三重県の椿大神社(つばきおおかみやしろ)では書置きの御朱印を頂けます。社伝によれば2千年以上の歴史を持つとされる神社で、「神様に呼ばれた人しか辿り着けない」という境内には様々な見どころがあります。
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書置き御朱印の魅力とは
御朱印所

椿大神社の御朱印は社殿向かって左手の授与所にあります。

こちらでは4種類の書置き御朱印を頂けます。
受付時間 8:00~16:30
初穂料 300円
御朱印


今回は本宮と別宮の御朱印のみ頂きました。クッキリとした印象的な書体です。
オリジナル御朱印帳

椿大神社では様々なデザインのオリジナル御朱印帳を扱っています。
サイズは大小です。
価格 1200円~5000円
「神様に呼ばれた人しか辿り着けない神社」

椿大神社は鈴鹿山脈の山麓に位置しており、入道ヶ嶽山頂で暮らしていたという猿田彦大神を主祭神として祀る神社です。「伊勢国一宮」という格式の高い神社で、全国に約2,000社以上ある猿田彦大神を祀る神社の総本社とされています。
日本神話の天孫降臨の際に瓊瓊杵尊を高天原から高千穂まで先導したとされているのが猿田彦大神です。新国家建設の礎となった神としてこの地に祀るよう、紀元前3年に神託があったと社伝に記されています。仁徳天皇に「椿」を社名とするよう霊夢があったため、現在の社名となりました。

名古屋と伊勢の間で、四日市からバスで1時間山中に入った場所にある神社です。三重県内では伊勢神宮と二見興玉神社に次いで参拝者が多いそうですが、全国的に見れば知名度はそれほど高くはないと思われます。
そのせいか椿大神社は「神様に呼ばれた人しか辿り着けない神社」「何か良い方向に進んでいる人やこれからいい流れに乗って行く人が神様に呼ばれて参拝する神社」とも評されているようです。
名古屋へ行く用事があったため、せっかくだからと前乗りして台風の中お参りしました。はたして私は「神様に呼ばれた人」なのでしょうか。
アクセス
交通
近鉄四日市駅から三重交通バスにて椿大神社行き乗車。約55分

名古屋から伊勢方面はもう近鉄一択です。


椿大神社行バスは6番乗り場から発車します。
地図
三重で頂ける御朱印(記事は下に続きます)
境内の見どころ
お詣りしたこの日は台風15号が各地に甚大な被害をもたらした日です。私が椿大神社にいるまさにそのタイミングで台風が紀伊半島を横切っていたはずなのですが、どういう訳かそれほどの影響はありませんでした。
境内案内図

社号標・一之鳥居

獅子堂

聖武天皇の勅願により奉納された獅子頭が収められており、獅子舞発祥の社とされています。
手水舎


猿田彦大神を祀る神社では蛙は神の使いとされています。
二之鳥居

御船磐座


天孫降臨の際、この地に瓊瓊杵尊一行を乗せた船が到着したと伝わっています。
三之鳥居(断り乃鳥居)

江戸時代中期に神戸藩本多家により奉納されたものです。神戸藩が境内の御神木を伐採し神戸城を築いたところ完成後に一夜にして焼失してしまい、これを神威と恐れた藩主が鳥居を奉納して許しを請うたといいます。
高山土公神陵

猿田彦大神の御陵とされています。
四之鳥居

本殿

石畳の参道が伊勢神宮の正宮を思い出しました。総檜造の本殿には猿田彦大神をはじめとする三十二神が祭られており、その分だけ巨大な建物となっていました。
別宮椿岸神社


猿田彦大神の妻である天之鈿女命を主神として祀っています。芸道の祖神・鎮魂の神・夫婦円満・縁結びの神として崇敬され、神前挙式も行っています。

ちょうどこの時、社殿の内部で神楽が舞われていました。

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