われる境内です。実は社殿のほとんどが明治以降の建物なのですが、そんな風にはとても感じられません。
社号標・鳥居

手前の鳥居が「昭和の鳥居」、奥の鳥居が「元禄の鳥居」と呼ばれています。
注連縄掛石

神門

1958年に建てられたもので、屋根の反りが大変に優美です。国の登録有形文化財に指定されています。
拝殿

1886年竣工の建物で、1899年と1958年に増築されました。歴史的景観に貢献する建築として国の登録有形文化財に指定されています。

福岡の神社特有の開放感のある縦長の建物に香椎宮本殿を思わせる複雑な構造の屋根が載っています。前方にせり出した向拝部分と両側面部が昭和になって増築されました。
本殿

1886年竣工の建物で、国の登録有形文化財に指定されています。屋根が前に曲線形に長く伸びて向拝となっているのは多くの福岡の神社と共通です。
聖母宮

応神天皇の母である神功皇后を祀っており、1706年に福岡藩主の黒田綱政より寄進されました。
恵比寿社

商売繁盛・開運の神としてお祀りされています。向かって右にエジプト考古学者の吉村作治氏・左にサッカー日本代表の森保一監督のサインが飾られていますが、どういう意味があるのかはよくわかりません。
子安の石


境内のあちこちに石が積み上げられていました。安産祈願が住むと積まれた石の中から一つを持ち帰り、出産後には自分の子供の名前などを書いた新しい石とともに返します。
湯蓋の森

樹齢2000年を越えると伝えられる大楠で、国指定天然記念物に指定されています。神功皇后の出産の際にこの木の下で産湯を使い、枝葉が繁って蓋のようになったと伝えられています。
衣掛の森

湯蓋の森と同じく、樹齢2000年を越えると伝えられる国指定天然記念物の大楠です。こちらには出産に際して、御衣をかけていたとされています。
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