御朱印とうどんを極めたい!!

思うところがあってブログタイトルをリニューアルしました。今後とも一層の御贔屓をお願い申し上げます。

〖日光〗中禅寺(立木観音)の見どころと本尊のエピソード

立木観音の名で知られた中禅寺では3種類の風格ある御朱印を頂けます。日光山を開いた勝道上人が刻んだという本尊には意外なエピソードがあり、境内には様々な見どころがあります。

中禅寺の御朱印

御朱印所

中禅寺の御朱印所

中禅寺の御朱印は楼門から波之利大黒天堂に向かう途中にあり、こちらで御朱印帳を預けてから各お堂をお参ります。

中禅寺の3種類の御朱印の見本

こちらでは立木観音・金剛閣・波之利大黒天の3種類の御朱印を頂くことができます。

志納金500円

御朱印

歴史を感じさせる中禅寺の立木観音の御朱印

歴史を感じさせる立木観音の御朱印です。

大変に力強い中禅寺の波之利大黒天の御朱印

大変に力強い波之利大黒天の御朱印です。

風格が感じられる中禅寺の金剛閣の御朱印

風格が感じられる金剛閣の御朱印です。

中禅寺の由緒と本尊のエピソード

中禅寺はその名の通り中禅寺湖畔に位置する日光山輪王寺の別院で、坂東三十三観音霊場の第18番札所となっています。

寺伝によれば寺の創建は784年で、日光山を開いた勝道上人が湖上に千手観音の姿を感じ、桂の木に立木のまま千手観音像を刻んだことが起源とされています。本尊が立木に刻まれていることから中禅寺は立木観音とも呼ばれており、当初は現在の二荒山神社中宮祠付近に位置していたといいます。

1902年に発生した大規模な土石流により観音堂が湖に押し流されるなど中禅寺は壊滅的被害を受けますが、幸いなことに本尊の千手観音像は3日後奇跡的に無傷のまま湖上に浮かび上がり、そこで中禅寺湖東岸に新たな観音堂を建てて再び本尊として祀りました。これにより立木観音は苦難や災事を乗り越える力を与えてくれると信仰されています。

中禅寺へのアクセス

交通

東武日光駅のバスターミナル

東武日光駅よりバスで約40分。中禅寺温泉バス停下車徒歩約25分

バス停から中禅寺への雪の積もった道

お参りしたこの日はクリスマス寒波の影響で日本海側の各地が大雪となっていた日で、中禅寺湖畔も気温が氷点下7度でした。明知平のロープウェイが運休するほどの強風が吹き荒れており、あくまでも「念のため」で持ってきた長靴が結果的に大活躍しました。

地図

境内の見どころ

中禅寺の境内から望む男体山

中禅寺立木観音は日光の象徴である男体山をちょうどいい感じで望める場所に位置しています。

楼門

中禅寺の楼門

斜め前から見た中禅寺の楼門

左右に金剛力士像が祀られています。

鐘楼

「所願成就の梵鐘」と名付けられた中禅寺の鐘楼

「所願成就の梵鐘」と名付けられています。

石護摩壇

石護摩壇

正面に本尊の不動明王坐像を祀り、石造りの鳥居と四方の石柱で囲った中央に石造りの護摩炉が据えられています。

愛染堂

愛染堂

映画『愛染かつら』のロケ地として有名になり、縁結びにご利益があるとして信仰を集めています。

波之利大黒天堂

波之利大黒天堂

波之利(なみのり)と書いて「はしり」と読みます。勝道上人は何度も男体山の登頂を試みるも果たすことができず、最後は湖上に出現した大黒天の力を借りて山頂を極め、日光開山を成就したといいます。そこで大黒天の姿を刻んで祀ったのが波之利大黒天堂です。

本堂(立木観音堂)

本堂の立木観音堂

本尊の千手観音像(重要文化財)を祀っており、中に入ると寺の方が懇切丁寧に説明してくださいました。

五大堂

本堂の背後の小高い山の中腹に位置する五大堂

本堂の背後にある小高い山の中腹部分に位置しており、本堂と渡り廊下で結ばれています。不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五大明王が祀られており、天井に描かれた大雲龍が見事です。

五大堂からの中禅寺湖の眺めは絶景とされていますが、お参りしたこの日は天候のせいかそれともコロナのせいか、湖を望む外廊下に出ることはできませんでした。

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