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柴又帝釈天の直書き御朱印の魅力と見どころを徹底紹介

柴又帝釈天として知られる題経寺では直書きの御朱印を頂けます。映画「男はつらいよ」の舞台としてあまりにも有名ですが、彫刻と水の寺院でもあります。

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直書き御朱印が復活していた

御朱印所

御朱印は帝釈堂の中で直書きで頂けます。直書きの「帝釈天」に加えて書置きもありました。

受付時間9:00~16:00

志納金500円(書置きは300円)

御朱印

柴又帝釈天の2026年2月11日付直書き御朱印

コロナ禍のほとぼりがまだ醒めていなかった2022年は書置きでしたが、直書き御朱印が復活していました。豪快な書体の御朱印です。

過去に頂いた御朱印

帝釈天の2022年8月21日付御朱印

毘沙門天の2022年8月21日付御朱印

2021年8月21日付で、この時は書置きでした。

柴又帝釈天の2017年8月6日付御朱印

コロナ前の2017年8月6日付は直書きでした。

オリジナル御朱印帳

柴又帝釈天では帝釈天堂を描いた美しいデザインのオリジナル御朱印帳を扱っています。サイズは小型のみで、紙質は良好でした。

価格2000円

帝釈天は仏教の守護神

柴又帝釈天題経寺は1629年に創建された日蓮宗の寺院です。日栄上人が葛飾柴又へ寄った際に見事な枝ぶりの松の下に霊泉が涌いており、この地に庵を開いたことが起源とされています。

帝釈天とは現在では寺の略称のようになっていますが、実際はインド最古の聖典である『リグ・ヴェーダ』に登場する軍神の名前です。世界の中心にある山の頂に住む仏教の守護神とされており、四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)を配下に持つほどの存在です。題経寺では日蓮が板に刻んだという帝釈天が本尊として祀られています。

この板本尊は開山間もないある時期に所在不明となり、1779年の本堂改修中に天井の梁の上で発見されました。その日がちょうど庚申の日であったことから、それ以降は庚申の日を縁日と定め現在に至っています。

1783年の「天明の大飢饉」の際は住職が自ら板本尊を背負って江戸の町を歩き、人々に拝ませたところ不思議な効験が続出したといいます。これにより帝釈天への信仰が拡がり、門前町が形成されました。

現在の境内が形成されたのは明治以降であり、戦災で東京の下町が焼け野原となった際も柴又周辺は奇跡的に残りました。

1969年に映画「男はつらいよ」シリーズが始まると柴又は第1作からロケ地となり、現在では完全に「寅さんの街」となっています。

アクセス

交通

京成線柴又駅徒歩約3分

寅さんとさくらの像

柴又駅の駅前には旅に出る寅さんとそれを見送るさくらの像があります。

帝釈天の参道

帝釈天の参道

帝釈天の参道は明治から昭和初期の風景を現在まで伝えており、一帯は「風景の国宝」といわれる国の「重要文化的景観」に東京で唯一選定されています。(全国で65ヶ所。関東では2か所だけ)

草団子の店

映画で車寅次郎の実家とされた草団子の店もそのままの姿でありました。

地図

下町の雰囲気を満喫できる寺社(記事は下に続きます)

www.goshuinbukuro.com

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境内の見どころ

世間では柴又帝釈天と言えば「寅さん」ですが、映画に全く興味のない私にとっては「彫刻と水」の寺院です。四天王の内で持国天と多聞天が帝釈堂、増長天と広目天が二天門に祀られており、四方から帝釈天を守護しています。

