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〖球磨焼酎〗特吟六調子は味も香りも甘酸っぱかった

今回は球磨焼酎の特吟六調子をご紹介します。百年近い歴史を持つ蔵元でこだわりの製法により造られた焼酎で、味も香りも甘酸っぱいという驚きの体験となりました。

地名を冠することを世界的に認められたブランド

球磨焼酎は熊本県南部の人吉・球磨地域で作られており、スコッチやコニャックのようにブランド名に「球磨」という地名を使うことをWTO(世界貿易機関)から認められた日本に四つしかない焼酎の一つです。(球磨以外は壱岐・琉球・薩摩の三つ)

そのため国税庁により厳格な定義が定められており、「原料として米を使う」「球磨郡または人吉市の地下水を使用する」「球磨郡または人吉市で蒸留する」という3点を全て守ったものだけが球磨焼酎を名乗ることができます。

熊本県南部は稲作が盛んであった上に地下水に恵まれており、その一方で気温が高く日本酒造りには向いていなかったことから、500年以上前から焼酎造りが盛んにおこなわれてきました。

独特な香りと濃醇な味わいを生み出す常圧蒸留

六調子を製造・販売している六調子酒造は大正12年創業の百年近い歴史を持つ蔵元で、特に常圧蒸留の貯蔵熟成に力を入れていることで知られています。

水の沸点は100℃でアルコールの沸点は78℃であるため、この沸点の差を利用して度数の高いアルコールを取り出すのが蒸留です。このとき気圧が下がると水やアルコールの沸点は下がるため、蒸留器の中の気圧を下げて40℃~50℃くらいで蒸留するというのが減圧蒸留です。

加熱による化学変化が発生しないためもろみに含まれる香りや味の成分をそのまま取り出すことが可能で、穏やかで軽快な味わいが特徴です。

一方通常の気圧で蒸留するのが常圧蒸留で、もろみを高温で沸騰させることにより沸点の高い成分や熱による化学変化で発生した成分などが発生し、それにより独特な香りと濃醇な味わいを生み出します。

味もラベルも箱も工夫されていた

徳吟六調子

11年熟成のラベル

特吟六調子は六調子酒造の商品の中でもグレードが高く、二次仕込みの際に黄麹を使用することにより甘味を出す工夫がなされており、また11年という長期にわたって貯蔵・熟成することで調和のとれた味となるよう造られています。

芹沢桂介デザインの箱

またラベルと箱は染色工芸において人間国宝の芹沢桂介のデザインです。


 

味も香りも甘酸っぱかった

特吟六調子はこれまで飲んできた焼酎やウィスキーのどれとも全く違う味と香りでした。

ストレート

ストレート

まず香りが独得でした。古くなった日本酒のような酸っぱさを伴っていて、これは慣れていないと面食らいます。

味の点でも酸味に加えてほのかな甘みとほんのりとした香ばしさがあり、35度という焼酎にしては高めの度数ということもあってかなり強めの味でした。

ロック

ロック

氷を入れて冷やすことにより酸味と甘みがより引き立ちました。

トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)

トワイスアップ

香りも味もほんのりとした甘酸っぱさになりました。

ハーフロック(1対1で氷を入れた水割り)

ハーフロック

一気にスッキリとした味になりました。酸味・甘み・香ばしさをそれぞれ少しづつ取り揃えたというような味わいです。

お湯割り

お湯割り

湯呑にまずお湯を注ぎ、そこに六調子を加えます。熱が加わったことにより酸味・甘み・香ばしさが全て混然一体となりましたが、他の飲み方に比べると甘みが強いように感じました。


 

★最後までお読みいただきありがとうございます。

 未成年の飲酒は法律で禁止されています。健康のため飲み過ぎに注意しましょう。

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