青梅の住吉神社では直書きの御朱印を頂けます。拝殿に「猟奇的」と思えるほど細かな彫刻が施されており、「西のねこ町」らしい境内には多くの見どころがありました。
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猫の印も押された直書き御朱印
御朱印所

住吉神社の御朱印は社務所で頂けます。

こちらでは直書きの御朱印を頂けます。
受付時間9:00~17:00
初穂料 300円~500円
御朱印

印象的な書体の御朱印で、記念すべき令和八年八月八日付です。境内周辺に住み着いている猫をモデルに地元のアーティストがデザインした「猫印」が捺されています。
住吉神社の由緒
住吉神社はJR青梅駅から徒歩4分くらいの場所にある神社で、稲荷山と呼ばれる丘の上に鎮座しています。
一見するとどこにでもある普通の神社ですが、創建は1369年ということなので何と650年以上の歴史があることになります。鎌倉時代の僧である季竜元筍がこの地に延命寺を創建し、その際に故郷である摂津国の住吉明神を寺門の守護神として勧請したといいます。
江戸城築城のための資材輸送路として成木往還(後の青梅街道)が整備されるとこの地には青梅宿が置かれ、住吉神社は青梅の総鎮守となります。江戸から伸びてきた街道は鳥居の前を通っており、住吉神社は多くの人々の注目を集める存在でした。
現在まで残る拝殿は19世紀初頭に再建されたもので、狂気を感じさせるくらい細かな彫刻が全面に施されています。その姿からは神社が町の誇りであり、街道を通る旅人をアッと言わせてやろうという人々の強い意志を感じさせられました。
毎年5月2日・3日の二日間に渡って開催される青梅大祭は1513年の拝殿改修を機に始まったもので、500年以上続く祭りです。12台の絢爛豪華な山車が市内を巡行する関東屈指の山車祭礼であり、二日間で20~25万人を集める一大イベントとなっています。
アクセス
交通
JR青梅線青梅駅徒歩約4分
地図
彫刻が魅力的な神社(記事は下に続きます)
拝殿の彫刻の凄さとは
嶺御嶽神社・越谷香取神社・草加神社に続いて社殿の彫刻を目当てにお参りしました。「青梅は高原で涼しい」と勝手にイメージしていた私は酷暑でも大丈夫だろうと予想していましたが、それはとんでもない間違いでした。
社号標・一之鳥居

柱が四角い鳥居は大阪の住吉大社で見られるものであり、「住吉鳥居」と呼ばれています。都内では大変に珍しい様式のようです。
参道


参道脇に青梅大祭の模様が描かれていました。
二之鳥居

こちらも角柱の住吉鳥居です。
石段

傾斜の急な階段は77段あるようです。
手水舎


自然石をくりぬいた珍しい様式で、これだけ見てもただ者ではない様子が感じられました。
拝殿

拝殿・幣殿・本殿からなる住吉神社の社殿は1369年に建てられましたが、幣拝殿は1613年に落雷により焼失しました。現在の建物は19世紀初期に再建されたもので、超絶的に細かな彫刻が全面に施されています。こういう彫刻は普通なら本殿に施されるのですが、拝殿の装飾に用いられているのが大変に珍しいといえます。


寺社建築でよく見る虹梁部分に芯まで達するような深さの彫刻が施されており、何やら猟奇的な執念のようなものを感じました。ここまで彫ってしまうと、恐らく建材としての強度はほとんど期待できないのではないかと思ってしまいます。


壁という壁、そして屋根と軒を支える組物にまで彫刻が施されていました。
本殿

1613年の落雷でも燃えずに残ったようです。
境内を彩る猫アート
青梅はかつて街なかを猫が闊歩していたといいます。現在ではあまり見かけなくなりましたが、その代わりに昭和レトロと猫アートをあちこちで楽しめるようになっています。
現在では谷中を「東のねこ町」と呼ぶのに対し、青梅は「西のねこ町」と呼ばれているそうです。





青梅宿アートフェスティバル「石に猫の絵を描いて命を吹き込んじゃおう」という企画に集まった作品が裏参道の石段脇に並べられていました。
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