二天門

二天門

1896年に建立された総欅造の豪壮な門で、日光東照宮陽明門を模したといわれています。四天王の内の増長天と広目天を安置していることから「二天門」と呼ばれています。

屋根を支える仕組み

大きな屋根を支える仕組みが東大寺南大門のようでした。

見事な彫刻

見事な彫刻が施されています。

寺号標

寺号標

大鐘楼

大鐘楼

1955年に完成した総欅造の建物で、高さは地上15メートルです。縦に細長い構造であるにもかかわらず屋根がでかく、それだけ支えるのが大変です。

御神水

御神水

1629年に日栄上人が松の根方に霊泉の湧くのを見て庵を結んだのが帝釈天の起源といわれています。「帝釈天で産湯をつかい」というのはこちらの水のことのようです。

瑞龍の松

瑞龍の松

帝釈天創建のきっかけとなった松です。幹は上方に、大枝は北・南・西の3方に長く伸びています。

帝釈堂

帝釈堂仏教の守護神である帝釈天を独立した本尊として祀っている非常に珍しいお堂です。

拝殿と内殿

手前の拝殿は1929年、奥の内殿は1915年の建立で内殿には帝釈天の板本尊を安置し、左右に四天王のうちの持国天と多聞天(毘沙門天)を安置しています。

彫刻

彫刻

帝釈天と言えばとにかく彫刻であり、建物の至る所に何らかの彫刻が施されています。

「喜見城」と記された扁額

恐らく「喜見城」と記されていると思われます。帝釈堂は帝釈天が住むとされる須弥山喜見城の世界観を表現しています。

ガラスの壁

内殿外側には全面に浮き彫りの装飾彫刻が施されており、建物ごとガラスの壁で覆って見学者用の通路を設け、「彫刻ギャラリー」として一般公開しています。

彫刻ギャラリーと邃渓園

有料拝観エリアで必見スポットです。

彫刻ギャラリー

帝釈天の内外には数多くの彫刻が施されています。

彫刻ギャラリー

その中でも特に帝釈堂内殿の外側の十枚の彫刻は文化的な価値が高く、そのため堂廻りにあらたに回廊を巡らせてガラス張りの彫刻ギャラリーとして保存されています。大正末期から昭和初期にかけ、東京在住の10人の名師が巨大な欅の原材に刻んだ彫刻がはめこまれています。

塔供養の図

塔供養の図

釈迦が法華経を説く前触れの様子を描いたものです。

三車火宅の図

三車火宅の図

人生は燃えている家の中にいるようなもので苦しみが絶えない。そこから人々を救出するために仏が三つの車を用意しています。

慈雨等潤の図

慈雨等潤の図

風神と雷神が現れ、仏の教えという慈雨であまねく地上を潤しています。

法師修行の図

法師修行の図

修行している法師たちを励ますために仏や像に乘った普賢菩薩が現れた場面です。

多宝塔出現の図

多宝塔出現の図

多宝塔が出現して人々の法華経への信仰を褒めたたえ、それを聴いた人々が歓喜しています。

千載給仕の図

千載給仕の図

法華経についての教えを乞うために阿私仙という仙人に千年もの間給仕をし続けた釈迦の姿を描いています。

龍女成佛の図

龍女成佛の図

八歳になる龍王の娘が多くの教えを理解して成佛しようとする姿を描いています。

病即消滅の図

病即消滅の図

病に侵された人が法華経の力によって不老不死の境地に至る場面です。

常不軽菩薩受難の図・法華経功徳の図

常不軽菩薩受難の図・法華経功徳の図

迫害を受ける常不軽菩薩の姿と「渡りに船のごとく」「母親が子供を迎えに来たごとく」人々を救う法華経の力の二つを描いています。

法師守護の図

法師守護の図

法華経を学ぶ法師を天人や阿修羅が見守っています。

邃渓園

1965年につくられた池泉式庭園で、彫刻ギャラリーとセットで拝観できます。

庭園

園内への立ち入りは禁止されていますが、周囲に設けられた屋根付きの廊下から見ることができます。

御神水

回廊の途中にも御神水が湧き出していました。過去二回の御参りの際はもっと勢いよく水が流れ出していた記憶があるのですが、一体何があったのでしょうか。

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