「讃岐うどん いそや」は八王子のど真ん中に位置する讃岐うどんの人気店です。宇高連絡船の甲板で食べたうどんに感動したという店主がオープンさせた店で、独特なモッチリ感のある麺とイリコの風味を抑えたすっきりとしただしを楽しむことができました。よくよく調べてみると八王子はうどんの名店が多いようで、隠れた激戦区と言ってもいいようです。
八王子にはうどんの名店が数多く存在している
「讃岐うどん いそや」は讃岐うどんの人気店で、八王子駅前から伸びる桑並木通りと東京西部の大動脈である国道20号線が交差する「八王子駅入口」交差点の近くに位置しています。JR八王子駅から徒歩約5分で、地理的にはどうかは知りませんが、感覚的にはまぎれもなく八王子のど真ん中にあるというような店です。
JR八王子駅は中央線や横浜線、八高線が交差するターミナル駅で、町田在住の私は何かと利用することが多いのですが、単なる電車の乗り換えという場合がほとんどで、街中に出ることはほとんどありません。何となく「八王子ラーメンの街」という程度のイメージしかなかったのですが、よくよく調べてみるとうどんの名店がいくつも存在する隠れた激戦区で、その中でも特にいそやが有名なようです。
そのため聖蹟桜ヶ丘の実家から自宅に戻る際、少々遠回りして立ち寄ってみました。
宇高連絡船のうどんに感動した店主がオープンさせた店
いそやの店主はかつて存在した宇高連絡船の甲板にあったうどんコーナーでそのうまさに感動し、高松に到着するとすぐに駅構内の立ち食いうどん屋に並んだといいます。その後うどんが常に身近にあるという環境で育った店主は讃岐うどんを東京でも手軽に食べてほしいという思いを抱き、それが昂じて八王子にいそやを出店させました。(今や伝説となった宇高連絡船のうどんは私も少年時代に食べたことがありますが、「四国に向かう」あるいは「四国から離れる」船の甲板で海を見ながら食べるという「状況」による補正が大きかったように思います。)
日曜のお昼時を少し過ぎていたのですが、店内は満席で外で少々待つこととなりました。
いりこ・かつお・こんぶで丁寧にとった天然だしが売りのようです。
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モッチリ感のある麺とすっきりとしただしが最高
いそやの店内はコの字型のカウンターのみで全15席となっていました。店の隅には椅子が重ねておかれており、調べてみるともともとは20席あった店であるようです。これもまたソーシャルディスタンスなのでしょう。
うどんを注文すると天ぷらのプレートが目の前に出され、そこから好きなものを選びます。(何を取ったか、精算の際に自己申告します。)
かけうどんの大です。
麺はコシともノビともエッジとも全く違う独特なモッチリ感があり、イリコの風味を抑えたすっきりとしただしとよく合っていました。東京の讃岐うどん店はどこもイリコの風味が強いのですが、思い返してみるとかつて半年だけ生活した高松で食べまくったうどんはだしにはそれほどインパクトはなかったようであり、むしろこれこそが本当の讃岐の味なのかなと思います。
半熟卵との相性も抜群でした。
これまで素通りするばかりであった八王子にうどんの名店があることを完全に見落としていたようです。今後各地を訪れる際、事前の情報収集をより念入りにやらなくてはなりません。
「讃岐うどん いそや」
営業時間
11:00~14:00 17:30~21:00(平日)
11:00~15:00 17:30~21:00(土日祝)
定休日:月曜日
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