酒とうどんと御朱印の日々

うどんを食べて感動するという経験をしたい方は、サンライズ瀬戸に乗って香川に行きましょう

〖高松〗手打ち麺や大島はこれまで食べてきた中で一番うまい

「手打ち麺や大島」は高松市を代表するベッドタウンの真ん中の店で、食器の片づけまで自分でやる「真のセルフ」です。麺も出汁も完璧で、私がこれまで食べ歩いてきた中で最高のうどんかもしれません。

高松市のベッドタウンのど真ん中の店

「手打ち麺や大島」は高松市の太田下町に位置するうどん店です。

ことでんの太田駅を中心とした太田上町・太田下町は元々農村だった場所がそのまま宅地化され、交通の便にも恵まれていることもあって住宅が集中し、今や高松市内でも有数のベッドタウンとなっています。

太田駅北側の踏切

私が1995年から96年にかけて住んでいたのもこの街で、太田駅のすぐ北側にあったこの場所は当時から柵がなく、近隣住民が公然とバラストの上を歩いて線路を横切る「勝手踏切」でした。現在では太田駅は瓦町以北を除く琴平線全駅で最も利用者数の多い駅となっており(瓦町以北は築港線)、この場所も踏切道・警報機・遮断機のある立派な踏切となりました。

住宅街の真ん中にある大島

このような住宅街のど真ん中にあるのが手打ち麺や大島です。

閉店する老舗の名店を引き継いだ

店主の実家は太田上町にある「おおしまうどん」で、そのため太田には「大島」を名乗るうどん店が2つあります。現在手打ち麺や大島がある場所にはかつて別の老舗うどん店がありましたが、閉店が決まったことから現在の店主が実家を出て店を引き継ぐことになり、前店主と一ヶ月一緒に働くことによりうどんの製法や出汁の取り方も受け継ぎました。

そうやって以前からの常連客を納得させ、その上で少しづつ自分の思う理想のうどんに近づけているそうです。

本当のセルフはもう一工程あった

香川県内で讃岐うどん食べ歩きをする場合、「セルフとは何ぞや?」という問題に必ずぶち当たります。

最近では「はなまるうどん」や「丸亀製麺」のシステムが全国的に一般化したようで、香川県内でもカウンターで注文すれば完成されたうどんを手渡してもらえるという店が大半です。「セルフ」といっても客が自分でやるのは天ぷらを選ぶことしかありません。しかし90年代以前に主流だった「うどん玉だけをもらって客が自分で麺を温め、ダシをかけトッピングする」という店もまだまだ残っています。

現在ではセルフと言えばここまでで、なかむらでもさか枝本店でも宮川製麺所でも上戸でも食べ終わればお盆を下膳口に出して終了です。しかし私が高松に住んでいた頃を思い出してみると、セルフの店ではこれに加えて割り箸と出汁を分別して捨て、どんぶりと皿をシンクに沈めなければなりませんでした。

この、私がすっかり忘れてしまっていた工程がまだ残っていたのが大島です。

麺も出汁も最高だった

大島の入口

店に入るとまず「何玉食べますか?」と聞かれるので、食べたいだけの数を言うとどんぶりにその数だけうどん玉を入れて渡してくれます。

うどんの湯煎をする場所

渡されたうどん玉をテボに入れて湯煎して温め、自分で出汁をかけます。

大島のかけうどん1玉

かけうどん1玉です。

うどん1玉とちくわの天ぷら

ちくわの天ぷらも取りました。麺のモチモチ・ヌメヌメ感が最高で、口に中の粘膜に吸い付いてくるような食感です。コシや弾力もちょうどよく、イリコの旨味が程よく凝縮された出汁とともに啜りこむと最高の美味さでした。

食器を片付けるシンク

食べ終わったら右端の紙袋に割り箸を捨て、残った出汁はその隣のかご、そしてどんぶりと皿はシンクの中央に沈めましょう。

これまで食べた店の中で一番うまいかも

山越や谷川米穀店、手打ち十段うどんバカ一代といった有名店は数多くの媒体で取り上げられており、ネット上で検索すれば数多くの情報にヒットします。「手打ち麺や大島」はそれらに比べるとかなり地味な店ですが、味は驚くべきものがありました。

これまで食べ歩いた讃岐うどんの店は今回の旅で40軒を超えており、その中で最も美味い店のような気がしてきました。

手打ち麺や大島

香川県高松市太田下町3013-1

087-867-2895

営業時間9:30~15:00

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◆感動的に美味かった店

www.goshuinbukuro.com

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